【EAST HARBOUR SURPLUS イーストハーバーサープラス】ワークパンツシリーズが最高な件
2022.8.20
こんにちは。鈴木です。
早速ですが昨週のブログでお約束した通り本日はイーストハーバーサープラスのオススメパンツをご紹介。
私が今シーズンのイーストハーバーサープラスのバイイングテーマにした「ワークパンツシリーズ」。
これが最高なんすよっ!
当店では継続的に展開しているブランドですがまだまだ知らない方も多いと思います。
こんなブランド。
EAST HARBOUR SURPLUS – イーストハーバーサープラス
「MILITARY UNIFORM」「HARBOUR」をコンセプトとして掲げ、クオリティの高い素材と生産背景に拘ったメンズウェアブランド「EAST HARBOUR SURPLUS(イースト ハーバーサープラス)」。50年代~60年代のクラシックなメンズウェアを背景にした物作りは厳選されたイタリアの工場で行われ、使用する素材もイタリアや日本の上質な物を使用。単純に製品の完成度だけではなく、魅せ方まで含めてレベルの高い物作りをしている要注目のブランドです。2020年秋冬から日本に代理店ができて国内本格上陸。
デザイナーは韓国人のハン・テミンさん。イタリアにパートナーのファブリツィオさんがいて会社はイタリアにあります。
ファブリツィオさんがフィレンツェで縫製工場を営んでいる為、このブランドは「自社工場」であるという大きすぎるメリットがあります。
勿論コストメリットもありますし、他社製品も生産する故の幅広い知識と経験、クイックなレスポンス等色々とメリットしかありません。
当店では展開していませんが、ここのブランドのスーツやジャケットはナポリのサルトリアで生産されています。
かなり拘っております。。。。
では早速。
ALCATRAZ WORK PANT – NATURAL 29,700円(税込)
右足の太もも部分にツールポケットを装備したペインターパンツタイプ。
こんな超絶シルエットのペインターパンツ見たことないすっね。かっこよいです。
フロントはプレーンな仕様。
バックは左右共にパッチポケットで片方にはフラップが付きます。
右腿部分にはツールポケットを装備。
両脇縫いと股ぐりはトリプルニードル(3本針)。
意外と見落としがちですが裾のステッチの幅もテイストやモデルによって変更しています。
お次です。
COOK WORK PANT – NATURAL 33,000円(税込)
こちらはフロントのプリーツとバックシンチが特徴的なタイプ。ネーミングからして元ネタはコックさんの作業パンツ辺りでしょうか。
丁度良い塩梅の今っぽいシルエットですがやりすぎていない感がイイですね。
ほんの少しの腰回りのゆとり感とキレイなテーパード。細すぎない裾幅。
フロントはワンアウトプリーツ。ウェストベルト部分で切り替えしていないワンピースフロント仕様。
バックスタイルは尾錠を装備。両サイドにパッチポケット。
裾のステッチ幅は太めです。
最後。
CECE WORK PANT – NATURAL 33,000円(税込)
ラストは春夏でも展開があったモデル「チェチェ」。春夏モデルの生地違いになります。バックヨーク仕様のワークパンツタイプ。
ネイビー(海軍)な雰囲気も感じる丸みのあるバックポケットもイイですねっ。
シルエットは言わずもがな。
プレーンなフロント仕様。ウェストベルト部分で切り替えしているタイプ。
ベルトループもウェストバンドに挟み込んでいる仕様。
バックヨーク仕様。両サイドパッチで角が丸いデザインのポケット。
バックヨーク、股ぐり、両脇はトリプルニードル(3本針)仕様。がっつりワークパンツ仕様です。
裾のステッチ幅は2センチ程度。
モデルによって各ディテールに違いがあって面白いですよね。
ポケットの形、ベルトループの付け方など細かい所まで見てみるのも凄く楽しいですよっ。
いずれのモデルに共通しているディテールは「ワークパンツな作り」という点。
この縫製仕様、シルエットでイタリアで作っている事がなかなかに珍しい。
本来のワークパンツはもっと平面的で裁断や縫製の効率もいい直線的なパンツが多いです。
本来は作業用で見た目は度外視した丈夫で動きやすさを考えて作るのがワークパンツです。
ですがここのパンツはもっと曲線的で仕立て屋のようなカーブを多用したつくり。
それがシルエットに直結しています。
お尻から腿にかけての無駄のないシルエットを見て頂ければお判りいただけるかと。
これ、ここのブランドの真骨頂。毎度パンツのレベルの高さには驚かされます。。。
このシルエットでもっと小綺麗なスラックスやトラウザーを作っているイタリアブランドは専業含めて数多くあります。
ただ、このテイストに落とし込んでくるイタリアブランドが他にはないんですよね。
アメリカのワークブランドが持つ粗野で乱暴な男臭い無骨な雰囲気とイタリアブランドが持つシルエットの美しさや高いアレンジ力を兼ね備えたブランド。
これがこのブランドの凄さであり、アメモン(アメリカモノ)好きにも刺さるポイント。
あと、生地もイイんですよ~。
この際、デニムの定義は曖昧にしておいて生地は「ナチュラルデニム」という事で。
触った印象はかなりしっかりとした厚みがある綾織りのワークパンツ的な生地感。
少しグレーっぽいプツプツとしたネップ感があり、いかにもワークウェアで使われていそうな粗野な雰囲気。
ポインターやカーハートなどその手のアメリカンワークウェアブランドで作っていそうな雰囲気の生地。
本気のワークブランドのような厚みがありながら、穿いてみると凄く肌触りがよくシルエットもキレイに出ます。
手元の資料によると生地の厚みは16オンス位はありそうです。
ワークウェアブランドであれば最初バキバキで相当穿きこんで、ようやく柔らかくなるんですけどね~。
そのあたりのヤツは穿き始めは生地にハリがあり過ぎて、シルエットもへったくれもないですしね。
その点、このパンツは最初から柔らかく、シルエットもキレイにでます。
単純にワークパンツと括ってしまうにはあまりにもブランドに失礼かもしれませんが・・・。
それではスタイリングのご紹介&シルエットの再確認。
3型全てに言える事ですが何にでも合い過ぎて・・・。特にジャケットにも合わせやすいワークパンツってレアです。
一番お伝えしたいのはベーシックなシルエットの生成りのパンツなのでトップスは何でも合わせられるという点。
加えてしっかりとした厚みがあるので冬まで穿けてしまうという点。
上記の2点を踏まえて冬まで考慮したスタイリングを数バリエーション組んでみました。
ご参考にして頂ければ幸いです。。。
私の個人的な印象としてはシルエットも抜群で色も合わせ易いのでホントに使い易いパンツ達でした。
これは持っておいた方がいいと思います。もっと涼しくなってから買っておいて良かった~って思って頂けるはず。
有難い事にこのクソ暑い中、モデル、サイズによって完売するところも出てきました。
オンラインは下記からご覧頂けます。
【アルカトラズ】ツールポケット付きの絶品シルエットのペインターパンツ←クリックorタップ
【クック】プリーツフロントにバックシンチを備えたイマドキフィットのワークパンツ←クリックorタップ
【チェチェ】バックヨーク仕様のトリプルニードルワークパンツ←クリックorタップ
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3型、どれを選んでいただいても使い易さはお墨付き。シルエットに特徴がある「クック」か、シルエットは似てますがディテールが違う「アルカトラズ」か「チェチェ」か。いやぁ、迷いますね~。私はジャケット、ブレザーにも合わせられる”ペインターパンツ”という所に惹かれて、「アルカトラズ推し」です。皆様はどれがお好みですか?
鈴木
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