【BARNSTORMER バーンストーマー】完全別注第二弾! “BARRY Tropical Wool バリートロピカルウール” 先行予約開始
2025.3.4
こんにちはこんばんは。鈴木です。
大変お待たせいたしました。
本日は当店別注のパンツ「バリー」の新素材「トロピカルウール」の詳細をご案内させて頂きます。
昨年の6月に発売したバーンストーマー別注のパンツ「BARRY バリー」。
お蔭様で大変好評で追加生産。
現在は「ストーン」は完売、「カーキ」も完売間近(Mのみ数本)。
このバリーの初回別注のチノツイル生地に関しては次は新色を作りたいと考えていますが、思ったよりも生地の色バリエーションが少なくてどうしたもんかと悩み中。
現在「ストーン」と「カーキ」に関しては商品ページから「再入荷のお知らせ」を登録できるようにしました。
皆様からの再入荷の要望が多ければ再度追加生産させて頂きます!
メールアドレスを登録するだけの簡単なモノですのでお気軽にどうぞ。
新色に関しては何かご要望あれば是非お聞かせくださいませ。
では本題へ。
バリーに関しては私の個人的な想いが強く、色々と書きたい事やお伝えしたい事が山ほどございます。
昨年の6月にチノツイルのバリーをご紹介した時よりも長くなってしまいそうでして・・・。
既にご存じの方も沢山いらっしゃるのと、その辺りの細かい説明を必要とされない方もいらっしゃると思います。
先に穿いた画像とオンラインストアの先行予約ページへのリンクをご用意しました。
まずは予約して確保が先という方は是非。
こちら。
【先行予約受付中】”BARRY” WOOL TROPICAL TROUSER – GREY 33,000円(税込)
172センチ60キロで「M」を着用
基本的にはツイルのバリーと同じサイズをお選び頂ければ問題ございません。実寸値はツイルよりも若干大きいのですが穿いた感覚、シルエットは同じ位です。理由は後程詳しくご説明させて頂きます。
スタイリッシュ過ぎず、鈍くさ過ぎない、安定の「いなたい」シルエット。
私、「S」サイズでも穿けなくはないですが少しタイトなサイズ感。多少のゆとりは欲しいので私は「M」。
感覚的には29インチが無理なく普通に穿ける方であれば「S」でいけると思います。普段30~31インチ弱位の方で「M」な感じですかね。トロピカルウールはコットンのチノツイルと違い、生地に伸びがないのであまりビタビタのジャストはオススメできません。サイズ選びのご参考まで。
もう一色が、
【先行予約受付中】 “BARRY” WOOL TROPICAL TROUSER – BROWN 33,000円(税込)
172センチ60キロで「M」を着用
巷では見かける事も少ないであろうブラウンのトロピカルウール。これがメチャクチャ良い色なんですよっ。グレーは別のを持っているしなって方には特におすすめの色ですね。
今回は比べて頂けるように前述のグレーは「シングル」、ブラウンは「ダブル」で裾上げ。一般的には「シングル」がフォーマル寄りで「ダブル」がカジュアル向け。ですが、シングルをカジュアルに穿いても良いと思いますし、逆も然り。
個人的な好みだけで言えばやっぱり「ダブル」なんですけどね。
という訳でバリーの新作トロピカルウールは「グレー」と「ブラウン」の2色展開予定。
さて、バリーのトロピカルウールの印象は如何でしょうか?
私自身コットンのチノツイルの「バリー」も相当気に入っていて最高なんですが、こちらのウールトロピカルもかなり良いです。
価格は33,000円(税込)。サイズは「S」から「XXL」までの5サイズご用意しておりまます。
本日からオンラインストアでも先行予約を開始しましたので遠方の方も是非。
店頭でも引き続き先行予約受付中。店頭ではSからXXLまでフルサイズで穿き比べが可能です。
試着してサイズ確定後にご予約頂けますので是非。商品のお渡しは13日木曜日以降になります。
オンラインストアでご予約いただいたお客様は3月13日木曜日から順次発送手配をさせて頂きます。
ご予約は下記からどうぞ。
【BARNSTORMER バーンストーマー】完全別注第二弾!”BARRY Tropical Wool バリートロピカルウール”←クリック or タップ
それではここからはバリートロピカルについての詳細、別注に至った経緯や拘ったポイントなどをご紹介させてくださいっ!!
まずは【ディテール】。
1アウトプリーツ(タック)でボタン部分は持ち出し仕様。
穿き心地も安定の天狗仕様にジップフライ。テーラー仕様のライニング。
後ろポケットは左はフラップ付き。右はフラップなしの仕様。この方が右側のポケットにバンダナやハンカチ入れやすいですよね。ココは実用性を重視。基本的な仕様はチノのバリーと同じです。
裾はフラシ(未処理)仕様。お好みの裾の仕上げで穿いて頂けます。
生地はバーンストーマーさん春夏の定番モデルに使われているトロピカルウールを使わせて頂きました。
このトロピカルウールにしてよかったと実感しています。トロピカルウールも種類は沢山あるので他にも選択肢はありましたからね。
何故かと言いますと前作のコットンツイルからトロピカルウールに生地を変更するのにあたっての型紙修正が非常にスムーズだったから。後程サイズ感と合わせて詳しくご説明します。
ここからはバリーを別注するにあたって目指したイメージや雰囲気について。
2024年6月にツイルのバリーを紹介した時と重複する内容も多くございますので予めご了承下さい。
この「BARRY バリー」ですが、
テーラー仕立ての英国ルーツなドレストラウザーズのイメージとかといえばそうではなく、合理化の国で直線的に簡素化されていった大量生産のアメリカンスラックスとの中間位なイメージ。
ウェストバンドの内側やライニング部分などテーラーによる丁寧な手仕事的ディテールもまだ残っていてドレスとカジュアルの間なイメージ。
そのカジュアル感を演出する上での象徴的なディテールが「プリーツ(タック)」。
しかも「アウトプリーツ」である事が重要だという私なりの解釈。
もっとガチガチの正統派に作るのであれば「インプリーツ」、アイビーど真ん中にするのであれば「フラットフロント(ノープリーツ)」にするところを敢えてこのディテールに。
これによってバーンストーマーさんのテーラーメイドな中身と作りは踏襲しながら、よりカジュアルな見た目にしています。
個人の感覚やイメージ、自身が過ごしてきた時代による体験の部分も大きいとは思うのですが私なりにこんなイメージ、雰囲気を目指して別注しました。
シルエットはどうかと言いますと、
太すぎず、細すぎずの絶妙な塩梅。
スタイリッシュになり過ぎず、
鈍くさ過ぎる事もない。
キレイ目過ぎる事もなく、
カジュアル過ぎる事もない。
バリーを作るにあたって目指したものはジャケパンスタイルで仕事でも使えて、休みの日はTシャツやスウェット、スニーカーやサンダルでもカッコよく穿けるモノ。
イタリアブランドが作るようなスタイリッシュで艶っぽい感じではなく、イギリスのテーラー文化から派生したいかにもドレスでフォーマルなカタイ印象でもなく。
かと言えば、簡素なディテールとズドーンとしたシルエットで直線的な近年のアメリカンなスラックスでもなく。
うまーくそれぞれの良いところをミックスしたシルエットや雰囲気を目指しました。
ジャケットやシャツを合わせてキレイな雰囲気でも着れるけれど、Tシャツやスウェットでも成立するモノ。
イメージしたのはそんな感じ。
チノツイルの時は何度もサンプルを作って頂いて修正を繰り返しました。
ただ、今回のトロピカルウールに関してはシルエットは1stサンプルで一発オッケー。
その一番の要因は「生地」。
バーンストーマーさんが定番的に使っているトロピカルウールを使った事が功を奏しました。
モンロウさん(バーンストーマー代表)自身が「ツイル」から「トロピカルウール」に生地を変更した場合に型紙を縦横にどれ位修正したらいいのかを十分に理解していたから。
これに関してはホントに有難かった。
この「バリー」は私なりにシルエットにかなり拘ったので生地が変わった事により別のシルエットになってしまっては意味がなくなってしまいます。パンツはミリ単位で全然違うものになってしまいますからね。
その点、バーンストーマーさんが普段から使っているトロピカルウールを使った事によって型紙修正のハードル、シルエットが変わってしまう懸念が限りなく低く抑えられました。
実際に2ndサンプルを依頼する時に修正したのはホントに細かいディテールのみ。
これがこの生地を選んで正解だった理由。
で、ここからはサイズ感について。
既にバリーのチノツイルをお持ちの方も多いと思いますが、結果から申し上げますとお選び頂くサイズはチノのバリーと同じサイズで大丈夫です。
ただ、実寸値を確認頂くとウールトロピカルの方がチノツイルよりも少し大きい(特にウェスト)んです。
でも穿いてみると同じ位のサイズに感じます。
これは生地に伸びが出る「コットンの綾織り生地(チノツイル)」と伸びが出ない「ウールの平織り生地(ウールトロピカル)」の感じ方の違いです。
穿いた時の感じ方、感覚の問題なのですが不思議とそう感じるんです。
ウールトロピカルの方がウェストサイズが大きいはずなのに穿いてみるとチノと同じぐらいに感じる。
これを見越してチノツイル用の型紙からウールトロピカル用に型紙のサイズ調整がされています。
そもそもコットンツイルのバリーは納品前に洗いをかけて生地が縮んだ状態でそのサイズ、シルエットになるように計算され尽くした型紙。
ウールトロピカルのバリーは未洗いの状態で同じシルエットになるように、且つ生地の違いによるサイズの感じ方も考慮しての型紙調整。
結果的に実寸を測るとチノと数値上の相違はあるのですが、穿いてみるとあら不思議。
同じサイズ感、シルエットに見える訳です。
この細かい修正や調整に関してはメーカー側のプロフェショナルな仕事を実感しましたね。
次は「トロピカルウール」を選んだ理由について。
今回は「春夏に快適に穿けるパンツ」というコンセプトでの生地選びでした。
コットンでも薄手のポプリンやシアサッカー、コードレーンなどの夏向け生地の選択肢がある中で何故ウールなのか。
一番はウールの持つ特性。
ウールは寒い時期に着るものでしょ?って思われている方も少なくないと思います。
実はこのトロピカルウールという生地は通気性が良く、涼しく快適。
生地感もサラッとしていて吸湿性にも優れています(コットンの2倍、ポリエステルの4倍とも)。
しかもウールの繊維自体が「抗菌・消臭」の効果も持っている天然の機能素材。
そう、実は下手なコットンよりもサラッとして快適なんです。
これで「ウール」というワードからイメージする「暑いんじゃないか?」という疑問や懸念は払拭して頂けたかと。
トロピカルウールのパンツというだけで敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、実は凄く良いんですよっ!
実際に真夏になってしまえば、コットンだろうがウールだろうが何穿いても暑いですからね。
それよりも少し手前の適度な暑さで是非体感して頂きたいなと。
あとはバリーに限らずウールトロピカルのパンツって思っているよりも快適だという事実を皆様に広く知って頂きたかったのもあります。
これが今回トロピカルウールを選択した理由。
一点、トロピカルウールのデメリットと言えば「洗濯の手間」ですかね。
クリーニングに出して頂くのがベターです。
ご自宅で洗えなくもないですがオススメはしません。
少し生地の風合いが変わってしまうのと若干の縮みの可能性。
どうしても自宅で洗いたいという方は多少余裕のあるサイズをお選び頂き、ネットに入れて中性洗剤で洗濯機の弱水流、シワを伸ばして陰干し。
ご自宅で洗濯する前提であれば一度洗ってからの裾上げがオススメです。
縮む可能性も考慮しての事です。ご自宅で洗われる方は自己責任でお願いしますね。
この「バリー」の良さは流行に左右されない(されづらいの方が正しいかも)事。
このパンツを作るにあたってベースにしたのは自身が所有するUSブランドのチノトラウザーズ(チノパン)。
不思議な事にそのチノは毎年、毎シーズン穿きたくなる。
1-2年でパンツの好みが変わる自分が毎シーズン穿くパンツというのが不思議でして。
恐らく色々な意味でバランスが良いんでしょうね。
流行や自身の好みの変化に左右されづらい絶妙なバランスのパンツだったんだなと。
私は「パンツ」こそがメンズファッションの要だと思っています。
今まで沢山のパンツを穿いては穿かなくなってを繰り返してきました。
そんな中でここまで長い年月飽きずに嫌にならずに穿いたパンツって後にも先にもこれしかないなって思いまして(リーバイス501以外)。
ただ、同じモノはもう買えない。そして似たモノは見つからない。
そうなったら作るしかないなってずっと考えていました。
ただ、どこで作っても良い訳ではないんですよね。パンツは特に難しいですからね。
作りたいパンツの雰囲気やニュアンスを共有できて、クオリティー的にも納得いくものが作れるブランドじゃないと。
この「雰囲気やニュアンスを共有できる」っていう所が凄くハードル高い。
その感覚的な部分を会話の中で共有できる、それを信頼できる方かどうかが肝になります。
それができないと何回やり直してもイメージするものは上がってこない。
関係性も重要なポイントになります。これは過去の経験から間違いのない事実。
以上がバーンストーマーのモンロウさんに「バリー」を作ってもらった経緯。
誤解を恐れずに言えば自分が欲しいから作ったのが「バリー」。
恐らくどのお店のバイヤーさんも一緒だと思うんですよねっ。
こんなモノが欲しいんだけど、どこを探しても見つからない。
どうしても自分が欲しい、着たい、穿きたいから作ってしまえっみたいな。
こういう理由で作る別注が一番気合いが入りますし、純粋に「好きだから」という気持ちでお客様にご提案できる。
自分が本気で好きじゃないモノ、気に入っていないモノなんてお客様にオススメできませんっ。
やっぱり自分が気に入っているモノをオススメしたいっ!!!
いくら仕事だからと言って自分が気に入っていないモノを「コレ、いいですよっ!」なんて言える程、器用な人間ではございませんし。。。
ちなみに自身が所有していて別注のベースにしたアメリカブランドのチノは「BARRY BRICKEN バリーブリッケン」のモノ。
リスペクトを込めて別注のモデル名を「BARRY バリー」にさせて頂きました。
これだけは別注の話を持っていく最初の段階で決めてました!
恐らく洋服好きな方であれば「バリー」って聞いただけでピンときてたでしょうけどね。
お蔭様でこの「バリー」は自分自身もチノツイルを2色買い、お客様からも大変好評で2色買いの方も多かったですね~。
驚いたのは3本目、4本目の方もいらっしゃった事。これはホントに嬉しかったですね。
リアルに「オン」でも「オフ」でも穿けるから凄く気に入っているという有難いお声も頂いたり。
ホント洋服屋冥利に尽きます。
さてさて、今回の「トロピカルウール」はどうなりますかね~。
今から楽しみです。
勿論、私は2色買いっす。
もう一点、最初にチノツイルでバリーを別注した時に実現した私の夢の話。
このウェストバンド部分の紙のフラッシャー。
アメリカのクラシック系パンツ専業ブランドには必ずと言っていい位ついている紙のフラッシャー。
最初にバリーの別注の打ち合わせをしにバーンストーマーさんのオフィスに行った時にダメ元で打診してみました。
「こんな感じのアメリカンチノなイメージの紙のフラッシャーが付けたいっす!」って。
そしたら「やりましょうっ」と言って頂けまして・・・。
タイミングも良かったみたいですけどねっ。
海外向けの卸売りにも力を入れているバーンストーマーさんに海外の卸先のお店からも同じ要望があったらしく。
今後、海外向けに生産する製品に付けようかと考えていた矢先の話だったのでトントン拍子に話が進みまして。
これが付いているだけでもアメリカのパンツブランドのような雰囲気に見えますよねっ???
バリーを別注をする上で私の中で非常に重要なポイントだっただけに凄く嬉しくてですね~。
そんな経緯もあり、最初に購入させて頂いた「バリー」の紙のフラッシャーは記念に保管してあります(笑)。
そんな経緯と想いで作ってもらった別注パンツ「BARRY バリー」。
奇(く)しくも私自身が欲しいパンツを別注という形で作っていただいたのですが、結果的にバーンストーマーさんのインラインモデルには存在しないシルエット、ディテールになりました。
定番のノープリーツや2プリーツよりも太くて、マッカーサー2よりも細い。ホント中間位な。
これであればバーンストーマーファンの皆様、同ブランドの定番モデルやその他のインラインモデルを沢山お持ちの方でもお楽しみいただけるのではないかと。
ここまでが「バリー」を別注するに至った経緯と開発秘話(大袈裟?)。
それではここからはこのバリートロピカルに何を合わせるかという私なりのご提案を。
少しゆったり目なフィット感のシャツに合わせて。これ位のトップスの着丈、身幅でも耐えれる位の「ワタリ幅」と「シルエット」である事を意識しました。
あまり腰回りとワタリが細すぎると最近のトップスとのバランスが悪くなってしまいますからね。
やり過ぎない程度に今の気分でも穿けるという事も意識はしています。
タックアウトだけでなくタックインも。
アメトラなオックスフォードのBDシャツをインしても抜群のバランスですし、
最近の感覚でいえば少し細身?のシャツでも。
私がドハマリ中のサファリシャツも、
今シーズンのEGの中でも個人的イチ推しのキューバシャツにも。
スウェットや、
ラグビーシャツ、
個人的にオススメのロンTなど。
カジュアルにカットソーで合わせてもイイ感じなんです。
夏を見越しての半袖シャツにもばっちり!
暑くなったら「Tシャツ」でも。
個人的には古着のTシャツ、もしくは古着っぽい雰囲気のTシャツにトロピカルウールのパンツを合わせるのがオススメ、というか自分的には好き。
Tシャツ、カットソーをパンツにインした時の見え方、バランスも重要視しました。
この時に重要なのが「股上の深さ」。股上が浅すぎてもダメですし、深すぎるとクラシックすぎますし。結構イイ塩梅かと。シルエットも細すぎるとスタイリッシュ過ぎますし、あまりズドーンとし過ぎるとラギッド過ぎて体型や人を選びますし。
最近のサイズ感のアウターにも対応できちゃいます。トップスが少しゆったり目でもバランスが取りやすいんですっ!
ショートレングスのブルゾンや、
Gジャン、
ワーク、ミリタリーなミドル丈のジャケットでもバランス問わず。
絶賛予約受付中のエンパイア&サンズのHBTシャツジャケット(3月末で予約受付終了予定)とは最高の相性。
ウィリス&ガイガーのサファリシャツや、
ハンティングジャケットにも。
きちんと見せたい時にはタイドアップでも問題なし。
少しボトムにボリュームが必要なイマドキダブルの紺ブレにも。
最近のジャケットのサイズバランス、着丈にも耐えれるぐらいの腰回りのボリューム感とワタリ、裾幅になっています。
以上のように今回のトロピカルウールも幅広いスタイルに使いやすい絶妙なバランス感で仕上がったと思っています。
ウールトロピカルのパンツって全体的にもう少し細めでドレッシーな雰囲気のモノが多いのですが、割とカジュアルにも穿きやすい雰囲気にできたかと。
どこかに1点、ないしは2点カジュアルなアイテムを放り込めばガチガチなビジネス感やキレイ過ぎる印象になる事もありません。
イマドキ過ぎず、クラシック過ぎず。
細すぎず、太すぎず。
スタイリッシュ過ぎず、鈍くさ過ぎず。
いい意味での「いなたさ」を残した現代のアメリカンタイプのパンツにできたのかなと自負しております。
最後に裾上げについて。
納品時は裾上げはされていません。未処理(フラシ)の状態です。
着用するには必ず裾上げが必要になります。
購入いただくお客様に一つ余分な手間(裾上げ)をお掛けする事になってしまいますが何卒ご了承下さいませ。
様々な体型のお客様にお好きな仕様、長さにして頂きたかったのでこの選択になりました。
こちらが「シングル」。
こちらが「ダブル」。
実際の裾幅は全く同じなんですが、正面から見た時はダブルの方が裾幅が気持ち細く見えます。ダブル部分の重みでパンツのラインがストンとキレイに落ちます。
丈をどれ位の長さにするか、どんな靴を合わせるかでも変わってきますのでご参考まで。
オンラインに先駆けて店頭では2月23日の日曜日から予約受付をスタートしました。
現在、店頭では「S」から「XXL」までの5サイズがフルサイズでご試着頂けます。
現時点ではやはりグレーが優勢。見慣れてますし、イメージしやすいですからね。
トロピカルウールのブラウンってだけで恐らく現物を見た事もない上にイメージしづらいでしょうし。
ただ、凄くイイ色ですよっブラウンも。
冒頭でもお伝えしましたが、本日からオンラインでの先行予約をスタート。
オンラインで先行予約をして頂いた方は13日木曜日から順次発送手配をさせて頂きます。
一般販売は3月15日土曜日から開始予定。
勿論、店頭では引き続き先行予約受付中!
お近くの方は是非店頭へ。
数に限りがございますので早期に予約受付を終了する可能性もございます。
お早目にどうぞ~。
オンラインの予約ページは下記からご覧ください。
【BARNSTORMER バーンストーマー】完全別注第二弾!”BARRY Tropical Wool バリートロピカルウール”←クリック or タップ
メールやお電話でのご予約も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。お気軽にお問合せ下さい。
長いブログを最後までお読み頂きホントに有難うございました。見た目は地味ですが穿いてみると凄く良いのが「バリー」。是非お試しください。
鈴木
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