【EAST HARBOUR SURPLUS イーストハーバーサープラス】反則レベルの絶品生地のシャツジャケット&パンツ
2023.3.18
こんにちは。鈴木です。
16日発売の雑誌「2nd セカンド」の表紙を飾り、雑誌中で特集まで組まれているD.C.WHITEの「The KHAKI」。
当店でのイベントは先週末までの予定だったのですが、ブランドのディレクターの石原さんの厚意で今週末までイベントを延期して頂けました。
詳細は下記で。
2023.3.4 予約受付スタート!【D.C.WHITE ディーシーホワイト】ファッションとして楽しむスーツ 「The KHAKI」←クリック or タップ
まだ予約は間に合います。気になる方は是非。
先週、下記ブログにてご紹介して大反響の「超男前パンツ」もがっつり追加しましたが、メーカーの在庫がなくなってしまった色、サイズもございます。
2023.3.11 【D.C.WHITE ディーシーホワイト】超男前!コットンギャバジンのアメリカントラウザーズ←クリック or タップ
マヂクソかっこいいパンツなのでお見逃しなく!私も毎日穿きたい気持ちをグッと抑えて1日おきに穿いてます。
それでは本題へ。
イチオシブランド「EAST HARBOUR SURPLUS イーストハーバーサープラス」が遅れに遅れてようやく入荷!
例年2月初旬から中旬には入荷しているので今シーズンは若干遅れております。
毎シーズン、ヤバイのをぶっこんでくるブランドなんですが23年春夏は生地が反則級の「激ヤバ」なヤツを厳選してピックアップ。
展示会で完全に生地にヤラれてしまい。他の生地を使っているモデルが物足りなく感じてしまって。
ブランドの世界感を見せるという意味ではよろしくないバイイングかもしれません。ええ、この生地のせいです。
そんな訳でいつもよりも展開する型数は少な目。膨大なトータルコレクションの中で気に入った生地を使っていた「3型」のみをセレクト。
ご安心ください。その分、奥行き(1型の在庫量)はしっかりとご用意しました。
まだまだ知らない方が多いブランド(少し取り扱い店舗増えたみたいですが・・・)だと思うのでブランド紹介もご一読下さい。
EAST HARBOUR SURPLUS – イーストハーバーサープラス
「MILITARY UNIFORM」「HARBOUR」をコンセプトとして掲げ、クオリティの高い素材と生産背景に拘ったメンズウェアブランド「EAST HARBOUR SURPLUS(イースト ハーバーサープラス)」。50年代~60年代のクラシックなメンズウェアを背景にした物作りは厳選されたイタリアの工場で行われ、使用する素材もイタリアや日本の上質な物を使用。単純に製品の完成度だけではなく、魅せ方まで含めてレベルの高い物作りをしている要注目のブランドです。2020年秋冬から日本に代理店ができて国内本格上陸。
取り扱いを始めて早8年目突入のイタリアのブランド。少しだけブランドについて書かせてください。
アメリカモノのイメージが強い当店において異質?と思われる方も多いかもしれません。
ヨーロッパモノでも取り扱っているのは昔からある専業系ブランド(バブアー、ジョンスメドレー、ジャミーソンズ、ウィリアムロッキー、デンツなど)が多いですしね。
確かにコレクション系のヨーロッパブランドはないかも。
こちらのブランド、なんとなくイメージされるイタリアブランドのギラついた感じや艶っぽさは一切ありません。
むしろ、男っぽくクラシックで無骨な雰囲気を醸し出すブランド。
ワーク、ミリタリー、スポーツなどの旧き良きメンズウェアを背景にしたモノ作りをしているので確実に皆様もお好きではないかと。
デザイナーは韓国人のハン・テミン氏、生産に携わるのはイタリアにいるパートナーのファブリツィオ氏。
両名がブランドを舵取り。アレンジ力の高さ、全体の雰囲気出しや「こなし」が非常に上手い。
毎シーズン、コレクションを見ていて思うのは本当にジャンル問わず「洋服」が好きなんだろうな~って。
欧米問わずワークやミリタリーなどのユニフォームをベースに上手いアレンジでブランドの世界観を表現。
そうかと思えばナポリのサルトでスーツを作ったりもする。この感覚が大好き!
欧米インポートブランドへの憧憬や巧みなアレンジ力(オリジナルではない分)は我々日本人に近い感覚なのかな?
と、個人的には思っています。
デザイナーさんの想いというか表現しているモノって凄く感覚的に近いものを感じちゃうんですよね。アジア人的な感覚?なんですかね。
そして何よりもイタリアに自社工場を持っているというのも強みの一つ。
これ、単純にモノのクオリティー、プライスに跳ね返ってくるのでブランドとして相当なメリットなんです。
同列のイタリア系ブランド(この雰囲気、他ブランドであるかな?)と比べてワンマークは安いのも納得の背景。
簡単にブランドのご紹介をしました。読んで頂いてお分かりだと思いますが滅茶苦茶オススメなんです。。。
前置きが長くなりましたが冒頭の通り、今シーズンは「3型」のみを厳選してセレクト。
自分の中での及第点が「80」だとしても今回は「100」だと思ったモノしかバイイングしませんでした。それもこれも「生地」のせい。
まずはこちら「PEABODY」。
172センチ60キロでサイズは「44」を着用
見覚えのある方もいらっしゃるかと。
昨年の春夏で展開していたモデルの生地違い。昨年はコットンギャバジンとリネンの2素材展開でした。
あまりに好評で即完売したリネンの雰囲気を踏襲したのが今シーズンのコットンリネンモデル。
何故かモデル名は変わっておりましたが。昨年は「SANTA FE」。今年は「PEABODY」。生地が変わったから?
コットンとリネンのイイトコドリな一枚。リネンの風合い、雰囲気を保ちつつコットンの取り扱い易さも。
とにかく生地がカッコイイ。この辺はやっぱりイタリアブランドならではの上手さだと実感。
デザインはイギリス軍のブッシュジャケットベース。エポレットとウェストベルトが排除されてよりシンプルな仕上がりに。
テーラード文化の国の軍モノなので本来はもっと構築的なシルエット。それを絶妙なアレンジと素材の柔らかさで着易くしている印象。
軍モノ由来の無骨さを残しつつ、リネン特有のざっくりとした生地の風合いと柔らかさ。無茶苦茶カッコイイっす。
コレはホントに凄くオススメ。3型の中でも群を抜いてます。
デザイン的にも流行り廃りとは無縁ですし、夏でもTシャツやポロシャツの上に袖捲って着ると凄くカッコイイ。
大人として夏でもこんなシャツジャケットを着て余裕を持って楽しみたいもんです。
着用イメージはこちら。
凄くいい雰囲気ですよね。ヤベェやつです。
いわゆるサファリジャケットなイメージなのでその手のスタイリングもばっちりハマります。
シャツでもカットソーでも、パンツでもショーツでも。同系色コーデでもビビッドな色モノ合わせでも。
色や生地の風合いがあらゆるスタイルを許容してくれます。
私、この手の軽アウター(シャツジャケット)はフロントボタン全開で着る事多いんですが、このジャケットはボタンを閉めた様もカッコイイ。
フロントボタンの数が多いのでボタンを留める数や位置でバランスを変化させて楽しむ事が出来ます。
お次も非常にカッコよろしいこちら「HADLEY」。
172センチ60キロでサイズは「46(44が完売の為)」を着用
これは特に生地が反則。リネンコットン混紡なんですがベージュ部分が「リネン」、ターコイズ(水色)、白部分が「コットン」。
ザラッとした凹凸のあるリネン特有の風合いの「ベージュ部分」に対して、スムースで凹凸感のないコットンの「水色、白部分」の対比による生地の風合いがカッコ良すぎる。
生地の組成の違いに加え、洗い加工が施される事によってリネンとコットンの縮率の違いで生地に凹凸感が表れて凄くいい表情になっています。
そしてこの色のコンビネーションも最高。ベージュに水色と白。そしてその配分のバランス。
全面ストライプだと少し使いづらい印象がありますがこのストライプのバランスであれば着易いですし。
何よりも心惹かれたのはこのシャツジャケット、元ネタはイタリアのプリズナーシャツ(囚人服)。
洒落過ぎ。
そして私はこの襟のデザイン、形にヤラレました。
この小襟加減と絶妙なカーブ。堪らんす。
前述の英国軍モチーフの「PEABODY」と同じく夏でもTシャツやポロシャツの上に袖捲ってざっくり着たいですね。。
クソかっけーす。
着用イメージはこちら。
ここまでは「44」を着用。
ここからは「46」を着用。
最後はパンツの「ESSEX」。
172センチ60キロで「44」を着用
シルエット、雰囲気共にヤバくないですか?
こちらは「PEABODY」と同じ生地。コットンリネンのすこぶるカッコイイ生地。
フロント2プリーツで腰回り、腿周りはゆとりあるシルエット。裾に向かってキレイにテーパードした得意のシルエットです。
パンツのシルエットの素晴らしさ、美しさで言えばやはりイタリアブランドって凄いんですよね。別格だと思います。
もはや文化の違いといっても過言ではないかと。
そんな秀逸なシルエットに激ヤバの生地を載せたらかっこよくない訳がない。
そんでもって「ウェストベルト」の内側のこの生地っっっ。こういうトコっ!!
全方位死角なしです。
夏にショーツを穿かない方には特にオススメ。シルエット、生地共に快適に夏を過ごせますよっ!
一応、PEABODYと同生地なのでセットアップ的にも着れます。
セットアップで着る想定でバイイングはしていませんが、セットアップ好きな方は是非。
パンツの着用イメージはこちら。
パンツは私が想像していた以上の存在感、相当なポテンシャルを秘めてました。
トップスは潔くシンプルにまとめた方が圧倒的にカッコイイ。
様々な重ね着をあれやこれやと試みたのですが・・・。結果、シンプルなトップスに勝るものはなかったのでそんなスタイリング中心に。
Tシャツ一枚でも十分すぎるカッコよさを提供してくれる存在感。
コレは相当活躍してくれそうです。
という訳で展示会であまりの生地のカッコよさにあてられ、その他のアイテムが物足りなく感じた結果、3型のみのバイイングになった23春夏の「イーストハーバーサープラス」。
たまにはこんな事もあります。
3型全て、相当カッコイイのでご満足いただけるのではないかと。。。
オンラインには既に掲載されています。下記からどうぞ。
【PEABODY】コットンリネンの生地感が最高の英国軍モノモチーフのジャケット←クリック or タップ
【HADLEY】秀逸なカラーコンビネーションと風合いが最高なリネンコットンストライプのプリズナーシャツ←クリック or タップ
【ESSEX】2プリーツの絶品テーパードシルエットのコットンリネンパンツ←クリック or タップ
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次シーズン、23年秋冬のイーストハーバーサープラスは全体的なコレクションとしてのカッコよさをメインに考えてバイイングしたのでもう少し型数多めにご覧いただけます。半年近く先ですがそちらもご期待くださいませ!
鈴木
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