【WILLIS & GEIGER – ウィリスアンドガイガー】US製限定プロダクト第二弾「サマーフライトジャケット」
2024.8.24
こんにちはこんばんは。鈴木です。
昨シーズン、アメリカ製の限定プロダクト第一弾として復刻されたウィリスアンドガイガーの「ヘミングウェイブッシュジャケット」。
瞬殺過ぎて現物を見る事すらできなかった方もいらっしゃるかもしれません。
そんなウィリスアンドガイガーのアメリカ製の限定プロダクトの第二弾が届きました。
早速ですが、ご存じない方もいらっしゃるかもしれないのでまずはブランド紹介から。
WILLIS & GEIGER / ウィリスアンドガイガー
1902年北極探検家ベン・ウィリスによって創設されたアメリカのアウトドアブランド。登山や撮影を目的とした探検隊に独自デザインを提供。1930年代にアメリカ東海岸の上流階級の間でサファリ旅行がブームになった際にいち早くサファリクロージングを発売。当時非常に人気の高かったN.Yにある富裕層の為の高級ハンティングショップ「アバークロンビー&フィッチ」の生産を請け負う。またアメリカ軍からの要請でパイロット達の防寒性の高いフライトジャケットも手がけるようになり、ブランドステイタスを確固たるものに。
「ウィリスアンドガイガー」は第一次世界大戦のアメリカ空軍へのジャケットの供給、それ以降も「A-2 フライトジャケット」や「G1 フライトジャケット」「B-3 フライトジャケット」などの空軍用フライトジャケットの生産をしていた事でも有名。有名なところだとマッカーサー氏が来日時に着ていた「A-2」はウィリスアンドガイガー社製と言われています。その他にもアメリカ合衆国大統領(アイゼンハワージャケットと名前が付くぐらい有名なフィッシングジャケット)や大西洋単独飛行時のチャールズ・リンドバーグ、エベレスト登頂時のエドムンド・ヒラリー、俳優のクラーク・ゲーブル、グレース・ケリー、作家のアーネスト・ヘミングウェイのサファリジャケットなど歴史的背景や逸話に事欠かないレジェンドブランド。
私よりも上の年代の方であればリアルに着ていた方も多いでしょうし、私位の年齢やもっと若い方でも「洋服好き」であれば一度は憧れ、所有している方も多いかもしれませんねっ。
記念すべきUS製限定の第二弾は「サマーフライトジャケット」。
こちら。
【Willis & Geiger 】SUMMER FLIGHT JACKET – TAN 154,000円(税込)
前回の「ヘミングウェイブッシュジャケット」もそうだったんですが、今回の「サマーフライトジャケット」もハンギングだけでオーラが凄い!
詳細はこんな感じ。
サマーフライトジャケットという名前や見た目のデザインだけでもどこかで見たことあるという方もいらっしゃるかもしれません。特徴的な小さめのショールカラーや左袖のポケットなどなど。
様々なブランドがこのサマーフライトジャケットのデザインを踏襲したジャケットをリリースしていますからね。
元々は1940-50年代にU.S.NAVY(アメリカ海軍)が採用していたミリタリー由来の夏季用フライトジャケット。
この「サマーフライトジャケット」、ヴィンテージ市場でも様々なディテールのモノが存在します。ポケットの数の違いや背面のショルダープリーツの有無やコントラクターの違いなど様々なディテールの個体が存在。
実は今回のUS製の限定プロダクトではその中でも一際希少なディテールを採用しています。
まず、何よりもこのサマーフライトジャケットに「ウィリスアンドガイガー」のブランドネームが付いているものが市場に殆どない。本来は軍用に生産、供給したジャケットなので基本的にはブランドネームが付いていないんです。
このフロント4パッチポケットに背面のショルダープリーツ仕様でウィリスアンドガイガーネーム付きの個体はかなりレアではないかと。。。
それでいてアメリカ製の新品状態で購入可能という事実は「ウィリスアンドガイガー」を好きな方であればある程、にわかには信じられない事態な訳です。「コレクタブルピース」と言っても過言ではないかもしれません。
生地はヘミングウェイブッシュジャケットと同じくブランドを代表するコットンブッシュポプリン。
340コットンブッシュポプリンと呼ばれるブランドを代表する生地。1インチ(2.54センチ)間に340本の綿糸を高密度に織り上げる事から名付けられた高密度の緻密な織り生地。
旧式の織機を使う必要があり、手間も時間もかかる。コストが高くなるにも関わらず良いものを生み出す為にあえて使用。
そして前回のヘミングウェイブッシュジャケット同様、「完全復刻」との宣言に違わずオリジナルに忠実に作られています。
特にサイズ感を変更したり、ディテールを変える事もなく。
あえて言うのであれば細かい「パーツ」から「ジャケット」として縫い上げるまでの「縫う順番」まで指定する徹底ぶり。
確かにこの順番が変わると縫製箇所の生地が倒してある方向や、生地が重なる順番が変わったりしますしね。
そんなクレイジーなほどの拘りをもって完遂されているアメリカ製の限定プロダクトの第二弾がこの「サマーフライトジャケット」。
そして何よりもこの世の中の状況下で第一弾同様に「アメリカ生産」で完全復刻を叶えたという事実。
今の円安とインフレ、そして複雑なディテールと拘りの生地。
前回もお伝えしましたが今回を逃すと恐らく2度とアメリカ製で新品の「サマーフライトジャケット」が手に入るという事はないでしょう。
しかも実際に軍に供給していた「ウィリスアンドガイガー社製」でブランドネームまで付いているというレア仕様で。
ただでさえ珍しい仕様なのでオリジナルのデッドストックなんて探しても出てこないでしょうしね(笑)。
一応着た写真も載せておきますね。
172センチ60キロで「38」を着用
中に少し着込める程度のゆとりあり。インナー薄手でピッタリ着るのであれば「36」でも着れそうです。が自身の気分的な部分と昨今着ているモノとのバランス考えると自分が買うなら「38」かなって思ってます。袖は長めです。私の手が短いのもありますがそれを差し引いても長めです。
元々フライトジャケットですからね。どんな体勢で着るかを想像して頂ければ袖が長い理由がお分かりいただけるかと。
袖丈が長いのが気になる方はお直しも可能です。簡単な3つ折りでミシンステッチなので2-3千円もあれば。個人的には折り返したり、捲ったりで問題ないと思いますけどね。
デザイン的には第一弾のヘミングウェイブッシュジャケットよりもクセがなく着易いですかね~。
これ位の着丈であれば全体のバランスも取りやすいですしねっ!
いやぁやっぱりカッコイイですね~、こりゃ堪らんですわっ。
身幅も広め、アームホールも大き目、腕周りもゆったり目なのでこんな着方も可能。
ジャケットや紺ブレの上、
Gジャンの上、
フリースの上、
EGのカグールシャツの上、
これから涼しくなっていく事を考えればこれ位着込めるのは有難いですいね。できれば長い時期着たいですからね。
勿論、インナーがシャツ一枚位でも問題なく着れますしね!
スウェットの上でも余裕っす。
比較的長いシーズン、色々なスタイリングに使えますよっ!
余談ですが、このコットンブッシュポプリンという生地は新品よりも洗った方が数倍カッコイイです。
第一弾の「ヘミングウェイブッシュジャケット」を購入した私が保証します。
洗濯を繰り返す事で控えめに言っても数倍はカッコよくなります。実証済み。
参考までに私物のヘミングウェイブッシュジャケットの画像を掲載しておきます。
↓コレが新品で、
↓コレが十数回の洗濯後の私物。
可能な限り同環境で撮影してみました。比べると全然違って自分でもびっくり!!
生地の馴染み具合、シワ感、ステッチ部分のパッカリング。自分で言うのもなんですが凄くカッコ良いエイジングっぷり。
「サマーフライトジャケット」も着込んで洗濯を繰り返せばこんな雰囲気になります。
楽しみすぎますね~。確実に新品状態よりも数倍カッコよくなります!!
ギチギチの高密度生地なので水洗いによる縮みは殆どありませんでした。
生地が体に馴染んで新品の時の「洋服に着られている感」はなくなります。
こちらのUS製限定プロダクトの「サマーフライトジャケット」ですがオンラインストアは下記からどうぞ。
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鈴木
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