音楽と映画とファッションとオタク。
2016.11.21
ずっと考えておりました。
私のストロングポイントは何のかを。
結果、守備範囲の広い趣味とそのオタク度。
と、いう訳で、私の好きな音楽・映画からファッションを
お伝えできたらと思い先週に引き続き、そんなブログです。
先週はレザージャケットをご紹介致しましたので、
その対であろうモッズコートをご紹介。
このブログはあくまで音楽と映画とファッションです。
詳しいディティールをご覧になりたい方は下記リンクから、
過去のFidelityのブログをご覧ください。
■過去のブログはコチラ
■FIDELITY (フィデリティ) 24oz MODS HOOD COAT/HALF LINING / 2colors
商品ページはコチラ
——————————————————
私の大好きなパンクよりも、もう少し前の時代。
イギリスでは若者に支持されていたロッカーズという
スタイルがありました。
ロッカーズはリーゼントに革ジャン、革パン、
単気筒バイクにワッペン。
(プレスリーに影響を受けたスタイル)
カフェレーサーとも呼ばれたとか。
ロッカーズ↓ (これはこれでカッコイイ)
ロック=不良の音楽として、
それまでロッカーズみたいなコテコテ攻撃的スタイルが
流行だったのを細身で気の利いた服装に加えて、
当時は人種的なこともあって黒人しか聴かなかった
ソウルミュージックを人種の境を超えて愛聴し始めた、
そんな既成概念に囚われないスマートな連中がモッズ。
モッズとは簡単に言えば音楽やファッションをベースとした
ライフスタイルやムーブメントのこと。
こんな感じ↓
思い思いにデコレーションしたスクーター。
ベスパ、ランブレッタが主流。
正しい踊り方。
ヘアースタイルからスーツにデザートブーツ、
モッズには必須アイテムが多い。
今見ても彼等のファッションはカッコイイ。
細身のスーツにミリタリーコート。
コートを羽織った理由が、
「スーツがスクーターの排気で汚れちまうから」、
かっけー鼻血でた。
ポロシャツの様なそれまでテニスするボンボンが
着るスポーツウェアを「体にフィットしてかっけえ」
みたいな理由で着ちゃう、なんでもアリ感も堪らない。
で、そのコートがモッズコート。
モッズが着ていたコート=モッズコート。
単純明快。
スーツ等にお金をかけていた彼等はコートが買えず、
当時英国軍の支給品で、安く手に入るミリタリーコート
M-51を着たのが始まりなんだとか。
個人的にだし、どうなのか分からないけれど、
どっかのレインボーブリッジ封鎖できない人は何か違う。
こちらは1964年5月18日、ブライトン海岸において
モッズは対立していたロッカーズと乱闘事件を起こし、
最終的には暴動までに発展した有名な事件。
お互いのスタイルの違いから起きた抗争という異例な事件は、
スタイルウォーと呼ばれました。
で、それが映画化されたのが「さらば青春の光」。
モッズ映画で言ったらコレ。
正直そんなに面白い映画ではありませんが、
登場人物のファッションを見ているだけでも楽しいですよ。
その後、モッズは流行の主流となり、ロッカーズは廃れていきます。
モッズは70年代にネオモッズムーブメントなどで返り咲くけど、
いつのまにか消え現在に至るそうで。
で、現代日本ではそのモッズコートという単語のみ
一人歩きして語られていたりするわけですね。
余談ですが、全英で起こったムーブメントだけに、
ハマった著名人も少なくありません。
代表的なのはデビッド・ボウイ、オジーオズボーンなど。
現在からはとても想像できない。
知らない方の為に現在??の彼等↓
モッズムーブメントの代表的バンドだったザ・フーの
メンバーたちはいずれも「モッズではなかった」と
後のインタビューで答えています。
どうでもいいけど、
数々の伝説を持つ男、オジーの最高のエピソードは
「ライヴ中に生きたコウモリの頭を噛み千切り、病院送り」
だと思う。
異論はないよね。
上記のオジーの伝説を知りたい方は、
店頭までお越しください。
お待ちしております。
kojima
Explorer
tel:052-806-8851
e-mail:ex@explorer-out.co.jp
open:11:00-20:00
■Explorer Official Online Shopping
■Primera Official Online Shopping