予約受付スタート!【D.C.WHITE ディーシーホワイト】ファッションとして楽しむスーツ 「The KHAKI」

2023.3.4

 

 

こんにちは。鈴木です。

 

本日から予約会がスタートするこちら。

・左(ジャケット) ULTIMATE COLLECTION “THE KHAKI” CHINO TWILL JACKET – KHAKI ←クリック or タップ

 

・右(パンツ) ULTIMATE COLLECTION “THE KHAKI” CHINO TWILL WIDE PANT – KHAKI ←クリック or タップ

 

 

 

第一弾「ネイビーブレザー(紺ブレ)」、第二弾「リーファージャケット(Pコート)」に続くD.C.WHITE(ディーシーホワイト)の「Ultimate Collection 究極のコレクション」の第三弾!

 

今回は「ファッションとして楽しむスーツ」という観点から「The KHAKI」というテーマでカーキ色のチノクロスのスーツ(セットアップ)。

 

濃色(ブラックやネイビー)だらけの労働着になっている日本のスーツ事情に対して、もっとファッションとしてスーツを楽しもう!という前向きな提案。

 

 

 

 

コレクションに込めた想いをディレクター石原氏の言葉でご紹介。以下、石原氏談。


 

まず最初にイメージしたものは亜熱帯になりつつある日本の夏に汗をかきながらもタイドアップできるスーツを作ることでした。

 

 

当然、夏にも扱いやすい素材が前提になりますが、化繊の高機能素材よりも皴の入り方や着込む事でクタッとする経年変化を楽しめるコットンスーツ、なかでも「チノクロス」のチノスーツを真剣に作っていこうと考えました。

 

そこで「チノクロスとは?」と深く考え、本物のチノクロスの開発から始めました。

 

 

コットンの綾織物でベージュ~カーキのものは総称としてチノと呼ばれておりますが「本物のチノクロスのスペックとは?」と歴史に着目し生地を深堀りしてまいりました。

 

 

 

 

1846年インドに派遣されたイギリス軍のために、ウールサージに代わる夏用のパンツとして本国より送られたコットンパンツ。

 

カラーはホワイト、当時の軍人たちには不評で大量に残ってしまうこと。

 

そこに目を付けたのが中国商人。

 

格安で仕入れたパンツはインドの土で染められフィリピンに駐在していたアメリカ軍へと渡ることになります。

 

アメリカ軍人達はこの土色のパンツを中国パンツ「Chino Pants」と呼びその後にアメリカ全土に一般衣料として広まることに。

 

土色=ヒンドゥー語で「Khakii」、英語で「Khaki」

 

カーキ色がチノパンの定番カラーとされているのは、このような歴史からと想像されます。

 

 

 

組織としては「紺ブレ」でも展開したウェストポイントなどのように目の詰まった組織ではなく、経糸緯糸共に20番以下の単糸で織られた2/1(経糸2本に緯糸1本を交差させて織る)または3/1(経糸3本に緯糸1本を交差させて織る)の綾織物が1846年当時は使われていたようです。

 

 

この服飾文化の歴史から「The KHAKI」は起源の1846年当時の左綾のタテヨコ単糸のリアルチノクロスを採用し「土色(KHAKI)」を再現することからスタートしました。

 

イギリス→インド→フィリピン→アメリカと地球を半周し誕生したインドの土をイメージし、何度も何度も色出しを繰り返しこの土色「KHAKI」にたどり着きました。

 

 

その素材を使って襟ののぼりとナチュラルショルダーに拘ったジャケット、太めのボトムで1846年当時のパンツのイメージから連想するDC WHITEが今提案できるスーツ、働く人へ向けたワークウェアを完成させました。

 

そのルーツに思いをはせながら、コットンのしわ感、肩の丸み、経年変化を楽しめる、着こめば着込むほど味の出てくる、それでも上品なDC WHITEらしさをもつスーツです。


 

という想いの詰まったコレクション「The KHAKI」。

 

 

 

 

それでは早速商品の紹介にいきますが、石原氏から「このThe KHAKIはディテールや蘊蓄よりもスタイリングで提案して欲しい!」というバトンを頂きました。

 

このスーツ(セットアップ)をどう着るか、どのようなスタイリングをお客様にご提案するか。

 

私なりの解釈を加えてスタイリングを組んでみました。

 

結果は下記のように。

 

スクロールして下に向かうにつれてラフに崩してみました。

 

ジャケットとパンツが同じなので見た目の印象は大きくは変わらないように見えますが・・・・。

タブカラーシャツにタイドアップ。

 

 

ボタンダウンシャツにノータイ。

 

 

シャンブレーのウェスタンシャツでノータイ。

 

 

 

 

古着のスウェット。

 

 

 

最後はプルオーバーのアノラックにスニーカー合わせ。

 

 

 

「ファッションとしてスーツを楽しもう」という点に重きをおいてスタイリング。

 

ルールや既成概念に縛られずに自由に着てみました。

 

このスーツ(セットアップ)、かなり自由度が高いです。

 

納品時で既に一回水洗いされた状態なのもポイント高いです。生地が柔らかくなっていて最初から着易い。

 

ジャケットは初めて着た時から自然と体に沿い丸みのあるシルエットに。絶妙なフィッティングと生地感がそうさせてくれます。

 

さすがはジャケット、スーツを得意とするD.C.WHITE(ディーシーホワイト)。

 

アメリカ東海岸のスタイルをベースにしているブランドという触れ込みもこのスーツで妙に納得しちゃいます。

 

同列でシアサッカーストライプとコードレーンのスーツがあってもおかしくない位の雰囲気。

 

「スーツ」というワードから連想するお堅いイメージで作るのではなく、カジュアル且つ気軽に、気負わず臆せず気楽に着れるように作ってくれています。

 

でも作りはちゃんとしたテーラードジャケットにスラックスっていう。ココが凄く大事。

 

当たり前にシャツにネクタイでもイイですし、スウェットやTシャツにスニーカーでも成立するような。

 

ラフなアイテムとの相性もイイので普通のスーツではできない事をしてみたいと思わせてくれます。

 

 

 

 

 

基本的には上下が決まっている訳ですから考えるのはインナーと靴のみ。

 

それだけでスタイリングが完成すると思えば凄く簡単。

 

何を合わせるか深く考えなくても大丈夫だと考えればこれほど便利なモノはありません。

 

セットアップ(スーツ)って着慣れるとこんなに便利なものはないですよね。

 

そう考えると、普段からあれこれスタイリングを考えるのが面倒くさいという方に向いているかもしれません。。。

 

むしろ、洋服にあまり興味のない方のほうがこのセットアップは有難い存在になり得るのかも・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてセットアップではなくそれぞれの単体使いもオッケーなのが更なるポイント。

 

まずはジャケット単体。

 

 

パンツ単体。

ジャケット、パンツ、どちらも単体で問題なく成立します。

 

でも、、、

 

ディレクターの石原氏の「スーツをファッションとして楽しんで欲しい!」という意図を汲むのであればやはり「セットアップ」がオススメ。

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に着てみた私の感想は、、、

 

まずジャケットを着た時の第一印象はジャケットの肩の収まりが素晴らしいという事。

 

第一弾の紺ブレよりもさらに肩がしっかりと丸く収まります。俗にいうナチュラルショルダー。

 

且つ、襟のノボリも素晴らしく首に吸い付くような仕上がり。

 

その襟のノボリからナチュラルショルダーにキレイにつながる曲線(丸み)が堪りません。

 

シルエットもイイです。少し着丈が長めで外に逃げる裾のラウンドが小さめ。

 

ジャケットのシルエットは凄く時代性を反映するので今はこの気分。今着たいと思うジャケットの形。

 

クラシック回帰している時代の流れも程よく取り入れられています。

 

私、172センチ60キロでサイズは「44」。ほぼ完ぺきなフィット感。

 

個人的には自分の手が短いので袖丈1センチぐらい長いかなって。

 

着込んで肘にシワが入れば問題なくなるか、洗って更なる縮みを期待するか。最終手段は潔く袖丈を詰めます。

 

 

 

 

 

そして、パンツ。

 

こちらの穿く前の第一印象は太そうだな、いざ実際に穿いてみると見た目の印象よりも太くない。

 

正しくは太いんですが嫌な太さではないという事。子供っぽい太さではなく大人も穿ける上品さを持った太さ。

 

品のある太さと言えばいいでしょうか。

 

むしろジャケットとのバランスを考慮すると最高のバランスでした。

 

このクラシックな股上の深さとゆとりのあるシルエット。ただ太いだけではなく少しテーパードしたライン。

 

パンツ単体でも普通のチノパンとしてかなり重宝しそうです。

 

私、172センチ60キロ、普段は30インチぐらいを目安に穿きます。

 

こちらは「44」でウェストに少しゆとりアリです。

 

許容範囲内のゆとりですがベルトは必要なサイズ感です。

 

 

 

 

 

体型が違うとどんな感じかといいますと、

川端 170センチ68キロ ジャケットは「48」、パンツは「46」。

 

大西 176センチ74キロ ジャケット、パンツともに「50」。

 

近い体型の方はご参考にしてください。

 

 

 

 

私がこのセットアップを着て強く感じたのは、

 

絶対に着込んだ方がカッコイイ!!!(ジャケット単体やパンツ単体でも)

 

新品状態が「スタート地点」で着る度に「ゴール」に近づいていく印象。これだけは確かです。

 

「スタート地点」でこんだけカッコイイのですから「ゴール」に近づいた時を考えると・・・。

 

実際、少しの時間の試着でもジャケットの肘部分に入る「シワ感」が凄くかっこよく感じました。

 

石原さんのイメージしている、目指している事ってこの事だなって実感。

 

着こんでもっと自分の体に馴染んでいった時を想像するとヤバイですね。

 

 

 

 

それでもスーツ(セットアップ)というとどこか堅いイメージをお持ちの方も多いかと思います。

 

そんな時は小物を使って簡単にカジュアル感をプラスする事もできます。

 

こんな感じで。

冒頭のセットアップでのスタイリングにキャップを足しただけです。

 

ベースボールキャップとのスタイリングは簡単且つカッコイイのでオススメ!

 

 

 

 

 

本日ご紹介した「The KHAKI – チノクロスのセットアップ」は本日3月4日から予約受付を開始。

 

予約会は3月12日まで開催。

 

店頭には44・46・48・50まで各サイズの試着用サンプルのご用意がございます。

 

お近くの方は是非店頭でご試着の上、ご予約下さい。

 

納期は3月中旬~下旬を予定。メーカーの生産数にも限りがありますのでご予約はお早目に。

 

当店のオーダー数、及びメーカー様の在庫数を超える予約が入った場合は急遽予約受付を終了する場合もございます。

 

その場合は何卒ご了承ください。

 

 

 

 

遠方にお住まいの方でオンラインでご予約をご希望の方は下記ページからご予約をお願いします。

 

セットアップでご予約希望のお客様はお手数ですが下記から「ジャケット」と「パンツ」の両方をご予約下さいませ。

 

勿論ジャケット、パンツ単体でもご予約いただけます。

 

 

・ジャケット

「The KHAKI」チノクロスジャケット【D.C.WHITE ディーシーホワイト】予約ページはこちら←クリック or タップ

 

・パンツ

「The KHAKI」チノクロスパンツ【D.C.WHITE ディーシーホワイト】予約ページはこちら←クリック or タップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メールやお電話でのご予約も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。

 

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百聞は一見に如かず。お近くの方は是非実物見に来てください!

 

先日インスタで少しだけ触れた私の春夏のオススメパンツ筆頭が入荷。オルメテックス社のコットンギャバジンを使用したアメリカントラウザーズ。こちらも本日ご紹介の「D.C.WHITE」から。字面だけだとなんの事か分かりづらいと思いますが。。。後日ブログやインスタでご紹介しますがコレはかなりヤバイっす。

店頭には既に並んでおりますのでご興味あれば是非。

鈴木

 

 

 

 

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