【INDIVIDUALIZED SHIRTS インディビジュアライズドシャツ】続・どっぷりとハマったプルオーバー沼「長袖プルオーバーボタンダウンシャツ」
2023.5.6
こんにちは。シャツ好き鈴木です。
プルオーバーシャツ好きの皆様大変お待たせしましたっ!
本来であれば今回のご紹介の前にマドラスチェックのプルオーバーが2色納品される予定だったのですが・・・。
まさかの生地不良によるキャンセル。
滅茶苦茶楽しみにしていただけに泣くに泣けない状況でしたがこればっかりは仕方ない。
来年の春夏にご期待下さい。こんな事があるなら来春夏は色数多めにオーダーしちゃおうかなって思っちゃったり。。。
そんな訳で当店ではお馴染みのアメリカのシャツブランド「インディビジュアライズドシャツ」への別注シリーズ。
2023年春夏の別注第4弾。
第一弾「タブカラー」、第二弾「丸襟ボタンダウン」、第三弾「長袖マドラスチェックプルオーバーボタンダウン(前述の通り、生地不良によりキャンセル)」。
そして今回の第四弾。
毎年激推しの「長袖プルオーバー」別注です。
では本題へ。まずはご存じない方の為にブランドの詳細を。
INDIVIDUALIZED SHIRTS / インディビジュアライズドシャツ
アメリカニュージャージー州の小さな町パースアンボイで1961年にカスタムメイドの専門ファクトリーとして創業。 アメリカにおける紳士服の歴史はヨーロッパからの移民による仕立て屋(テーラー)のもの作りから始まり、 のちに既製服として大量生産される時代に変わっていきました。歴史の中で忘れ去られてきた仕立て屋が作るシャツ、 一人ひとりのために仕立てた最高の着心地のシャツ・・・インディビジュアライズド シャツの原点は仕立て屋が作る 本物のシャツを提供することでした。 そして、現在でもカスタムメイドシャツの分野ではアメリカでの国内シェアNO.1を誇っており、バーグドルフグッド マンやサックスフィフスアベニューなど、全米の高級紳士服専門店のカスタムシャツを手掛け、顧客リストの中には 歴代大統領やハリウッドスター、スポーツ選手などのセレブリティーが名を連ねています。
とても良きシャツブランド。細巻のシングルニードル縫製、昔のテーラード(仕立てる)時代を彷彿とさせる曲線を多用した立体的なシルエット。
ブルックスブラザーズのカスタムオーダー部門のシャツを手掛けていたという事からもクオリティはお墨付き。
そして変わらずのUSメイド。インポート好きな皆様には堪らない背景。ホント、魅力的なシャツ。
それでは早速。
ピンポイントオックスフォードのイエロー 32,450円(税込)
今シーズン(23年春夏)はどうしてもカラーオックス、特にイエローがやりたかったのでこの色の展開は即決でした。気分的にも明るめの色が着たいというのもありますし、中でもオックスフォードの黄色は凄く気になっていた色でして。ベーシックなカラーとも合わせやすいので皆様にもオススメしやすい。オックスフォード生地特有の丸く柔らかいトーンなので普段はあまり「色モノ」を着ない方にもオススメ!
ピンポイントオックスフォードをセレクトした理由は袖捲れば夏でも着れるギリな厚さという事で。ケンブリッジやレガッタになるともう少し厚手なので夏に着るにはもう少し気合いが必要になります。
ピンポイントオックスフォードのグレー 32,450円(税込)
もう一色はベーシックだけど白じゃない色、という事であえてのグレー。ブルーは?という声もあると思いますがベーシックすぎるので却下。グレーのオックスフォードってベーシックだけど意外と展開していない色かなと。イチオシのイエローを展開するにあたってもう一色はベーシック系にしようと考えたのですが、白、ブルーは面白くないので選択肢としてグレーが良いかと。ボトムの色も選ばないですし、使いやすい色ですよっ!
ウチのインディビの春夏オーダーとしては皆様もご期待通りの恒例のヤツ。
写真を見て頂ければお分かりだと思いますが「長袖のプルオーバーボタンダウン」。
最近は春夏だけでは物足りず、秋冬でもプルオーバー仕様で別注オーダーをする位「長袖プルオーバー仕様」を激推し中です!
毎シーズン似た様な内容でお伝えしてしまいますがカッコイイんすよっ、プルオーバーって。
着てみます。
172センチ60キロでサイズ「14H」を着用。
なんすかね、このプルオーバーにしか出せない独特の空気感。
圧倒的にフルオープンのシャツよりも雰囲気があってカッコイイ。
特に春夏シーズンにシャツ一枚で着用するタイミングには最高の一枚。
長袖フルオープンのシャツ単体のスタイリングだと「普通」。シャツ単体でもプルオーバーになるだけでシャレた雰囲気になるから不思議。
ある意味、ズルいシャツとも言えます。
コレ一枚で雰囲気出せちゃうんですから。
夏でも長袖シャツを袖捲って着る方であれば尚更、プルオーバーが絶対的にオススメです。【着用パンツ】リゾルト/714
今の時代、シャツの裾をパンツにインしない方が多いですよね?
プルオーバーの方がシャツの裾を出して着た時のシルエットや見え方がカッコイイと思うんです。
なのに何故市場にはプルオーバーのシャツが少ないのか不思議で仕方ないです。
それぐらい着た時のかっこよさといったらプルオーバーの圧勝だと思うんですけどね~~。
「プルオーバー愛」が溢れちゃいます。【着用パンツ】ワーカーズ/リネンパンツ
パンツにインした時の雰囲気もイイんですよ~。
プルオーバーの身幅の広さだとパンツに裾をインした時のウェスト周りのもたつき具合が気になりますよね?
如何ですか?ウェスト周りも全然ルーズな感じはしないですよね?それもそのはず。実はこのシャツ、ウェスト部分に絞りが入っています。
フルボタン想定の5番目・6番目のボタンの中間位置で胸囲に対してぐるりで約10センチ程度(平置きだと約5センチ)絞りが入っています。
そのため、パンツにインしてもウェスト周りのモタツキが軽減。でも胸周りはゆとりのある抜群の着心地に!
結果、パンツにインしようがしまいがどちらでもカッコよく着て頂けますっ!【着用パンツ】ディーシーホワイト/超男前トラウザー
スタイリングで言えば、長袖プルオーバーにショーツの組み合わせって最高にかっこよくないっすか?
このプルオーバー特有の短い前立てとその下部分のボタンがない辺りの雰囲気がイイんですよ。
ここはフルオープンでは絶対に出せない雰囲気。
この独特のバランスがクセになっちゃうんですっ!
ベースにしているクラシックフィットはプルオーバーにした時のサイズバランスも絶妙!
夏でもTシャツ一枚で着る事に抵抗ある方には特にオススメ!
不思議とスタイルも良く見える長袖プルオーバーシャツとショーツの組み合わせ。最強です!!【着用ショーツ】フェルコ/ブッシュショーツ
イマドキなショーツは少し丈が長めのバランスが多いですよね。
その辺りのショーツとのバランスもばっちり。
「柄ショーツ」とも合わせやすいですよっ。
こんな感じで夏っぽいリネン素材のショーツとも相性抜群です。
一般的なオックスフォードよりも少し薄手のピンポイントオックスのシャツだからこそ。
軽めの素材感でリネンなどの夏素材とよく合います。
ショーツにシャツの裾をインするスタイリングもご提案させて下さいっ!
これも半袖よりも長袖、フルオープンよりもプルオーバーの方が雰囲気出ます!裾をショーツにインしても「前立て」部分が途中までしかないプルオーバー独特のデザインが要(かなめ)。
シャツをインした時のウェスト周りの処理の仕方(「こなし」というかブラウジング)を少し工夫して頂くとベストかと。
少しウェスト周りのシャツをルーズな雰囲気でたるませて頂くのがオススメ。
ぴっちりとインするよりも少しゆとりを持たせてルーズな雰囲気でインした方が雰囲気出ます(ショーツに限らずですが)。【着用ショーツ】ディーシーホワイト/パッチマドラスショーツ
更に言えば、長袖のプルオーバーシャツは春夏以外はインナーとしても使えます。
パンツにインしてジャケットにタイドアップだって出来ちゃいます。
こうやって着れば、プルオーバーだろうがフルオープンだろうが関係ないですし。凄く「プルオーバー」を無駄遣いしている気もしますが・・・。
そう考えると「フルオープン」よりも「プルオーバー」の方が万能だと思う訳です。
「フルオープン」に「プルオーバー」の代わりは務まらないけど、「プルオーバー」は「フルオープン」の代わりにもなり得る。
極端かもしれませんが、それほどプルオーバーが最高だと思っておりまして・・・。
特に「長袖プルオーバー」は季節も選ばない(夏でも袖捲って着る想定)のでこれ以上のシャツはないでしょっ!
【着用パンツ】リーバイス/501 私物
ただですね~、前述の通り長袖プルオーバーのシャツを探しても全然見つからないって経験ありませんか??
意外と市場には長袖プルオーバーが少なく。あっても半袖が圧倒的。
でもやっぱり長袖がよくて。
かつ、ブランドの背景がしっかりしていて、所有欲さえも満たしてくれる。
そんな長袖プルオーバーシャツが欲しいっ!
ってなると必然的にインディビに別注っていう図式になるんですよね。【着用パンツ】エンパイアアンドサンズ/ピケパン←近日再入荷予定
何せこの「インディビジュアライズドシャツ」、本来はカスタムオーダーのシャツファクトリー。
その為、ディテールやサイズなど細かくカスタムオーダーができるのも魅力(お店のオーダーの場合はある程度の数量が必要)。
インディビはアメリカ本国では既成のシャツは存在しません。アメリカ本国ではカスタムオーダーオンリー。
そう考えると既成品のインディビジュアライズドシャツが買える日本って幸せです。
【着用パンツ】古着/軍パン 私物
本日は着用画像のバリエーションを交えつつ、私なりに「長袖プルオーバーシャツ」の魅力をお伝えさせていただきました。
以上が毎シーズン、アメリカのインディビジュアライズドシャツに「長袖プルオーバー仕様」で別注している理由です。
一度ハマってしまうと抜け出せない「プルオーバー沼」。皆様も一緒に如何でしょうか?
既に私と同じ沼にハマってしまった皆様、今回もお見逃しなく!
オンラインは下記からどうぞ。
【インディビジュアライズドシャツ】続・どっぷりとハマったプルオーバー沼「長袖プルオーバーボタンダウンシャツ」←クリック or タップ
メールやお電話での通販も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。
お気軽にお問合せ下さい。
最後にプチ告知。
今年も【インディビジュアライズドシャツ】のカスタムオーダートランクショー開催しますっ!
自分好みのサイズ、生地、ディテールでシャツを作れる夢のようなイベント。
以前「2年に1回の開催になった」とお伝えしていましたが、輸入代理店様が「絶対ではない」との事でしたので昨年に続き今年も開催。
6月15日から20日までの開催予定です。
自分の欲しいシャツが市場にない方、既成のサイズにハマらない体型の方には是非オススメしたいイベント。
「過去のあの別注買い逃したっ」という方も生地次第では同じスペックでオーダー可能です。お気軽にお問い合わせください。
後日、改めてイベント告知いたします。気になる方は今からスケジュール空けておいてくださいねっ!アポイントも随時受付中!
鈴木
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