【Willis & Geiger ウィリスアンドガイガー】アメリカ製限定プロダクト「ユーティリティーシャツ」
2024.12.1
おはようございます。鈴木です。
早く皆様にご紹介したくて1か月位前からソワソワしておりました。遠足前日の子供のように。
本日12月1日に情報解禁&販売スタートの逸品。
これからが冬本番ですが、早くも2025年春夏のスーパースペシャルなヤツをご紹介。
絶対に見逃さないでくださいねっ!
23年秋冬、24年春夏とシーズンに1型のみ限定プロダクトとして【アメリカ製】で復刻されたウィリスアンドガイガーの銘品達。
「ヘミングウェイブッシュジャケット」、「サマーフライトジャケット」に続く25年春夏のUS製限定プロダクトは「ユーティリティーシャツ」。
過去2回の限定モデルの入荷においてはどちらも瞬殺で現物を見る事すらできなかった方も多いかと。
今回のヤツも鼻血が出そうなレベルでかなりカッコ良いのでご興味ある方はお見逃しなく!!
早速ですが、ご存じない方もいらっしゃるかもしれないのでまずはブランド紹介から。
1902年北極探検家ベン・ウィリスによって創設されたアメリカのアウトドアブランド。登山や撮影を目的とした探検隊に独自デザインを提供。1930年代にアメリカ東海岸の上流階級の間でサファリ旅行がブームになった際にいち早くサファリクロージングを発売。当時非常に人気の高かったN.Yにある富裕層の為の高級ハンティングショップ「アバークロンビー&フィッチ」の生産を請け負う。またアメリカ軍からの要請でパイロット達の防寒性の高いフライトジャケットも手がけるようになり、ブランドステイタスを確固たるものに。
「ウィリスアンドガイガー」は第一次世界大戦のアメリカ空軍へのジャケットの供給、それ以降も「A-2 フライトジャケット」や「G1 フライトジャケット」「B-3 フライトジャケット」などの空軍用フライトジャケットの生産をしていた事でも有名。有名なところだとマッカーサー氏が来日時に着ていた「A-2」はウィリスアンドガイガー社製と言われています。その他にもアメリカ合衆国大統領(アイゼンハワージャケットと名前が付くぐらい有名なフィッシングジャケット)や大西洋単独飛行時のチャールズ・リンドバーグ、エベレスト登頂時のエドムンド・ヒラリー、俳優のクラーク・ゲーブル、グレース・ケリー、作家のアーネスト・ヘミングウェイのサファリジャケットなど歴史的背景や逸話に事欠かないレジェンドブランド。
私よりも上の年代の方であればリアルに着ていた方も多いでしょうし、私よりも若い方でも「洋服好き」であれば一度は憧れ、所有している方も多いかもしれませんねっ。
シーズンに1型だけ限定で企画されるアメリカ製の復刻プロダクト。
25年春夏用に企画されたのはこちらの「ユーティリティーシャツ」。
【Willis & Geiger】UTILITY SHIRT – AMBER 99,000円(税込)
毎度の事ながら、ハンギングしただけ滅茶苦茶カッコイイのが分かっちゃいますよねっ。
そもそも「ユーティリティーシャツ」って何ぞや?って話ですよね。
ユーティリティーという単語を調べてみると「役に立つこと」「有益なもの」という意味。80年代に各アウトドアメーカーやブランドからの依頼でその名の通り様々なシーンでユーティリティーに使えるシャツを生産。60年代から80年代前半にかけてアバークロンビー&フィッチやエルエルビーン、エディーバウアー、ハンティングワールドなどから依頼を受けて全盛期を迎えていたウィリスアンドガイガー。機能美の追求とあくなき探求心によりその地位を不動のものに。多くのメーカーがその解釈を求めてウィリスアンドガイガーに依頼をしていたのだと推測できます。
様々なシーンを想定して便利に使える機能的なシャツを提案。それが一般的に「ユーティリティーシャツ」と呼ばれているモノになります。アウトドアブランドに限らずミリタリーサープラス(軍モノ)のシャツでもこの呼び方のシャツは多数ございます。
各メーカーからの様々なオーダーに対して柔軟な対応をしたウィリスアンドガイガーは必要なディテールを盛り込んだシャツを独自で作成。このオーバースペックなシャツは当時オーストラリアやアフリカへの旅行がブームの時期に開発されたモノ。ウィリスアンドガイガーのユーティリティーシャツはしっかりと作り込みながらも「ある特徴」がありました。それがこの手のギア系のシャツの前身頃に付属している事も多い「ストラップ(タブ?)」を排除している点。
言葉では説明しづらいので過去の似寄りのデザインのモノでご説明します。
下記写真の赤丸部分。
確かにこの手のシャツで見かけるディテールですね。写真は過去のEG(エンジニアドガーメンツ)のモノ。位置的には胸辺り。実際にはもう少し低い位置につけられているものも多いようです。タックイン(シャツの裾をパンツに入れる事)に重きを置いている同ブランドにおいて、邪魔になる可能性があるこのストラップを排除。当時のアウトドアメーカーのパンツはかなり股上が深かったでしょうからタックインした時に干渉する可能性が高かったのかと。ただ、機能として必要なディテールだから付いていたはずです。
それを排除するという観点が当時としては斬新だったのですかね?ファッションとして考えれば「デザイン」という意味で付属している意図を理解する事もできますけどね。有無の賛否や好みは別として、当時にそのような考え方で排除されたというルーツを知るだけでも興味深いですよね!そもそもフィールドでの使用よりもトラベル用途を想定したからこそだったのかもしれませんね。ライフルやナイフからカメラや双眼鏡に変わっていった時代だったから。
「ファッション」として作られたモノと全てのディテールに意味がある「ギア(道具)」として作られたモノとの大きな違いだと思います。
特筆すべき点はもう一つ。シャツとしてだけでなく、ライトアウターとしても着用可能にする為の「ゆったりシルエット」。
肩周りやアームホールもゆったり目で中に着こむ事も可能。
着丈もしっかりと長めにとってるのが特徴。
ウェストの絞りもなく動きに制限がないゆったり目のシルエットである事が分かりますね。
ユーティリティーシャツという名称ではありますが、この作りであればシャツジャケットのような軽い羽織りとしても使える所が大きなポイント。いわば「ユーティリティーシャツジャケット」。これだけで使い勝手が倍増。
生地はウィリスアンドガイガーが得意とする高密度コットンポプリン(340ブッシュポプリンではございません)。シャツとしても着れる位の厚みです。
様々な洋服が溢れるこのご時世。アメリカ製でこのようなディテールのシャツの希少性が非常に高く、それをウィリスアンドガイガーが生産している事実に心躍ってしまうのは私だけではないはず。
では着てみます。
まずは即戦力として考えて、シャツジャケットのようにアウター感覚で。
中はインディビぐらいのライトウェイトのコットンフランネルのシャツが重宝しますね。
まだまだ中に着こめる余裕はあるのでもう一枚追加して、
インナーにネルシャツとラグビーシャツ。これぐらい着込んでも全然着れちゃいます!このゆとり感はアウターとして着る事を想定するとかなり有難いサイズ感。
寒い時は上にダウンベストやアウターで防寒を。
次は「シャツ」的な使い方の場合、
今時期はインナーにタートルネックなど保温性の高いモノを着て頂くと宜しいかと。
ゆとりのあるサイズ感なんですが、シャツとしても成立するバランスは流石ですよね。
パンツにインする事を前提として考えていると言うだけあって前身頃のポケットの位置が絶妙すぎます。
少し寒ければ上にカーディガンを着るのもオススメ!
完全な防寒アウターを着るとこんな感じ。
オススメのミリタリー感満載のバブアーに合わせてみました。
アウターも少しごちゃっとしたディテール且つ、シャツの前身頃にポケット満載。これだと全体的にうるさい印象になるかと思えばそうでもなく。
試しにブレザーで着てみても、
全然イケるんですよね。むしろポケットのディテールがジャケットスタイルのカジュアルダウンに一役買ってくれます。
これならシャツとしてのインナー使いでも万能に使えそう。
春の便りが聞こえて着たらやっぱり一枚で着たいですよね~。
個人的にはブランドの提案通り、パンツにインして着たい。
ここで突然の初出し!来年の3月発売予定のバーンストーマー別注モデル「バリー(パンツのモデル名)」の新素材。次は「トロピカルウール」でバリーを作ります!穿いているのは1stサンプル。現在修正を依頼して2ndサンプルに着手中。現時点でかな~り完成度高く、メチャクチャカッコ良いんすよ。相当ご期待下さい。発売はまだまだ先なのでタイミングが来たらご紹介しますね~。
最近自分が「シングル仕上げ」にお熱なので、裾上げは「シングル」にしてみました。2ndサンプルは「ダブル」にして両方の雰囲気を見て頂けるようにしようと思っています。
鈍くさ過ぎず、シャープ過ぎず。コットンのチノクロス同様のアメリカンな「いなたい」雰囲気を表現できているかと。
私自身、このシャツとの組み合わせをメチャクチャ楽しみにしていたのでご紹介せずにはいられませんでした。バリーの新素材トロピカルウール、楽しみにしていてくださいねっ!
来年の3月頃発売予定です。
もっと暖かくなってきたら袖を捲って着たいですよね。
これまた「バリー」のストーン(現在完売中)に最高に合うんですよっ、コレが。
このコットンのチノクロスの「バリー」は1月に再入荷します。あと一か月ですね。もう少しお待ちください。絶賛、「入荷連絡」や「予約」を受付中。お待ちのお客様分だけでもストーンが足りなくなりそうだったので増産決定。なので1月に再入荷して即完売って事は恐らくないと思います・・・。
【入荷連絡】は該当商品のオンラインページの「再入荷お知らせボタン」にメールアドレスを登録するだけ。そうすると商品が再入荷したタイミングで登録したメールアドレスにお知らせが届きます。確実にお客様分在庫を確保する訳ではございません。あくまでも再入荷のお知らせが届くだけです。
【予約】の場合は確実にお客様分の在庫を確保します。ご予約希望の方は別途、メールもしくはお電話にてお知らせくださいませ。勿論、店頭でも大丈夫です!
手前味噌ですが、ホントによくできたパンツでして・・・。
おっと、本日の主役は「シャツ」でした、すいません。目線を上の方にお願いします。
最高っすよ、このシャツ。
シャツの裾はパンツにインしても、しなくてもどちらでもオッケー!
パンツにインするのが苦手な方もいらっしゃるでしょうしね。
裾を出して着ても長すぎる事はありません。
このシャツ、凄くバランスがイイんです!
ですが・・・
パンツにインするとですね~・・・・
滅茶カッコイイんすよっ!
このディテールならベルトすら要らないかなって思う位。
色落ちしたデニムに合わせたら、もはや「ズルイ」ですよね笑
いやぁ、堪らんですな~。
春よ、早く来いーって思っちゃいました。
私、172センチ60キロで全て「36」を着用しております。
本日は「秋・冬・春」の3シーズンを想定したご提案をさせて頂きました。
私は「夏」でも袖捲って着るので年中着る予定ですが。
ポケット多いから夏は普通のシャツよりも暑いかな?という懸念はありますけどね・・・。
前回、前々回のUS製の限定プロダクトの時もお伝えしましたが基本的にアメリカ製で同じモデルが作られるという事は2度とございません。
今回もこのタイミングを逃すと二度と入手する事はできませんのでお見逃しなく!
でもご安心下さいっ!今回は過去イチ沢山オーダーしました!
自分が相当気に入っているという事もありますし、リアルにプライス的な部分もあります。
というのも前回、前々回が税込で15万オーバーでしたので不思議と今回(税込10万アンダー)は安く感じる・・・のは私だけではないはず。
アメリカ製のウィリスアンドガイガー謹製の新品で、これだけのディテールと雰囲気を備えてこの金額ですからね。
シャツという特性からも着用頻度で考えればかなり着そうですし。
前回、前々回は完全なアウターだったので着る頻度で考えれば今回のシャツの方がコスパは良いかも?
恐らく瞬殺という事は流石にないと思いますが、再入荷はございませんのでその点だけお忘れなく!
本日ご紹介した商品のオンラインページは下記からご確認下さい。見逃し厳禁ですよっ!
見逃し厳禁!!【Willis & Geiger ウィリスアンドガイガー】25年春夏のアメリカ製限定プロダクト「ユーティリティーシャツ」←クリック or タップ
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皆様に先駆けて個人的に購入させて頂きました。ヘミングウェイブッシュジャケットに続きまた買っちゃいました。「これはもう買うしかないっしょ!」って勢いで。この手のヤツは買わずに後悔するのだけは絶対に嫌ですからね。そもそも私のサイズはヴィンテージ、ユーズド市場ではなかなか見つからない。まだ数回しか着ておりませんが満足感ハンパないっす。春夏シーズンに向けて更に活躍してくれると思うので春が待ち遠しいっす。勿論、別注のトロピカルウールの「バリー」に合わせてタックインで着ますよっ!ちなみにこちらのシャツですが、水洗いで袖丈1センチ、着丈1.5センチ位縮みました。ご参考まで。
鈴木
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