【SIERRA DESIGNS – シエラデザインズ】誰もがイメージする「ザ・マウンテンパーカー」

2022.10.1

こんにちは。鈴木です。

D.C.WHITEの紺ブレの最終生産分が入荷いたしました。

ご予約いただいたお客様には順次ご連絡致しますので少しお待ちください。

若干数のフリーの在庫もございます。お早目にどうぞ。

【D.C.WHITE】デッドストックコットンの紺ブレ←クリック or タップ

44は予約完売、46も残り僅か。それ以外のサイズは多少余裕がございます。といっても数枚程度ですが・・・（メーカー様談）。

との事です。お早目にどうぞ。

本日はここ数年、私の中で1.2を争う再燃アイテムをご紹介。

こちらのブランド。

SIERRA DESIGNS シエラデザインズ←ブランドの商品一覧へ

1965年、ジョージ・マークスとボブ・スワンソンの両名によってバークレーの隣町リッチモンドで設立。わずかな資金でロフト付きの倉庫を手に入れ工房に改装。バックパッキング用品を製造する『シエラデザインズ』が始動。その名前は雄大にそびえ立つシエラネバダ山脈に由来。1968年に当時としては革新的な60/40クロス（ロクヨンクロス）のマウンテンパーカーをリリース。今の時代の透湿撥水素材を先取りする高機能パーカーである”シエラデザインズ・オリジナル60/40マウンテンパーカー”はそのフロンティアスピリットとともに今でも生産され続け、創立50年以上を数えるシエラデザインズの代表作として、誠実なるアウトドアの仲間たちに熱く支持されてる。

私、2年前にも同じく当ブログにて同商品をご紹介しました。マウンパ気分継続中です。

「永世定番」ともいえるアイテムなので何年経とうとご紹介する内容は一緒になってしまいますが（笑）。

2年前のブログと同じような事を書いちゃうと思うのでご了承ください。

「マウンテンパーカー」というワードからイメージするモノって多くの方が同じようなスタイル、デザインを思い浮かべますよね？

それって凄い事だと思いませんか？

「マウンテンパーカー」といえば多少の違いはあれどこのデザインをイメージする。

そのオリジナルを作ったブランドですからね。

リリース当時から長年変わる事のない完成されたスタイル。ホントに凄いですよね。

このマウンテンパーカーを語る上で外せないのが使われている生地の「60/40クロス（通称ロクヨンクロス）」。

まだゴアテックスのような完全防水素材がない時代の機能素材。

緯糸にコットンを約60%、経糸にナイロンを約40%の比率で織り上げられ、特徴は「撥水性」と「透湿性」に優れた点。

当時はこれが機能性ハイテク素材だった訳です。

からくりは緯糸の綿が水を吸って膨張すると、糸の間の目が詰まり、水を通しにくくなります。それにナイロン特有の撥水性能が合わさり、水をはじくことができるようになります。つまり、濡れることによってはじめて撥水機能が生まれます。完全防水とまでは言えませんが、多くのアウトドアマンを雨風から守ってきた当時としては革新的な生地。

強度が高い点もポイント。100%ナイロン糸が一方向（縦）に使われているので引き裂き強度、摩擦強度、対引っかけ傷に優れています。コットンを使用しているので化学繊維よりも耐火性にも優れています。

でも不思議ですよね。現代はもっと優れた機能素材が沢山あります。なのに今に至るまでずっと作られ続けているなんて。

その答えは恐らく「生地の風合い」でしょう。独特の風合いと光沢を持っています。そして使い込むことで風合いも変化して味が出てきます。60/40クロスが、登場から半世紀たった今でも愛される一番の理由かと。英国バブアーに代表されるオイルドコットンと同じ感覚ですね。あれは200年近く前に開発された防水生地と言われていますし。

ココがオリジナルであるという点も重要ですかね。60/40クロスのマウンテンパーカーのシグネチャーであるという事実。

やっぱりコピーではなくオリジナルであるという点は何よりもリスペクトされるのではないでしょうか。

歴史的背景に勝るものはないですからね。歴史はお金では買えません。「元祖」は強し。

なんだかんだいって、クラシックな雰囲気のマウンパ着るならみんなシエラのロクヨンのマウンパが着たいんですよね！！

きっとそうに違いない！！

前置きが長くなってしまいました。今年は4色展開。

商品の紹介は以前のブログと同じような事を書いたのでせめてスタイリングは今年バージョン。

いくら同じアイテムとは言っても着る年によって着方や全体のバランスも変わってきますからねっ。

手を抜かずに全色着ます！！

まずは「SAGE」。