【エンジニアドガーメンツ – ENGINEERED GARMENTS】ショールカラー(ヘチマ襟)ジャケット
2021.8.8
こんにちは。鈴木です。
またまた「エンジニアドガーメンツ」登場です。
本日は「SHAWL COLLAR JACKET – ショールカラージャケット」をご紹介。
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1999年NYでスタート。NEPENTHES AMERICA INC.代表の鈴木大器がデザイナーを務める。クラシックテーラリング、スポーツウェア、ワークウェア、アウトドアウェア、ミリタリーユニフォーム などを基軸に、自身の概念と感性、創造性による服作りを実現しており、2004 年イタリア・フィレンツェにて開催される合同展示会「PITTI UOMO」に出展以降評価を高め、世界各国で取り扱われている。2008年には CFDA ベストニューメンズウェアデザイナー賞を受賞。日本人初の CFDA メンバーとしてエ ントリーされている。また現在では、自身のコレクションに加え、各メーカーと制作するコラボレーションアイテムも毎シーズン話題を呼んでいます。
本日ご紹介の「SHAWL COLLAR JACKET – ショールカラージャケット」、当店では2素材、3色の展開でございます。
まずはデニム。
SHAWL COLLAR JACKET 10oz BROKEN DENIM – INDIGO 39,600円
で、こちらが「コットンダブルクロス」の2色。オリーブと、
SHAWL COLLAR JACKET COTTON DOUBLE CLOTH – OLIVE 44,000円
ブラック。
SHAWL COLLAR JACKET COTTON DOUBLE CLOTH – BLACK 44,000円
どれも使い勝手がよく重宝しそうな生地と色です。
それではディテールのご紹介を。
マリンなイメージを持たれる方も多いショールカラー(ヘチマ襟)デザイン。それもそのはずルーツは1940年から50年位のアメリカ海軍(USネイビー)の甲板作業用のユニフォーム。第一ボタンまで留めればVゾーンは狭めなので可愛らしい印象はあまりないかと。
一番上のボタンを外すと少し大き目のショールカラーのデザインを楽しめます。スタイリングの雰囲気や気分によってボタンの留め方で楽しむ事も出来そうです。
襟を立ててチンストラップを留めるとこんな感じ。甲板で寒い時にはこのように防寒したんだろうなって想像できます。カワイイ襟型の印象があるかもしれませんが実際は海の漢(おとこ)が作業するときに着ていた服だと思うと印象が変わってきますね。もしくはイカツイ男がカワイイ印象の襟を着た時の「ギャップ萌え」がいいんでしょうか?
左胸にパッチポケットが一つ。見た目普通のポケットですが横からもアクセスできる仕様になっております。
こんな感じ。少し深さもあるのでスマホ入れても落ちないかも。素直に真上から入れる所に入れた方がいいでしょうけどね・・・。オリジナルのUSネイビーのジャケットには胸ポケットがないはずなのでこれはブランド(EG)のアレンジですね。
袖口はボタンで幅を調整可能なシンプルな仕様。これだとボタンを開ければ袖捲りもしやすい仕様ですね。オリジナルは確か筒袖でボタン等はなかったはず。胸ポケットも含めこの辺りのアレンジはエンジニアドガーメンツならではという事になります。着易い、使い易いのでありがたいアレンジです。
表から見ただけでは分からない部分ですがポケット口の裏側には全て別布で補強が施されています。負荷がかかる部分なだけにしっかりと考えられています。
前身頃左胸には内ポケットも付属。前述のポケット口裏側の補強布ですが、実は表から見るとステッチのみが分かるようになっています。
後ろ身頃のパッチポケット。ここのポケット口にも裏側の補強布のステッチが出ているのが分かりますでしょうか?このステッチが着込んで洗濯を繰り返す事によって少し縮み、表生地にシワが寄り立体感のある表情になります。こういう少しの生地の凹凸による立体感が洋服の雰囲気、印象を決定づける大事な部分になります。本当にステッチ一本あるかないかだけで全体の雰囲気に与える影響は絶大です。それぐらい細かい部分までデザイナーさんは気を配っているという事ですね。感服します。
先々週のブログにてベッドフォードジャケットを紹介した時にも説明したチェンジボタン。
裏の金具で取り外し可能。当時は洗濯時にボタンで生地を傷めないように外して洗濯されてたそうです。デザインとしてもポイントになっています。
店頭で接客させて頂いてお客様からの反応で多いのが「ショールカラーって使いづらそう・・・」や前述の通り「襟が丸いからカワイイ印象になりそう・・・」といった声。
基本的にはカバーオールの延長上にあるものであり、ルーツは海の男の為の作業着だと思っていただければ気負う必要はございません。
普通にシャツの上にカバーオール感覚で着て頂けます。
ボタンを上まで閉じる着方もオススメです。首元がポイントになります。
少しスタイリングに変化を与えるのであれば間にベストを挟んだり、
カジュアルのタイドアップスタイルにも。
ジャケットの上にコートに感覚で着ていただくのもオススメ。アームホールにゆとりのある作りなのでこういう重ね着にも対応可能。
首元にネッカチーフ(スカーフ)のスタイリングもショールカラーとの相性は抜群!
「海の男イメージ」でこんな感じは如何でしょう?
いつものスタイルにプラスして頂くだけで従来とは違った印象になるのがショールカラーのオススメポイント。
合わせるアイテムはいつもと一緒でいいので手軽に普段とは違った印象を楽しめます。
パンツも細めからボリュームのあるシルエットまで何にでも合わせやすいのもイイんですよ~。
皆様の思うショールカラーのイメージよりも圧倒的に使い易いですよ。
アームホールが広く、腕回りがゆったりしているので重ね着にも対応可。ジャケットの上にも着れちゃいます。
そこまで寒くなければジャケットの上にコート代わりに着てしまえば冬までの防寒アウターとしても使えちゃいます。
この手のコットンの一重アウターはなんだかんだで一番使い勝手がいいです。
私(172センチ60キロ)で「XXS」サイズ
川端(170センチ68キロ)で「XS」サイズ
大西(176センチ69キロ)で「S」サイズです。
ご参考にしていただければ幸いです。
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来週は待望の「EAST HARBOUR SURPLUS イーストハーバーサープラス」をご紹介できるかと。順調にいけば今週中旬には届く予定(遅れる可能性もあり)。時期的な事もあるので来週はイーストハーバーのパンツとキャップ辺りからご紹介しようかと考えてます。お楽しみに!気になる方はお早目にお問い合わせ、もしくはご来店下さい。
鈴木
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