【JAMES CHARLOTTE ジェームスシャーロット】ヤワフワの優しい着心地。UK製のモヘアニット
2024.11.23
こんにちはこんばんは。鈴木です。
本日はこの秋冬シーズンで個人的に最もオススメしたいクルーネックニットをご紹介。
何かといいますと、暫く展開できていなかった「モヘア」のニット。
勿論、展開するのであれば英国のニットブランドでやりたいなという想いもございまして。
ニット製品に関してはまだまだインポートブランドで展開できる余地が残っておりますので。
暫く展開できていなかった理由や何がそこまでオススメなのかは追ってご紹介するとして。
まずはご覧くださいませ。
こちら。
CREW PULLOVER 50% MOHAIR 20% WOOL 30% POLYAMIDE – 1072 WASABI 33,000円(税込)
CREW PULLOVER 50% MOHAIR 20% WOOL 30% POLYAMIDE – 1010 DK GREY 33,000円(税込)
CREW PULLOVER 50% MOHAIR 20% WOOL 30% POLYAMIDE – 342 BLACK 33,000円(税込)
CREW PULLOVER 50% MOHAIR 20% WOOL 30% POLYAMIDE – 1060 NAVY 33,000円(税込)
以上の4色展開。
クルーネックのニットとしてはこれ以上ない位のシンプルなデザイン。
このニットのポイントは「糸」にあります。
「ウール」は羊の毛全般の総称ですが、「モヘア」はアンゴラ山羊の毛。
モヘアの特徴は下記の通り。
・つややかな光沢感
・ウールよりも高い保温力
・肌触りの良さ
・吸湿性の高さ
以上の特徴から暖かくて蒸れにくく、上品な光沢があり、肌触り最高でチクチクせず、見た目にも温かみがあるという最高過ぎる素材。
デメリットとしてデリケートだと言われる部分もございますが、その辺りを他素材との混紡でクリアしているのが現代的モヘア糸。高混紡だと70-75%程度、低いものだと20-25%程度まで市場に流通しているモヘア糸の混率は様々。この辺りの認識は割とざっくりとしていて低めの混率でも「モヘアニット」と呼ばれていたりもします。高混紡が良くて、低混紡が悪いという単純な事でもございません(プライスには影響あると思いますが)し、着る方自身が納得できればそれはそれでオッケーかと。
今回の50%モヘアに関しては良いバランスだと個人的には思っています。普段に着易い耐久性も含め、取り扱いのラクさも考えるとこれ位が良いのではないかと。高混紡だと割と「毛」が抜けやすいという個人的なマイナスイメージもありますし、低混紡過ぎると「モヘアニット」と言っていいのかという懸念もありますしね。
常に展開しているアイテムではないため、軽くモヘアニットのご説明をさせて頂きました。
で、私が何故このモヘアニットをオススメするかと言いますと理由は3つ。
【チクチク感がなく、肌触りが極上!】
モヘア混紡糸のお蔭で一般的なウール100%のニットと比べるとチクチク感が全然ありません(個人差アリ)。その肌触りの良さを活かしてカットソー(ロンT)の上から着る事が可能!!!私のようなウールのチクチク感が苦手民にとって首周りがチクチクしないって最高すぎます。苦手でない方にはご理解頂けないと思いますが・・・。シャツの上ではなく、Tシャツの上にニットを着れるなんて、、、スウェット感覚でニットを着れるなんて、、、嬉し過ぎますっ!!
【首周りのバランスがカジュアルに着るのに秀逸!】
英国のトラディショナルなニットってシャツに合わせて着る慣習からか、首周りが凄くしっかりとしたバランスのモノが多いんですよね。その点こちらのニットはロンTなどの上から少し緩めなイメージで着るのに適した襟ぐりなんです。よりカジュアルなイメージでニットを着たいという想定でしたらこちらのモヘアニットが適任です。
【大き目サイズを着てもバランス良く着れる!】
イギリスのニットブランド全てではないのですが比較的着丈、袖丈が短めな事が多い(ジャミーソンズ、ハーレーオブスコットランド等々)んです。という事はですよ、、、少し大きめサイズを着てもだらしないサイズ感になりづらいという事。一般的には袖が長すぎるとそれだけでサイズが合っていない印象になりがち。これは元から袖丈が短めな設定という事もありますし、ニットの袖口なんて長ければ折り返してしまえば全然問題ありません。同じ理由で少し大き目サイズを着ても長くなり過ぎない「着丈」というのもポイント。シャツに合わせてトラッドな雰囲気で着たいという事であればジャストサイズが良いのかもしれませんが、カットソーの上にカジュアルに着たいという事であれば少し大き目サイズを選択するのも良いのです。
上記の理由から従来取り扱いのあるニットとは差別化した形で皆様にご提案ができるかなと考えております。
何よりもロンTの上にニット着れるなんて嬉しすぎですからね~。
お肌弱めな方は絶対にお見逃しなく!!
折角なのでシャツには合わせずにカットソーの上に着るご提案をさせてください。
こちらです。
172センチ60キロでサイズ「36」を着用
薄手のロンTの上でジャストサイズ。私と同体型程度で大き目には着ない、中に着こまない方にはこのサイズがオススメです。
ボトムのバランスも選ばないですし、体型さえ変わらなければ長く愛用できるサイズ感ではないかと思います。
次は「38」サイズを着ます。
172センチ60キロでサイズ「38」を着用
多少ゆったりとした印象になりますが、最近の流れであればこれがジャストサイズ位という認識でも違和感ありません。
太目のパンツが多ければこれ位のサイズバランスでも問題ないと思います。
次は「40」。
172センチ60キロでサイズ「40」を着用
2サイズ上げると身幅の余裕、袖や裾の余りなどが見て分かるようになります。
と言っても大きすぎる、だらしない印象ではないので好みの範疇ではないでしょうか。
最後が「42」。
172センチ60キロでサイズ「42」を着用
やはり「40」以上に裾部分のルーズな感じ(着丈の長さに影響)、袖丈は流石に長すぎるので折り返しました。
とは言ってもおかしいバランスではないかなと思います。
こんな感じで大き目のサイズを着てもさほど違和感なく着れますし、緩めに着るのがお好きな方であればバランスがとり易い。絶妙なサイズバランスだと思います。首周り(襟ぐり)の少し緩めな雰囲気も一役買っていると思います。
そしてロンTの上にニットが着れるって幸せですね。シャツの上に着るのとでは印象が全然違います。緩くカジュアルな雰囲気になりますし、スウェットを着るのとでは見た目の印象も全然違います。秋冬ならではのニットの質感を楽しみたいですよね。
そうはいっても多少ウールが混紡されているからチクチクするかも?という心配性な方向けに。
コットンのタートルネックを中に着るのもオススメ。シャツを着る程かっちりとは見えませんので。
グレーとワサビは「38」を着用
ネイビーは「40」
ブラックは「42」を着てみました。ご参考にして頂ければ。
そしてこんなに最高な「モヘアのニット」をしばらく展開できなかった理由は下記の通り。
当店では過去に「ハーレーオブスコットランド」や「ジョンタロック」などの英国ニットブランドで展開していたモヘアのニット。
恐らく同じ糸屋さんから「モヘア糸」を調達していたと推測。
具体的に何故展開できなくなったかと言いますと使っていたモヘアの「糸」がなくなってしまったから。
糸屋が廃業したのか、入手できなくなった明確な理由までは分かりません。
それによりオーダーできなくなってしまったというのが一番。
その後も継続的にできそうなニットブランドをあたっていましたが答えは「ノー」。
そんな矢先にジェームスシャーロットがモヘア糸のクルーネックを1型のみ提案していたので早速オーダーしたという流れ。
見逃さずにちゃんとゲットしてくださいねっ。
今のご時世は日本国内の糸屋さんや生地屋さんでも余分な在庫を持たない事も多く一回で廃番になる事も多い状況です。
この「モヘア糸」もいつなくなるか分かりませんからね~。
勿論、来年も継続できる事を望んではいますが・・・。
本日ご紹介した商品のオンラインページは下記からご確認下さい。
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商品に関する問い合わせは下記からどうぞ。
来週は早々と2025年春夏の一発目をご紹介予定。これがUS製の限定プロダクトでして・・・。勘の良い方であれば分かっちゃいますかね~。スーパースペシャルなヤツですのでお楽しみに!!メーカー側の意向もあり、12月まで何もお伝えできないのでブログも12月1日日曜日に公開予定。
鈴木
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