1型2役、いやむしろ3役も演出してくれるシャツ WORKERS(ワーカーズ)
2022.11.16サッカー好きの皆様、いよいよですね。
カタールW杯開幕まであと4日。
そして丁度来週23日には絶対に負けられないドイツとの初戦が行われます。
厳しい戦いになるのは十分わかっています。
ですが、ここで勝たないとおそらく決勝トーナメントに進む可能性は相当難しくなります。
必ずやってくれると私は信じてますよ!
キックオフは日本時間の22時。
想像するだけでワクワク、ドキドキです。
朝晩の気温は随分と冷え込んできましたが、昼間はというとまだちょっと暖かさを感じますね。
朝晩と変わらず色々と重ね着してお洒落を愉しむにはもう少し先ですかね泣
とにかく気ままに待ちましょうかね。
では、今回私からオススメしたいアイテムがこちら。
岡山を拠点にヴィンテージなどの古着からヒントを得て、ワーク、トラッド、ミリタリーといったアイテムを中心に生産するメンズウェアメーカーWORKERS(ワーカーズ)。
膨大な古着のアーカイブと、豊富な知識を持つWORKERSの代表は、実際の古着を細かく研究し、その製品が作られていたメーカーや背景、歴史、資料に至るまで調べ上げ、製品づくりのヒントにしてモノづくりに取り組んでいる探究心から生まれる本物志向への拘り。
そのクオリティーの高さとユニークさから、J.CREWやINVENTORYをはじめ海外ブランドからも注目を集めている国内メーカー。
モノ作りに対する姿勢に惚れ込み、2019秋冬から取り扱いをスタートさせたWORKERS。22秋冬でオーダーした最後のデリバリーが先日ようやく到着しました。
ということで、今回は最後のデリバリーで届いたアイテムの中から私が惚れ込んだオススメのアイテムをご紹介させていただきます。
それがこちら。
FLANNEL OUTDOOR SHIRT – RED BUFFALO CHECK
半年以上前の話。次の22秋冬のオーダーをどうするか、メーカーから送られてきたルックブックを見ながら話し合いをしている最中、個人的にどうしてもオーダーして欲しいと頼み込んだのが、実は今回ご紹介するこのチェック柄のカジュアルシャツ2型。
実際展示会へ行って実物を見たわけではないんですけどね。ルックブックでこのシャツを見て、生地の雰囲気、生地感、色合い、ディテールの拘りに惚れ込んでしまいオーダーして欲しいとお願いしたんです。たまにはこういう裏話も面白いかと思いましてね笑
ちなみにこのシャツの元ネタはウールリッチのヴィンテージウールシャツ。それをウール地ではなく8オンスという薄すぎず地厚手すぎない絶妙な生地感のコットンフランネル地を採用して仕立てたのがこのアウトドアシャツ。
また一見ワークシャツのように見えるんですが、微妙に仕様を変えている為、商品名はアウトドアシャツとしています。なんかもうこの段階でワーカーズらしいモノづくりへの拘りが感じられるのは私だけでしょうかね笑
「ディテール」
襟型はスッキリとした仕上がり。左右の胸部分にやや大きめのサイズ感の角型フラップポケットを装備。フラップ裏はボタンホールのすっぽ抜け防止のために厚み軽減のコットンサテンを採用。織りが粗いコットンフランネルは長く着るとボタンホールがすっぽ抜けて壊れがち。それを防ぐには芯を中に貼ったりするのですが、それも風合いが固くなるとよろしくない。そこで、フラップ裏に織り目の細かいコットンサテンを使う事で、芯の代わりをさせています。なので袖口・台襟・フラップ・前立てとホール部分はすべて裏にコットンサテン地を使用。
またアウターらしさを演出するため、開け閉めしやすい通常のシャツより大きめのボタン仕様に。両サイドの裾部分は脇マチ始末。表地では厚みがありすぎ、かつ織りも粗くて強度が出ないのでコットンサテンの別布使いを採用。ワーク、アウトドアウェアにはよく似合う肩・袖ぐりは巻縫い仕様。背面は厚手の生地でヨークをつけると肩先が厚みがありすぎる為、ワークシャツとは仕様が違うヨーク無しの仕様。
一目見ただけではけしてわからない、むしろ気づかない細かなところまで拘り抜いた完成度は流石の一言ですね。
「サイズ感」
で、気になるサイズ感は身幅、アームホールは適度にゆとりのあるシルエット。肩幅のつくりはやや広め。着丈は私の身長でお尻がやや隠れるぐらいのバランス。袖丈は長すぎず短すぎない丁度良い長さです。
170センチ68キロやや肩幅広めの私の体型でサイズ選びは15サイズで適度にゆとりのある個人的には丁度良いサイズ感です。このサイズであればシャツとしての用途は勿論のこと、シャツアウターとしても使えますし、ニットやスウェット地カーディガンのインナー使いとしてもそこまで嵩張らず袖を通すことできるまさに1型3役もの着回しを可能にした1着。
ですが、1型3役も演出できる理由はこのサイズ感だからではないんです。この8オンスほどのコットンフランネル生地、生地の風合い、厚みが出すぎる部分を薄くしたりと細部の仕様を微調整、工夫してつくられているからこそインナーに地厚めのスウェットを着ても上から羽織れますし、ジャケットの上から羽織ってもストレスなく着れるんです。
だけど、見た目は当然フィルソンのクルーザージャケットのようなガチッとしたアウターらしさはないし、なんならシャツっぽさもあまり感じない仕上がりだからこそ1型3役もの演出が可能なんだと私は思いますね。
「私のオススメスタイリング」
シャツとしても、シャツアウターとしても、インナー使いとしても、とにかく何通りものスタイリングで愉しんで頂けるのはやっぱりこのシャツの魅力。それに着込んでいくことで生地は柔らかく風合いは良くなっていきますからね、経年変化も期待できるとあって好きな方にはポイント高いですね。
だけど何度もお話していますが、これだけ拘ったつくりで、これだけ着回しが良くてですよ、この値段は正直ありえないですよ。今年に入ってからの為替の変動、輸送コスト、原材料の高騰を考えるともうお分かりですよね。
1型3役のオススメシャツ、是非気になりましたら確認してみてください。
今回ご紹介させて頂いた商品につきましてはオンラインに掲載されていますので、是非ご興味ありましたら確認してみてください。
フランネル アウトドアシャツ 日本製 バッファローチェック ←クリック or タップ
フランネル アウトドアシャツ 日本製 ブラック ←クリック or タップ
それでは皆様のご来店、オンラインのご利用お待ちしております。
kawabata
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