【BARNSTORMER バーンストーマー】渾身の完全別注!良い意味で”いなたい”アメリカンタイプのチノパン ”BARRY バリー”

2024.6.1

 

 

こんにちはこんばんは。鈴木です。

 

お待たせいたしました。ようやく皆様へこのパンツの詳細をご紹介できるのを嬉しく思います。

 

バーンストーマーさんへ完全別注したチノパン「BARRY バリー」をご紹介させて下さいっ!!!

 

 

 

色々と書きたい事やお伝えしたい事が山ほどございますが、その辺りを必要とされない方も沢山いらっしゃると思いますので・・・。

 

先に穿いた画像とオンラインストアのページへのリンクをご用意しました。

 

こちら。

 

 

 

【先行予約】”BARRY” COTTON TWILL CHINO TROUSER – KHAKI 22,000円(税込)

172センチ60キロで「M」を着用

私、「S」サイズでも穿けなくはないですがフロントボタンがギリギリで留まってベルトが必要ない位のタイトなサイズ感。

納品時に既に洗いがかかっているので大幅な縮みはないと予想はできますが多少のゆとりは欲しいので私は「M」。

感覚的には普段29インチが普通に穿ける方であれば「S」でいけると思います。

普段30~31インチ弱位の方で「M」な感じですかね。ご参考まで。

 

 

 

もう一色が、

 

【先行予約】”BARRY” COTTON TWILL CHINO TROUSER – STONE 22,000円(税込)

172センチ60キロで「M」を着用

私は裾を「ダブル」にしましたが「シングル」でも可、

ミシン仕上げの「タタキ」でもカッコイイですよっ。

裾の処理による見え方の違いに関してはブログ後半でご紹介します。

如何でしょうか?

 

自分で言うのもなんですが凄く良いです(笑)。控えめに言っても最高ではないかと!

 

価格は22,000円(税込)。サイズはSからXXLまでの5サイズご用意しておりまます。

 

本日からオンラインストアでも先行予約を開始しましたので遠方の方も是非。

 

オンラインでご予約いただいたお客様は6月7日金曜日から順次発送手配をさせて頂きます。

 

 

 

それではここからはバリーについての詳細、別注に至った経緯や拘ったポイントなどをご紹介させてくださいっ!!

 

まず、ディテールはこんな感じ。

 

 

 

1アウトプリーツ(タック)でボタン部分は持ち出し仕様。

穿き心地も安定の天狗仕様にジップフライ。テーラー仕様のライニング。

後ろポケットは左はフラップ付き。右はフラップなしの仕様。

裾はフラシ(未処理)仕様。お好みの裾の仕上げで穿いて頂けます。

実際の着用には関係ないのですが別注する上で絶対に実現したかったアメリカンな雰囲気の紙のフラッシャー。

生地はバーンストーマーさん定番モデルに使われているコットンチノクロスを使わせて頂きました。

こちらの生地は昔ながらの単糸を緩く撚る事により、ガシッとした見た目に反してしなやかな風合い。

ミリタリーチノに使われるような生地の風合いを残したまま穿きやすくアレンジされた生地。

 

 

 

 

この別注チノ「BARRY バリー」ですが、

 

テーラー仕立ての英国ルーツなドレスチノのイメージとかといえばそうではなく、合理化の国で直線的に簡素化されていった大量生産のアメリカンチノの中間位なイメージ。

 

ウェストバンドの内側やライニング部分などテーラーによる丁寧な手仕事的ディテールもまだ残っていてドレスとカジュアルの間なイメージ。

 

そのカジュアル感を演出する上での象徴的なディテールが「プリーツ(タック)」。

 

しかも「アウトプリーツ」である事が重要だという私なりの解釈。

 

もっとガチガチの正統派に作るのであれば「インプリーツ」、アイビーど真ん中にするのであれば「フラットフロント(ノープリーツ)」にするところを敢えてこのディテールに。

 

これによってバーンストーマーさんのテーラーメイドな中身と作りは踏襲しながらもよりカジュアルな見た目にしています。

 

個人の感覚やイメージ、自身が過ごしてきた時代による体験の部分も大きいとは思うのですが私なりにこんなイメージで別注しました。

 

 

 

 

シルエットはどうかと言いますと、

 

太すぎず、細すぎずの絶妙な塩梅。

スタイリッシュになり過ぎず、

鈍くさ過ぎる事もない。

キレイ目過ぎる事もなく、

カジュアル過ぎる事もない。

このチノを作るにあたって目指したものはジャケパンで仕事でも使えて、休みの日はTシャツやスウェットにスニーカーやサンダルでもカッコよく穿けるチノ。

 

イタリアブランドが作るようなスタイリッシュで艶っぽい感じではなく、イギリスのテーラー文化から派生したいかにもドレスでフォーマルなカタイ印象でもなく。

 

かと言えば、簡素なディテールとズドーンとしたシルエットで直線的な近年のアメリカンなチノでもなく。

 

うまーくそれぞれの良いところをミックスしたシルエットや雰囲気を目指しました。

 

ジャケットやシャツを合わせてキレイな雰囲気でも着れるけれど、Tシャツやスウェットでも成立するモノ。

 

イメージしたシルエットはそんな感じ。

 

こちらが申し訳ないなって思う位、何度も何度もサンプルの修正を繰り返したので自信を持ってオススメできるシルエットです。

 

 

 

 

あとは流行に左右されない(されづらいの方が正しいかも)事。

 

このチノを作るにあたってベースにしたのは自身が所有するUSブランドのチノパン。

 

不思議な事にそのチノは毎年、毎シーズン穿きたくなるんですよね~。

 

1-2年でパンツの好みが変わる自分が毎シーズン穿くパンツって自分自身が一番驚き。

 

恐らく色々な意味でバランスが良いんでしょうね。

 

流行や自身の好みの変化に左右されづらい絶妙なバランスのパンツなのかと。

 

ただですね~、そのチノパンの丈が短いんすよっ!!

 

当時はその丈で最高だと思っていたんですが今の気分だと短いんですよっ。

 

1色は丈を伸ばしてみたんです。。。あっ、2色持ってるんです、そのお気に入りパンツ。

 

ただ、長い年月穿いているので直した跡が残り過ぎて気になってしまい。

 

結果全然穿かなくなっちゃいまして・・・。

 

残りの1色は丈はそのままにしているので今でもたまに穿いてます。少し丈が短いけど・・・。

 

 

 

 

私、「パンツ」が大好きで「パンツ」こそがメンズファッションの要だと思っています。

 

今まで沢山のパンツを穿いては穿かなくなってを繰り返してきました。

 

そんな中でここまで長い年月飽きずに嫌にならずに穿いたパンツって後にも先にもこれしかないなって思いまして(リーバイス501以外)。

 

ただ、同じモノはもう買えない。そして似たモノは見つからない。

 

そうなったら作るしかないなってずっと考えていました。

 

ただ、どこで作っても良い訳ではないんですよね。パンツは特に難しいですからね。

 

作りたいパンツの雰囲気やニュアンスを共有できて、クオリティー的にも納得いくものが作れるブランドじゃないと。

 

この「雰囲気やニュアンスを共有できる」っていう所が凄くハードル高い。

 

その感覚的な部分を会話の中で共有できる、それを信頼できる方かどうかが肝になります。

 

それができないと何回やり直してもイメージするものは上がってこない。

 

関係性も重要なポイントになります。

 

過去の経験談です。

 

 

 

 

これが今回バーンストーマーのモンロウさんに作ってもらおうと思った経緯。

 

実際、誤解を恐れずに言えば、自分が欲しいから作りました。。。

 

恐らくどのお店のバイヤーさんも一緒だと思うんですよねっ。

 

こんなモノが欲しいんだけどどこを探しても見つからない。

 

どうしても自分が欲しい、着たい、穿きたいから作ってしまえっみたいな。

 

こういう理由で作る別注が一番気合いが入りますし、純粋に「好きだから」という気持ちでお客様にご提案できる。

 

自分が本気で好きじゃないモノ、気に入っていないモノなんてお客様にオススメできませんっ。

 

やっぱり自分が気に入っているモノをオススメしたいっ!!!

 

いくら仕事だからと言って自分が気に入っていないモノを「コレ、いいですよっ!」なんて言える程、器用な人間ではございません。。。

 

 

 

 

 

 

ちなみに自身が所有していて今回の別注のベースにしたアメリカブランドのチノは「BARRY BRICKEN バリーブリッケン」のモノ。

 

リスペクトを込めて別注のモデル名は「BARRY バリー」にさせて頂きました。

 

これだけは別注の話を持っていく最初の段階で決めてました!

 

恐らく洋服好きな方であれば「バリー」って聞いただけでピンときてたでしょうけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あともう一点、ずっとやりたくて今回ようやく実現できたのがコレ。

アメリカのクラシック系チノパンブランドには必ずと言っていい位ついている紙のフラッシャー。

 

別注の打ち合わせをしにバーンストーマーさんのオフィスに行った時にダメ元で打診してみました。

 

「こんな感じのアメリカンチノなイメージの紙のフラッシャーが付けたいっす!」って。

 

そしたら「やりましょうっ」と言って頂けまして・・・。

 

タイミングも良かったみたいですけどねっ。

 

海外向けの卸売りにも力を入れているバーンストーマーさんに海外の卸先のお店からも同じ要望があったらしく。

 

今後、海外向けに生産する製品に付けようかと考えていた矢先の話だったのでトントン拍子に話が進みまして。

 

これが付いているだけでもいかにもアメリカのチノのような雰囲気に見えますよねっ???

 

今回の別注をする上で私の中で非常に重要なポイントだっただけに凄く嬉しくてですね~。

 

感謝感激、最高な訳なんですよっ。

 

そんな経緯もあり、皆様に先駆けて購入させて頂いた「バリー」の紙のフラッシャーは記念に保管してあります(笑)。

 

 

 

そんな経緯と想いで作ってもらった別注チノ「BARRY バリー」。

 

奇(く)しくも私自身が欲しいチノを別注という形で作っていただいたのですが、結果的にバーンストーマーさんのインラインモデルには存在しないシルエット、ディテールになりました。

 

これであればバーンストーマーファンの皆様、同ブランドの定番モデルやその他のインラインモデルを沢山お持ちの方でもお楽しみいただけるのではないかと。

 

意外にも型からの別注というのは普段はあまり受けていないようでして。。。

 

ある種、今回は特別に受けて頂けたのかなと考えると大変感謝しております。

 

そういう意味でも特別感、存在意義があるモデルになったのかなと思っております。

 

 

 

それではここからはこのパンツに何を合わせるかという私なりのご提案を。

 

ベタですがシンプルにシャツがいいなって。

少しイマドキなフィット感のシャツ。これ位のトップスの着丈、身幅でも耐えれる位の「ワタリ幅」と「シルエット」である事を意識しました。

あまり腰回りとワタリが細すぎると最近のトップスとのバランスが悪くなってしまいますからね。

やり過ぎない程度に今の気分でも穿けるという事も意識はしています。

 

 

身幅緩め、着丈長めのワークシャツ系や、

身幅たっぷり目の軍モノのシャツも問題なく着れます。

 

ジャストサイズのシャツをインしても抜群のバランスですし、

最近の感覚でいえば少し細身?のシャツでも。

半袖キャンプカラーシャツにもばっちり!

小奇麗な雰囲気のスメドレーなどのニットポロなども。

勿論、今の時期に欠かせない半袖スウェットでも。

 

もう少し暑くなると「Tシャツ」は欠かせません。

こんな感じで普通に着て頂ければいいんですが・・・

 

Tシャツをインした時の見え方、バランスも重要視しました。

最も拘ったのは「股上の深さ」。

股上が浅すぎてもダメですし、深すぎるとクラシックすぎますし。

結構イイ塩梅かと。

 

シルエットも細すぎるとスタイリッシュ過ぎますし、あまりズドーンとし過ぎるとラギッド過ぎて体型や人を選びますし。

 

 

 

 

結構今っぽい?トップスの雰囲気にも対応できちゃいます。

少しゆったり目のトップスでもバランスが取りやすいんですっ!

 

 

ショートレングスのブルゾンや、

Gジャン、

ミドル丈のカバーオール系でもバランス問わず。

ミリタリーテイストのジャケットや、

サファリジャケット、

マウンテンパーーカーにも。

 

Tシャツにジャケット(紺ブレ)を羽織ったり、

もう少しキレイ目にシャツを合わせても。

タイドアップでも問題なし。

少しボトムにボリュームが必要なイマドキなダブルの紺ブレにも。

最近のジャケットのサイズバランス、着丈にも耐えれるぐらいの腰回りのボリューム感とワタリ、裾幅になっています。

 

 

以上のように幅広いスタイルに使いやすい絶妙なバランス感で仕上がったかなと思っています。

 

もっとキレイ目なチノや、もっとカジュアルなチノは世の中に沢山存在していると思うのですが、この位の雰囲気のチノってあまりなくないですか?

 

イマドキ過ぎず、クラシック過ぎず。

 

細すぎず、太すぎず。

 

スタイリッシュ過ぎず、鈍くさ過ぎず。

 

いい意味での「いなたさ」を残した現代のアメリカンタイプのチノパンにできたかなと。

 

気付けば相当長いブログになってしまいました・・・。

 

 

 

 

最後に裾上げについて。

 

納品時は裾上げしてありません。未処理(フラシ)の状態です。着用するには必ず裾上げが必要になります。

 

当初はある程度のお客様に対応できるように少し長めの丈でミシンのタタキ仕上げにしようか、もしくは最初からダブル仕上げにしてしまおうかと悩みました。

 

カジュアルのパンツを販売する上で一般的な最大公約数をカバーするやり方ですね。

 

というのも最初から直してあった方が気軽に買って頂けるかなって思いまして。丈がピッタリな方であれば直ぐに穿いて頂けますしね。

 

 

 

でも「タタキ」にしてしまうとダブルに変更したい方、特に身長が高く足が長い方には対応できなくなってしまいます(ステッチを解いても縫い代が足りなくなる)。

 

かといって最初からダブルにしてしまうと丈が合わないお客様には非常に心苦しい。短くする分にはいいですが、長くするのが難しい。

 

少数の方を切り捨てる事になってしまいます。。。

 

そんな事はしたくない。幅広い方に好きな仕上げで好きな雰囲気で穿いて頂きたいなと。

 

 

 

結果、色々な裾の処理(ミシンでタタキ仕上げ、シングル、ダブル)を選択して頂けるように未処理(フラシ)を選択しました。

 

購入いただくお客様に一つ余分な手間(裾上げ)をお掛けする事になってしまいますが何卒ご了承下さいませ。

 

 

 

疑似的(内側に折り曲げただけ)ではありますが「シングル」、

 

「ダブル」。

 

 

「ミシンのタタキ仕上げ」はサンプルがございません。

 

代わりと言ってはなんですが・・・

 

ミシンステッチを裾から2-3センチ位に入れて、そのステッチ分を外側に曲げました風だとこんな感じ。

一見、ダブル風ですがダブルよりもラフな印象。

 

この仕様はグロウンアンドソーンのチノを購入頂くお客様によくご提案していました。

 

折り曲げなければ少しクッションが入る程度の長さで、短めに穿きたい時は外側にステッチ分曲げるといった具合。

 

ミシンステッチが表に出る仕上げがお好きな方にはこの直し方もオススメです。

 

ご参考にして頂ければ幸いです。

 

 

 

 

オンラインに先駆けて店頭では5月25日の日曜日から予約受付をスタートしました。

 

予想はしてましたが圧倒的に「カーキ」が人気。「ストーン」は現時点では少数派。。。

 

私は「ストーン」激推しなんですが・・・。

 

勿論2色共買いましたが、私は8割以上は「ストーン」を穿くのではないかと今から予想しております。

 

所有しているバリーブリッケンもそうだったように・・・。

 

実はこの「ストーン」という色、アメリカのチノパンメーカーには必ずと言っていいほどラインナップされている色。

こちら某アメリカのチノパンブランドの生地見本。ちゃんと「STONE」ありますね~。

 

日本のブランドでこの色を展開するところは少ないんですがこんなに便利で合わせやすい色はありません。

 

トップスに合わせる色は選びませんし、秋冬に穿けばダークトーンになりがちなスタイリングも明るくする事が出来ます。

 

唯一のデメリットと言えば「汚れ」かもしれませんが、ガシガシ洗えるチノであれば全く問題ないと思ってます。

 

色を迷ってるそこの貴方。「ストーン」がオススメですよっ笑。

 

是非お試し下さいませ。

 

 

 

 

冒頭でもお伝えしましたが、本日からオンラインでの先行予約をスタートしました。

 

一般販売は6月8日土曜日からの開始を予定しております。

 

オンラインで先行予約頂いた方には7日金曜日から順次発送手配をさせて頂きます。

 

勿論、店頭では引き続き予約受付中!

 

お近くの方は是非店頭へ。フルサイズでご試着頂けますよっ。

 

 

 

 

オンラインの予約ページは下記からご覧ください。

 

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最後までお読み頂き有難うございました。見た目は地味ですが穿いてみると凄く良いパンツですよっ。是非お試しください。

鈴木

 

 

 

 

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