JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)- HI SHINE LEATHER PLAIN TOE w/DINITE SOLE
2020.10.14
ブログをご覧の皆様こんにちは。
Wokrsのハマモトです。
早速ですが、ジャランスリワヤのプレーントゥが久しぶりに入荷しました!
HI SHINE LEATHER PLAIN TOE w/DINITE SOLE
PRICE 39,600円(税込)
2003年にシューズブランドとしてスタートした「JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)」。元々は1919年にテデ・チャンドラによってインドネシアで創業した靴工場であり、オランダの植民地だったことから外国人向けのミリタリーブーツを手掛けていました。その後、経営者の息子ルディ・スパーマンが靴の聖地であるイギリスのノーザンプトンで修行を積み、フランスで皮革の生産を学び、「ハンドソーンウェルテッド製法」での靴作りを会得してブランドが誕生しました。ハンドソーンウェルテッドはグッドイヤーウェルテッドの原型ともなる製法であり、時間と労力がかかり高度な技術を必要とするため徐々に減少の一途を辿っています。今ではとても貴重なこの製法を続けている数少ないブランドです。
ジャランスリウァヤ、アジア圏にありながらヨーロッパ製の革靴に匹敵する人気を誇るシューズファクトリー。
輸出がメインのブランドなのでインドネシア国内では実はほぼ無名なのですが、日本では紳士靴のメーカーとして広く知られています。
今回入荷したのは、ハイシャインレザーを使用したシンプルなプレーントゥのモデル。
汎用性が非常に高く、ドレスにもカジュアルにも振れる優秀な靴ですね。
一足持ってるとオンオフつかえて便利です。
「プレーントゥの革靴」という点での使いやすさは勿論ですが、ジャランスリウァヤはこだわりの強さとコストパフォーマンスが魅力。
まず使っている革も最高品質。フランスのデュプイ社やアノネイ社のものを使用しています。
世界でもトップクラスの最高品質カーフレザーを作るタンナーである『デュプイ社』。
1948年創業のデュプイ社はタンナーの最高峰とも称され、エルメスなどの高級ブランドも御用達。
デュプイの革を使っていることが一種のステータスとなっています。
底材にはグリップ力と耐摩耗性を兼ね備えた、イギリス製のダイナイトソールが採用されています。
ガラスレザーなのでアッパーも撥水性があり水に強く、ソールもダイナイトなので雨の日も履けちゃいます。
そして一番の特徴は、ハンドソーンウェルテッド製法を用いた靴だということ。
機械式の「グッドイヤーウェルテッド製法」の原型となった、熟練の職人が アッパー、中底、ウェルトを手作業で縫い付ける製法です。
グッドイヤーウェルト製法ではミシンによるすくい縫いを実現するため「リブ」と呼ばれる部品が接着剤でインソールに組み込まれています。
一方ハンドソーンウェルテッド製法はこの「リブ」を接着せず、インソール・アッパー・ウェルトを曲がった針で直接縫い付ける製法。
ウェルトを中底に直接縫いつけているため返りが良く、履き心地がとても軽くなります。
また、リブが中底から剥がれる心配が無く、パーツそれぞれが中底にしっかり縫いつけられているため非常に耐久性にも優れています。
ウェルトを直接縫い付けるために、インソールには通常の革靴より厚い4mm前後の革が使用されるのも特徴のひとつ。
足に沿ってインソールに程良い沈みが生まれ、パーソナルレベルでの履き心地の良さが実現されます。
一方で中のコルクは薄いため、経年によって大きく沈み込む事が無く、サイズ選びが簡単という利点も。
最終のアウトソールの縫い付け以外は手作業で手間がかかる上、高い技術が必要なので今では希少な製法なんです。
HI SHINE LEATHER PLAIN TOE w/DINITE SOLE – BLACK
PRICE 39,600円(税込)
癖のないデザインと確かな技術、高品質のレザー、悪天候でも使いやすい素材、高い耐久性…で、この価格。
インドネシアで創業し自国生産していることが、驚異のコストパフォーマンスの理由です。
再入荷したてで比較的サイズも揃っているのでぜひチェックしてみてください!
ブランドのウェブショップページへはこちら⇒JALAN SRIWIJAYA / ジャラン スリウァヤ
商品ページへはこちら⇒HI SHINE LEATHER PLAIN TOE w/DINITE SOLE – BLACK
hamamoto
取扱店舗:Explorer Works
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