【INDIVIDUALIZED SHIRTS インディビジュアライズドシャツ】2023年春夏 洋服好きに捧げる別注シャツ vol.01「タブカラーシャツ」

2023.2.18

 

こんにちは。スズキです。

 

一昨日にもお伝えしましたが本日、明日と下記イベント開催中!

スーツ、ジャケットのオーダー以外にもD.C.WHITE(ディーシーホワイト)の春夏の新作のお披露目も兼ねております!

 

本日、明日とディーシーホワイトのディレクター石原氏が在店。

 

オーダースーツやジャケットのメジャーリングは勿論、23春夏の新作の説明も直接聞くことができます。

 

もちろん、私のオススメのダブルのブレザーもオーダーできますっ!

 

多少予約の空きもございますので事前にお電話かメールにてお問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

 

それでは本日のブログの本題へ。

 

先日のスタイリングブログで「職権乱用?」という言い方をした位、ホントに自分自身が欲しいものを別注しました。

 

ずっと欲しかったけど市場になく。

 

トランクショー(カスタムオーダー)で自分用に個人オーダーすれば話は済むのですが、私の職業柄それもなんか違うなと。

 

凄く良いモノなんですが恐らくその存在すら知らない方もいらっしゃるかもしれない。そんな方達に知って頂きたい、試して頂きたい。

 

気に入っていただければ買って頂きたい。そして沢山着て欲しいという想いからお店の別注として展開する事にしました。

 

自分のエゴで展開している訳ではなく(笑)。お客様の事もちゃんと考えてます。。。

 

前置き長くてすいません。

 

では本題に。

 

 

 

 

INDIVIDUALIZED SHIRTS,インディビジュアライズドシャツ,通販 通信販売

INDIVIDUALIZED SHIRTS / インディビジュアライズドシャツ
アメリカニュージャージー州の小さな町パースアンボイで1961年にカスタムメイドの専門ファクトリーとして創業。 アメリカにおける紳士服の歴史はヨーロッパからの移民による仕立て屋(テーラー)のもの作りから始まり、 のちに既製服として大量生産される時代に変わっていきました。歴史の中で忘れ去られてきた仕立て屋が作るシャツ、 一人ひとりのために仕立てた最高の着心地のシャツ・・・インディビジュアライズド シャツの原点は仕立て屋が作る 本物のシャツを提供することでした。 そして、現在でもカスタムメイドシャツの分野ではアメリカでの国内シェアNO.1を誇っており、バーグドルフグッド マンやサックスフィフスアベニューなど、全米の高級紳士服専門店のカスタムシャツを手掛け、顧客リストの中には 歴代大統領やハリウッドスター、スポーツ選手などのセレブリティーが名を連ねています。

 

 

 

 

 

ウチでシャツで別注といえばやはりココ。

 

アメリカ本国では既製品の流通はなく全てカスタムオーダーのみの仕立てるシャツ屋「INDIVIDUALIZED SHIRTS インディビジュアライズドシャツ」。

 

私、ココのシャツが大好きでして。自身で所有するシャツの中でも圧倒的なシェア。

 

手間と職人の技術を要する脇の細巻きのシングルニードル縫製や立体的で体にフィットする作り(アイロンかけるとその立体的な作りがよく分かります。慣れないと凄くアイロンかけづらいので)。

 

ユニバーシティーボタンダウンというブランドの代表的な襟のロールの美しさ。

 

コンストラクションヨークという外側にステッチが見えないようなヨークの縫製仕様(プルオーバー仕様にすると外側にステッチが出ます)。

 

恐らく現時点でアメリカで作れるシャツの中では最高のクオリティでしょう。

 

そんなブランドに毎シーズン別注しています。

 

 

 

 

 

 

今回は何をどう別注したのかといいますと、

 

 

「襟型」。

 

今回の襟型は「タブカラー」。

 

 

 

 

 

えっ、タブカラー???

 

聞きなじみのない方も多いかもしれません。ドレスシャツに詳しい方はご存じかと。「襟」にご注目ください。

タブカラーは、左右の襟を繋ぐ紐(タブ)が付いた襟(カラー)。

ネクタイを締めた後に下からタブをボタンで留める(スナップ仕様のものも存在します)事でネクタイを立体的に見せる事が出来ます。

基本的にネクタイ前提の襟型です。ノータイで着る事も可能ですが個人的にはタイをして欲しいです。

 

スーツを着る時のシャツのイメージが強いかもしれません。

 

スーツに合わせる襟型としてはカジュアルな部類。完全なフォーマルなシーンには適さない襟型。

 

よほどカタイお仕事でない限り、昨今のビジネス事情であればお仕事で「タブカラー」も問題ない方が多いはず。

 

ジャケパンでオッケーな方であればむしろ是非着て頂きたいとご提案したいシャツなんです。

 

すでにレギュラーカラーやボタンダウンはお持ちの方も多いでしょうし、もう一歩踏み込んだ襟型としてご提案できればと。

 

 

 

 

 

 

 

かくいう私もタブカラーデビューは7-8年前。KEATON CHASE USAのサンプルでシャンブレーのタブカラーを購入したのがきっかけ。

 

それまでは全く無縁の襟型でした。知識として知ってはいましたがドレスクロージングを好む方が着る襟型という先入観を持っていました。

 

バカですよね~、俺。つまらない先入観で自ら経験することを放棄していたんです。

 

それが7-8年前にふとした事から興味を持ち、手に入れてその魅力にハマってしまいまして。

 

この文脈でいくとその後、何枚もタブカラーのシャツを購入したと思いますよね?

 

実は持っているタブカラーは前述のキートンチェイスUSAのシャンブレー1枚のみ。

 

欲しいタブカラーシャツが市場になかったんです。

 

見つかるのはヨーロッパのドレスシャツブランドばかり。もしくは国内のスーツ屋さんで取り扱っている、いかにもドレスシャツ的なキレイなモノ。

 

ドレスシャツといってもアメリカブランドが作るようなカジュアルでも着れる、いい意味でラフな雰囲気のモノがない。

 

そんな経緯もあり、なかなか購入に踏み切れずにいました。

 

 

 

 

じゃあ何故もっと早く別注しなかったのか?

 

それは「万人受け」しないだろうなーという心配。ビビッてたんでしょうね。

 

仕事としてお店としてオーダーするのであればきちんと販売、在庫消化できなければいけないですからね。

 

お値段もお安くはありませんし。皆様が好むような売れそうなモノをオーダーしないとな、という気持ちがあったのも事実でして。

 

それは一昨年、昨年と続けて別注、ご提案している「プルオーバー仕様」も同様だったんですが・・・。

 

いざ展開してみるとそんな心配は無用でした。

 

有難い事に非常に好評。

 

そんな一部の洋服好きが好むマニアックな仕様でも受け入れて頂けるお客様が沢山いらっしゃることを実感。

 

洋服好きに支えられているお店なんだと痛感いたしまして。

 

そんなお客様の為にも、面白いと思って頂ける、興味を持って頂ける、他店様にないモノを別注しないとなと。

 

 

 

 

 

加えて昨今のビジネスシーンのカジュアル化によるタイドアップスタイルの減少。

 

男子に生まれたからにはファッション小物の一つとしてネクタイを楽しみたい。楽しんで欲しい。

 

ビジネスシーンだけでなく普段の休日でもタイドアップを楽しめる環境作りのお手伝いができればいいなと。

 

ベースボールキャップを被る感覚で気負わず気軽にタイドアップを楽しんで欲しいんですよね~。

 

そんな環境づくりの一環として今回の「タブカラー」シャツのご提案となりました。

 

 

 

タイドアップ時の印象はこんな感じです。

 

 

分かりづらいですね。。。

 

 

 

寄りで。

この左右の襟がギュッとコンパクトになる感じとノット(タイの結び目)が少し持ち上がる雰囲気が堪りません。

 

ノット(結び目)をコンパクトにするのがオススメです。

 

タブによってタイのスペースが限られるので、あまりヘビーな生地や太すぎるタイだとバランスが悪く見えます。

 

その点だけはお気をつけください。

 

現在当店で扱っているタイであればどれでも問題はありません。

 

 

 

 

 

 

 

勿論、ブレザーやジャケットには最高の相性です。

 

普段ジャケットを着ない方でもジャングルファティーグジャケットや、

 

カバーオール、

 

デニムジャケット(Gジャン)、

 

ショートブルゾンタイプにも。

前述の通り、カジュアルな羽織りでも全然問題ございません。

 

普段ジャケット着ないからこのシャツが着づらいという心配はご無用です。

 

 

 

 

そして、もう一点大事な別注ポイントがございます。

 

今回はブランドのフィッティングの中でも中間のフィット「スタンダードフィット」ベースのサイジング。

 

タイドアップしてジャケット、ブレザーなどの中に着る事をベースに考えているので長く飽きのこない普遍的なサイズバランスにしています。

 

従来、自分でインディビのシャツを着ていて感じている点なんですが、体のサイズに合わせてサイズを選ぶと首回りがキツイという事。

 

私、体的にはスタンダードフィットは14Hでジャストサイズなんですがそうすると第一ボタン閉めると首がキツイんですよね。

 

洗濯による縮みが大きい生地だと尚更。洗濯前は留まったのに洗ったら第一ボタン留まらないなんて事も。

 

ネクタイしないなら第一ボタンを閉める事はないのでそれでいいんです・・・。

 

むしろ、定番のユニバーシティーボタンダウンという襟型は第一ボタン閉まらない位の方が襟のロールがよりキレイに出るという意見もあります。

 

ただ、タイドアップを前提とした別注なのに第一ボタン閉まらないって問題だなと。

 

かといってサイズアップしてボディーのサイズが合わない、袖丈が長すぎるのもよろしくないですし。

 

というわけで今回の別注では首回りのサイズのみワンサイズ上げて別注しています。

 

14Hのボディーに15相当の首回り。15のボディーには15Hの首回り。15Hのボディーには16相当の首回りといったサイズ。

 

この現象、私だけではないと思うんですよね。

 

トランクショー(個人カスタムオーダーイベント)でも第一ボタンが閉まらない方で首回りだけ大きくするオーダーって結構あるんですよ。

 

そんな想いから初の試みで首回りだけ少し大きくする別注してみました。

 

想像以上に調子イイので今後の当店別注の基本の指針にするかもしれません。

 

お客様のご意見も聞きつつ決めるつもりですが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

長くなりましたが今回のインディビジュアライズドシャツ別注のタブカラーシャツはこんな想いで別注しました。

 

生地は汎用性の高さとアメトラ感に重きをおいて白のポプリン(ブロード)とベタな配色のタッターソールチェックで展開。

 

洗いざらしでカジュアルに。プレスすればビジネスにも対応可。

 

当店では基本的にカジュアルに着てほしいという想いもあるので一度洗いをかけた状態で店頭に並んでいます。

 

 

 

 

興味を持っていただけましたら一度お試しいただけると嬉しいです。

 

ハマる方はハマると思います。白無地とタッターソールの2色買いもありかと。

 

何せこの雰囲気は他では見つからないと思いますからね。

 

以前はエンジニアドガーメンツも必ず毎シーズンラインナップにタブカラーのシャツがあったんですけどね~。

 

最近はなくなってしまいました・・・・・。

 

ウチもお客様からのレスポンス悪かったら二度とオーダーできない襟型かもしれませんしね・・・。

 

そうならない事を祈っておりますが・・・。

 

 

 

 

下記からオンラインショップをご覧頂けます。

 

【23春夏インディビジュアライズドシャツ別注第一弾】タブカラーシャツ 2色展開←クリック or タップ

 

 

 

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インディビジュアライズドシャツの23年春夏別注は2月、3月、4月、5月と月1ペースで仕込んでおります。

 

今回の2月分のタブカラーも含めると計4型。

 

次月(3月)はどんなのか楽しみにしていてくださいねっ!

鈴木

 

 

 

 

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