ARPENTEUR アーペントル
2018.3.18
こんにちは。鈴木です。
先週お伝えした通りフランスからARPENTEURが無事に?入荷致しましたのでご紹介させて頂きたいと思います。
アーペントルというブランドについては半年に一回の入荷の度にブログにてご紹介をさせて頂いておりますが
ご存じではない方も多いと思いますので軽くご紹介させて頂きます。
写真の2人がデザイナーです。
下記当店のウェブサイトから抜粋。
2011年にフランス、パリの郊外リヨンで設立したブランド「ARPENTEUR(アーペントル)」。 伝統的なフレンチスポーツウェアを現代風にアレンジされたコレクション。ローラント・ ボーヴェンとマーク・アセリーの従兄弟二人により始まったブランド。デザインから生産まで 全部をフランスで行う事に拘りがあります。リヨンに残る数少ない工場で生産し、自分達の目の 届く範囲になるのでクオリティの高さは間違いありません。フランスの伝統的なワークスタイルや スポーツ、近隣国のカルチャーをクロスオーバーし製作されたコレクションは現代では忘れかけて いる本物のフランスの精神と伝統的なフランスのファッションカルチャーに対する大いなるリスペクトが溢れています。
といったブランドになります。
私、個人的に大好きすぎるブランドなので興味がない方も「こういうブランドもあるんだー」ぐらいにご拝読頂ければ幸いです。
今季のアーペントルの一番の話題といえばフランスのシューズブランド「パラブーツ」とのコラボアイテム。
パラブーツのインラインにも存在する「MALO」というデッキシューズモデルをアーペントルの解釈でアレンジ。
何が違うかというとパラブーツのインラインではこのモデルには使わないレザーを使用。
シャンボードやアヴィニヨン、ウィリアムなどに使われるパラブーツを代表するレザーの「リスレザー」を使用。
油分が多く雨に強いメンテフリーに近い頑丈なレザー。
生産はパラブーツのバースやコローと同じスペインで作られています。
パラブーツのスペイン製のモデルには使われない事が多い「リスレザー」。
レザーをフランスからスペインに送らなければいけないので手間とコストがかかるという事情もあるよう。
それを分かっていながらも「フランスのレザー」という所がアーペントルのデザイナー2人の拘りなのでしょう。
勿論、好みはあると思いますが私はバースに使われるレザーよりもリスレザーの方が質感や雰囲気が好きです。
しかもMALOはソールに少しボリュームがあるのでカジュアルにも履きやすいですしね。これからの季節には嬉しい一足です。
お次にご紹介したいのは新型のショートブルゾン。デニム素材でナチュラルとインディゴの2色展開。
少し大きめの襟と襟ぐりがやや広めになるよう前下がりが少しだけ大き目のデザイン。
その為、シャツの上からこのブルゾンを着ても首周りの収まりがいいです。
勿論Tシャツ、カットソーは抜群の相性。
ボタンの数や身幅と着丈のバランスなど同ブランドっぽい少しゆったりとしたアジのある一枚です。
付属のピンバッチは賛否両論あると思いますがカワイイですね。ピンバッチのデザインはお選びいただけません。
お好みでない方は外してご着用ください。
その他はキャップ1型、Tシャツが2型という展開です。
キャップもツバの芯が柔らかめに作られているのでヴィンテージのアメリカ空軍のメカニックキャップを彷彿とさせるデザイン。
リアルな被り方を真似てツバをあげて被ってもカッコイイです。ベーシックだけど少しだけ捻りがあるところがいいですよね。
Tシャツはフランスブランドらしいナバル調のボーダー2色と今季の気分を反映したマルチボーダー2色です。
今季18SSで当店がセレクトしたアイテムは以上です。いやぁ~やっぱりいいですね。普通っぽいけど普通じゃない所が。
ただただ、クオリティの高いものを作るとのとは違う「明確な拘り」を持ったデザイナーによる雰囲気のあるブランドです。
良い生地を使って、上手い縫製工場を使ってキレイで上質なモノを作る事よりも「雰囲気」」や「アジ」のあるモノ作りが一番困難。
そんば雰囲気やアジに拘った数少ないブランド。皆様是非一度チェックしてみてください。
オンラインへのアップはもう少々お時間を頂きますので遠方のお客様はご了承ください。
電話やメールでのお問い合わせ、ご注文も可能ですので気になるお客様はお気軽にお問合せ下さい。
それでは。
鈴木