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【GRENFELL グレンフェル】昔ながらのインポート好きは見逃せない一枚「ストックウェル」

2020.11.21

 

こんにちは。鈴木です。

 

お待たせしました。

 

GRENFELL グレンフェルのSTOCKWELL ストックウェルの予約受付が本日11時よりスタート(店舗・オンライン)します。

 

オンラインのご予約方法は当ブログの下部にてお伝えします。手っ取り早くオンライン予約をご希望の方はブログの下部をご覧下さい。

 

 

 

 

それでは本日から3日連続で私、川端、大西の3人で三者三様のストックウェルの魅力をご紹介。

 

初日は私、鈴木でございます。トップバッターなので「GRENFELL グレンフェル」というブランドについて少し掘り下げてみます。

 

ブランドの成り立ちや有名なグレンフェルクロスがどのような経緯で開発されたかにご興味がある方は是非ご拝読ください。

 

上記の内容にご興味ない方は商品の紹介までスパッと読み飛ばしてください。長いので・・・・。

 

 

 

GRENFELL / グレンフェル

 

1923年にイギリスで創業したブランド。同ブランドは医師でもあり慈善家、宣教師、冒険家といった様々な顔を持つ「ウィルフレッド・トマソン・グレンフェル卿」が極地で活動するためのアウターのニーズを満たすために特別に開発された生地「グレンフェルクロス」から始まっています。

 

 

 

グレンフェルクロスのアイデアは1922年にイギリスのマンチェスターの北部に位置するバーンリーという街でグレンフェル卿が行った講演会から始まります。

 

当時のグレンフェル卿は自身の使命感の赴くまま簡素なソリに乗って未踏の地を駆け、不毛の北極圏に散在する2,000人の漁民やエスキモーに対する精神的医療的支援を行っておりました。

 

 

講演でその地に於ける厳しい生活の現実に及んだ時、講演に出席していた製織工場のオーナーの息子ウォルター・ヘイソーンスウェイト氏がグレンフェル卿の「毛皮のコートを着ても暖かく保つ事はできない。軽くて丈夫である事、防水性と防風性がなくてはならない、何よりも重要なのは身体の湿気を外に排出する事。」という言葉に心を打たれ過酷な環境向けの生地を作る事を決意。

 

 

風や雨を防ぐのに十分な密度はあるが、汗を透過する生地。これが後の「グレンフェルクロス」となります。

 

 

 

 

最高級のエジプト綿から特殊な糸を紡いで織る必要があった為、生地の開発は非常に困難を極めました。特別に織機を改良する必要も。

 

ようやく織り上げる事ができても更なる問題が・・・。

 

織り上がった生地は防水性、防風性を高める為に高密度だった為、染料を入れる事がほぼ不可能だったようです。

 

 

 

そんな様々な困難を乗り越え開発した生地を当時カナダのニューファンドランド島で活動していたグレンフェル卿に送った所、グレンフェル卿からウォルター・ヘイソーンスウェイト氏に手紙が届きました。

 

この段階では商業的な事業になる予定はなかったのですが「この素晴らしい生地はもっと広く世界の人々に知られるべきである」。

 

この手紙を機にこの生地は「グレンフェルクロス」と名付けられ、グレンフェルがブランドとしての物語をスタート。

 

その後の数十年でブランドは急速に成長し、世界中で使用されました。

 

 

 

 

英国王室をはじめ、レーサー、パイロット、冒険家、スポーツ選手やイギリス、アメリカの有名俳優などアイコニックな人物が着用した事でも有名。

 

1958年にはロイヤルワラントを授かり英国王室御用達のブランドとなりました。

 

その中でもゴルフ用のジャケットは今でも継続的に生産されています。

 

 

 

 

そして今でもイーストロンドンの自社工場で熟練の職人達によって縫製、最先端の技術による生産プロセスの管理、高度な設備と機械が導入され、それぞれの職人チームが全ての段階でクオリティチェックを欠かさない厳格な基準の元に生産されています。

 

 

 

グレンフェルというブランドにはこのような壮大なストーリーがございます。

 

厳密には創業したのはウォルター・ヘイソーンスウェイト氏であり、グレンフェル卿ではないんですね。

 

自身の名前や創業した地名がブランド名や会社名になっているパターンって多いんですが、ヘイソーンスウェイト氏が創業するブランド名をあえて「グレンフェル」にしたのには特別な想いがあるんでしょうね。

 

医師でもあり慈善家、宣教師としての顔を持つグレンフェル卿に対する多大なリスペクトを感じます。それだけ人として魅力のある素晴らしい方だったんでしょうね。

 

グレンフェル卿とヘイソーンスウェイト氏との出会いがなければ「グレンフェルクロス」、しいては「グレンフェル」というブランドそのものが存在していなかったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

グレンフェルだけでなくインポートブランド、特にヨーロッパのブランドは歴史の長いブランドが多いので、このようなしっかりとした背景を持っています。

 

一時代を築いたブランドには簡単には真似できない魅力がありますね。歴史や時間の持つ重みを感じます。

 

私、こういうのに弱いんですよね~。1923年創業って当時日本は大正時代だったよなぁとか考えちゃいます。そんな頃から作り続けているんだなって。

 

見た目だけ似せて作ったブランドや洋服とは一線を画す存在である事は間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

長くなりましたがここからは商品(ストックウェル)の紹介。

 

タイトルの「洋服好き必携」というのは大袈裟ではなく私自身、初回入荷時の2013年に購入してからずっと愛用中。

 

私自身40代中盤を迎え、多くの洋服を見て、着てきましたが私の中ではこの手のアウターでは他の追随を許さないダントツの存在。

 

毎年の流行がどうであれ、自分の気分がいかに変われども、どのタイミングで何度着ても必ず毎回カッコイイと思えるアイテム。

 

これって簡単に思えて本当に凄い事かと。そんな洋服は考えても数えられる程度。それぐらいの突き抜けた魅力を持った一枚。

 

「洋服が大好き!!」という愛すべき方々に是非一度お試し頂きたいです。

 

 

 

そしてこちらのストックウェル・・・。実は何年も前からブランドのラインナップには存在しないモデル。

 

今回もウチ(エクスプローラー)の「別注」という事で特別に作ってもらっています。

 

私、172センチ60キロでサイズは「36」を着ております。着用しているのは8年目に突入の私物です。そこまで厚みのないジャケットであれば中に着れるぐらいのサイズ感。シャツとニット位なら余裕です。

 

 

元々、袖丈はやや長めなので自身が着ているものは袖丈を2-3センチ詰めています。私の手が短いだけという事もあります。

 

 

後ろ姿もヨークの切り替えしとウェスト部分のドローコードでのっぺりとした印象は皆無。ウェストのドローコードでシルエットの調整も可能。少し絞り気味で着るのがオススメ。

 

 

 

基本はコットンなので取り扱いも非常に楽です。私は自宅の洗濯機で洗ってます。洗濯表記は「ドライ」なので自宅で洗濯される方は自己責任でお願いします。私はネットに入れて洗濯機。洗いまくってるのでやれた雰囲気出ておりますが、それもまた「雰囲気」としてカッコイイと思えるから魅力的。

 

 

しなやかで独特の光沢をもつ高密度コットンのグレンフェルクロス。裏地もコットン(袖裏は化繊)なので3シーズン着れる優れもの。この裏地のチェックのパターンや色合いもいいですよね。

 

 

ストックウェル単体ではそこまでの保温力はありません。その分インナーにも多少着込めるフィッティングになっています。それでいて野暮ったいルーズな印象はなし。その点が型紙(パターン)が優れているのだろうなと思うポイント。本当にシルエットが素晴らしい。

 

 

 

フロントのジップとスナップで着方のアレンジが利くところも良いんですよね。ジップを全部閉めるのは勿論ですがジップを使わずにスナップを上だけ留めて着たり、

 

 

 

フロント全開でもだらしない印象にもなりません。フード周りがだらしなく見えないんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

冬はツイードジャケットの上にコートとして、

秋口ならシャツとベスト、カーディガン、ニットなど。春先であればシャツ単体やスウェットの上にざっくりと羽織るスタイルで、

少し風が強ければジップは使わずにスナップのみで体温調整しながら、

 

休日はヴィンテージのスウェットと軍パンのカジュアル使いに、

 

パターン(型紙)がいいからなのか、とにかくシルエットがよくて着易い。フロントジップを開けて着ても、閉じて着てもフード周りのシルエットが秀逸。だからざっくり羽織っているだけでもカッコイイ。そしてどんなスタリングにもハマる懐の深さ。

 

そして何よりも現在も変わらずロンドン郊外の自社工場で生産されている正真正銘の英国製。今となっては相当希少です。コットンであるが故に長年の着用による経年変化も最高です。着れば着るほどかっこよくなる1枚。ずっとずっと長く着れる最高の相棒。

 

 

 

 

 

お伝えするのが遅くなりましたがお値段は115,000円(税抜)。決してお安くはありませんが後悔しない逸品です。

 

私が購入した8年前で112,000円(税抜)でした。当時から3000円しか上がっていません(上げていません)。

 

実は日本代理店のストックウェルの想定プライスは14万円を超えています。

 

他店での展開がない当店だけの展開なので少しでも多くのお客様に着て頂きたい想いを込めて弊社の利益削ってます(笑)。ホントです。。

 

 

 

 

店舗ではご試着用のサイズサンプルをご用意しております。是非一度騙されたと思って袖を通してみてください。

 

天白のコレクティブに36・38・40の3サイズ、ワークスに36・40の2サイズご用意がございます。

 

ご試着の上、ご予約をして頂けますのでご興味のある方は是非、店頭までお越しください。

 

*店頭サンプル、及び現時点でのオンラインショップの写真は過去モデルの写真なので多少仕様が変更になる可能性もございます。

 

電話やメール、オンラインでもご予約可能です。可能な限りサイズのご相談に乗らせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。

 

電話はこちら←タップ(スマホのみ)

 

メールでの問い合わせはこちら←タップ or クリック

 

問い合わせフォームはこちら←タップ or クリック

 

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなりましたがここからは「オンラインでのご予約方法」のご案内です。

 

下記に各色毎のオンラインショップのページへのリンクをご用意しております。

 

◆ TAN (BEIGE) タンベージュ https://www.e-explorer.jp/fs/explorer/113a090601

 

 

◆ BLACK ブラック https://www.e-explorer.jp/fs/explorer/113a090601-d

 

 

◆ NAVY ネイビー https://www.e-explorer.jp/fs/explorer/113a090601-b

 

 

◆ DRAB ドラブ(写真は色見本のみ。入荷、撮影後に変更予定)https://www.e-explorer.jp/fs/explorer/113a090601-e

 

 

上記にオンラインページにアクセス頂き、本日11月21日の11時以降に通常購入と同じ要領で購入手続きを完了してください。

 

当店でご予約(ご注文)内容が確認でき次第、ご予約受付完了の旨の連絡をさせて頂きます。

 

商品の発送は12月5日(通常販売スタート日)を予定しております。

 

 

 

 

クレジットカード決済ご希望の場合は「商品発送日(12月5日以降)」がクレジットカードの決済日になります。

 

銀行振込決済ご希望の場合は12月2日に振込先のご案内をメールさせて頂きます。当店でお客様からの入金を確認次第、5日以降に発送手配をさせて頂きます。

 

代金引換決済をご希望の場合は12月5日に発送手配をいたしますのでお届け時に商品代金をお支払いください。

 

 

 

 

上記がオンラインでのご予約から商品発送までの流れとなります。お電話、メールにてご予約のお客様には都度ご連絡させて頂きます。

 

ご不明点ございましたらお気軽にお問合せください。

 

 

 

数量には限りがございます。ご予約のお客様優先で販売をさせて頂きます。

 

ご予約のご連絡を頂いても入荷予定枚数に達した場合はご用意できない場合もございますので予めご了承ください。

 

 

 

 

 

私のこの時期のリアル通勤スタイル。夏以外の3シーズン便利に使ってます。

8年着てるから1年換算すると15,000円弱。中途半端なモノ買って着なくなるよりもずっとエコでサステナブル(サスティナブル?)。

 

 

SDGsに向かう世の中にマッチした買い物かと。っていう買い物する為の「言い訳」は如何でしょう(笑)。

 

 

皆さまのご来店、オンラインでのご予約をお待ちしておりますっ!

 

 

 

 

 

明日は川端、明後日は大西から「ストックウェル」の紹介があります。お楽しみに。

 

鈴木

 

 

 

 

 

 

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