【INDIVIDUALIZED SHIRTS インディビジュアライズドシャツ】2023年秋冬の別注プルオーバーボタンダウンシャツ
2023.10.14
こんにちは。自他ともに認める?シャツ好きな鈴木です。
本日はお待ちかね、インディビジュアライズドシャツの別注モデルのご紹介。
自分でオーダーしておいて自画自賛が甚だしいですが、今回も凄く良いです。
では本題へ。まずはご存じない方の為にブランドの詳細を。
INDIVIDUALIZED SHIRTS / インディビジュアライズドシャツ
アメリカニュージャージー州の小さな町パースアンボイで1961年にカスタムメイドの専門ファクトリーとして創業。 アメリカにおける紳士服の歴史はヨーロッパからの移民による仕立て屋(テーラー)のもの作りから始まり、 のちに既製服として大量生産される時代に変わっていきました。歴史の中で忘れ去られてきた仕立て屋が作るシャツ、 一人ひとりのために仕立てた最高の着心地のシャツ・・・インディビジュアライズド シャツの原点は仕立て屋が作る 本物のシャツを提供することでした。 そして、現在でもカスタムメイドシャツの分野ではアメリカでの国内シェアNO.1を誇っており、バーグドルフグッド マンやサックスフィフスアベニューなど、全米の高級紳士服専門店のカスタムシャツを手掛け、顧客リストの中には 歴代大統領やハリウッドスター、スポーツ選手などのセレブリティーが名を連ねています。
説明不要のとても良いシャツ。
本日は細かい蘊蓄は抜きにして早速。
昨年の秋冬ではオックスフォードのブラックウォッチを展開していましたが、今年は同じタータンチェック括りの「マッケンジー」という名称のチェック生地。昨年も同じような事を記載しましたがこの手のチェックは一般的にはオックスフォードではなくブロード(ポプリン)が一般的。オックスフォード生地のタータンチェックは意外となかったりします。。。色合いもいいですし、何よりもオックスフォード特有のガサッとしたドライな風合いが最高です。着込んで洗いこんでいくうちにクタッとなってくるオックスフォード生地の風合いが好きな方も多いのでは?
コレ、メチャクチャいいっすよ。コットンフランネルのタッターソール。写真では伝わらないと思いますが白ベースのタッターソールではなく、生成りベース。生成りベースの生地に赤とグリーンのラインが入った生地。コットンフランネルの柔らかい素材感とその起毛感によって赤とグリーンの発色が控えめ、何よりもベースが白ではなく生成り色という時点でも印象はソフト。素材感と色合い、着心地全ての要素が柔らかい。メチャクチャいいっす。少し大柄なタッターソールという所も最高です。無類のタッターソール好きな私にとっては堪らない一枚です。
オックスフォードのキャンディーストライプ 34,650円(税込)
こちらはアメリカントラッド好きにはお馴染みのオックスフォードのキャンディーストライプ。でも何となく雰囲気違う気がしません?実はこれ、一般的なキャンディーストライプよりも幅が太目。そしてベースの色が生成りにグリーンのストライプ。通常は白べースにストライプが一般的ですがこれは生成りベースのストライプ。ありそうでない、普通だけど普通じゃない。ウチ的には大好物なヤツです。白ベースのキャンストよりも柔らかい印象。色のコントラストがきつくなり過ぎないので他アイテムとの相性も抜群です。
2023年秋冬はこの3柄展開です。
どれも想像以上によろしい雰囲気で困っちゃいます。
3素材共に172センチ60キロでサイズは「S」を着用。
「S?」って思った方も多いかもしれません。「14Hじゃないの?」って。
このサイズ表記の変更に関してはブログの最後で経緯と共にご説明させていただきます。
いつも通りの長袖プルオーバー仕様の別注。
なんでプルオーバー???
単純に着た時の雰囲気が圧倒的にフルボタンよりもかっこいい!と、思っているから。
特に裾を出して着た時は絶対にプルオーバーの方がカッコイイ!
じゃあ、裾をパンツにインした時はどうか?
プルオーバーのシャツは裾をパンツに入れないって方もいらっしゃいます。
それはあくまでも個人の趣味嗜好によるモノ。
実際はプルオーバーでも裾はパンツにインしてもオッケー。
そうなると用途の幅を考慮してもプルオーバーの方がフルボタンよりも優勢ではないかと。
よくプルオーバーのデメリットとして着脱の手間、面倒くさいと言われます。
そんなに頻繁に脱いだり着たりします??
朝出かける前に着て、帰宅して脱ぐ。その程度であればどちらでも関係ないかと。
むしろ、ボタンの数が少ないプルオーバーの方がすぐに着れるのでは???
などと理屈をこねくり回しながら総合的に考え「フルボタン」ではなく「プルオーバー」をオススメしたいっ!
インナー用途でジャケットやニット、スウェットの中に着ても全然いいですしね。
そうなるともはやプルオーバーだろうがフルオープンだろうが関係ないんですが。。。
各生地で裾をインする、インしない、重ね着など何パターンか試してみます。
シャツの裾をパンツにインしてもしなくてもグッドバランス!
インナーとしての用途でも大活躍!
3色共に無地よりも主張はあるけれど合わせやすい!ジャケットや軽アウター系の中に着るのに最高の色と柄!
当然の事ながらタイドアップにも最適な襟型。
こんな感じでシャツの裾をパンツにインしようがしまいが、ジャケットやニット、スウェット、カットソーの中に着ようが、タイドアップでもノータイでも「何でも来いや!」って感じで。
以上、総合的にみて「プルオーバー」の方が「フルボタン」よりも使えるのではないでしょうか?いう私からのご提案でした。
プルオーバー着たことがないという方は是非お試しいただければと。
「プルオーバー沼」にハマらないようにお気を付けくださいね(笑)。
琴線に触れるプルオーバーシャツって探してもなかなか見つかりませんので。
欲しいプルオーバーがあったらお早目のご検討が「吉」ですぞ。
オンラインは下記からご覧いただけます。
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ここからは「サイズ表記」について。
従来は「ネックサイズ表記(14Hや15など)」でオーダーしていたのですが今回から「S,M,L表記」に変更してもらいました。
■従来のサイズ表記
■今回のサイズ表記
というのも昨シーズンからボディーのサイズに対してネックサイズをハーフサイズ大きくして別注しています。
クラシックフィットの「14H」のボディーサイズに「15」のネックサイズという形で。これを「S」としてオーダー。
「M」は「15」のボディーに「15H」のネックサイズ、「L」は「15H」のボディーに「16」のネックサイズ。
その経緯について。
実はボディーのサイズに問題はないけれどもネックサイズが小さくて第一ボタンが閉まらないというご意見が多く。
洗濯による生地の縮みの関係もございます。
タイをする前提でお考えのお客様も多い事もありネックサイズだけハーフサイズアップでオーダーしております。
ネックサイズ以外のボディーのサイズ感は基本的なクラシックフィットのままです。
普段クラシックフィットで「14H」を着ている方は「S」を、「15」を着ている方は「M」を、「15H」を着ている方は「L」をお選びください。
ボディーが「14H」、ネックサイズは「15」のシャツに「14H」のレーベルを付けてもらった昨シーズン。
「ネックサイズ」と「裄丈」を基本に考えるドレスシャツメーカーにそのような依頼をするのは工場の混乱を招くだけではないかと反省しまして。
縫製を担当する方は実寸が「15」のネックパーツに「14H」のレーベルを付ける訳ですからね。
ある意味、先方に失礼にあたるのではないかとも思いまして今回から「S、M、L」表記に変更させていただきました。
従来のクラシックフィットのネック、ボディーサイズが良かった!という方には申し訳ないのですが。
私、クラシックフィットの14Hのボディーサイズに15のネックサイズがベストサイズでして。。。
お客様からその手のご要望も多かった(トランクショーでもその手のカスタムオーダーが多いのも事実)ので今回のサイジングにさせて頂きました。
文章だけの説明ですと分かりづらいかもしれませんので詳細は店頭スタッフにお問合せ下さい。
全くの別件ですが、すごーく楽しみにしていたクレセントダンワークスのダウンベスト、ダウンジャケットが入荷しました。ベストは「色」、ジャケットは「形」が特別な。インスタはストーリーズに一部をアップしたので間に合えばみて下さいねっ!
鈴木
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