ローファー
ローファーとは靴紐が無く、紐を結ぶ必要のない靴で主に革で作られることが多い。
loafer(怠け者) の語源の通り気楽に脱いだり履いたりできるのが特徴です。1920年代英国王室や貴族階級向けに造られた室内靴(スリッポン)が、利便性と高いデザイン性から幾つかのモデルチェンジを施され、外履き用として人気を博しました。
スニーカーやサンダルほどラフではなく、紐付きの革靴ほどかっちりもしていない絶妙な雰囲気も人気の理由かと思います。
紐が無いので革の弾力を利用して足にフィットさせる構造から、革の伸びや靴底の沈みを考慮し小さめのサイズを選んで履き慣らす選び方が多いと言われています。
ローファーの中でも種類があり、甲の部分サドルの切れ込み部分に1セント(ペニー)挟んで履くのが当時のアメリカで流行った事から「ペニー・ローファー」、甲部分に房がついた「タッセル・ローファー」、
馬具の形をもした金具が付いている「ビット・ローファー」等が挙げられます。
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