172センチ60キロでサイズは「44」で丁度良いサイズです。インナーがシャツ程度であればこのサイズで問題ありません。中に厚着する想定でしたら「46」にして袖丈詰めます。ハリのあるコットンのウェポン生地を日本のテーラード工場で立体的な仕立てに。実際に着てみて確認出来ましたが、前作よりも肩周りの丸みがレベルアップしてます。アップデートという言葉に相応しい修正。コットンの場合、ウールと違ってアイロンワークで形を作りづらい事もあり生産上、立体的な仕立てが難しいという事実もあります。本格的なテーラードジャケットでコットン製が少ないのも納得の理由。ウールの紺ブレよりもコットンの紺ブレが圧倒的に少ないのはそういう理由もあるようです。コットンであるが故に年間通して着易いというのはかなりポイント高いですよねっ！そして何よりもサイズバランスが絶妙。昔のままではなく、程よくモダンでコスプレにならないのがこの紺ブレの最大の良さ。あえてラフに着て、可動域に入るシワ感を楽しむ。デニムのように着込んで自分の体に沿うように育てていく。着れば着る程自分の体に馴染んで柔らかくなっていく。まさにデニムのような楽しみ方。そして自分の体に馴染みきった頃には絶対に手放せない一着になっています。経年変化も楽しめる育てる紺ブレ。こんなの他にありませんよね？

170センチ68キロやや肩幅広めの私の体型でサイズ選びは48で丁度良いサイズです。46サイズでも着れなくはないのですが、中にシャツ1枚だけ着て羽織ると肩に若干ストレスを感じました。なので多少ゆとりのあるサイズ感ではありますが、ある程度中に着込んで羽織ることを想定したサイズ選びで考えるとやはり48が丁度良いサイズです。ボタン、縫製、生地、そしてサイズ感ととにかく拘り抜いた1着。ビジネス使用だけではなくアメリカントラッド、アイビースタイルといった普段使いとしてもカジュアルに取り入れて頂ける紺ブレ。服好きな大人の男なら持っておきたい1着ですね。