【ALDEN オールデン】予約スタート!大人が履ける無骨な別注ワークブーツ
2022.2.20
こんにちは。連日の鈴木です。
本日は久しぶりの「ALDEN オールデン」をご紹介。
オーダーから数年・・・ようやく入荷予定の「別注モデル」。
ぶっちゃけ、もう数か月早く入ってくれれば本当に嬉しかった。本当に。そしたら最高のタイミングだったから。
でもこればかりは仕方ない。入荷しただけありがたいと思わねば。
もっと前に入れたオーダーで未納品のモノも沢山ございますのでね。
他ブランドでは考えられない納品状況です、オールデンは・・・。
勿体ぶってすいません。今回の別注モデルは久しぶりの「ブーツ」。
お店的なセールスのタイミングで言うとやや遅いんですが、気分的には最高のタイミングですよねっ?
久しぶりに流れがキテる「ブーツ」をこのタイミングでご紹介できるのは本当に嬉しいです。
ご存じの方が多いとは思いますが「オールデン」を初めて知る方の為にもブランド紹介もご用意しております。下記ご参照ください。
1884年、Charles H.Aldenがマサチューセッツ州のミドルボロウに設立したUSA(アメリカ)を代表する老舗シューズブランド。 最高品質の素材でウエルトされた紳士用トラディショナルシューズの製造に加え、ALDEN社は問題のある足でも適宜にフィットし、均整回復を可能にする整形法のデザインの分野を開拓しました。 ALDEN社はこの高度な専門分野の先駆者として知られています。 ALDEN社の整形法による製品の調査・開発は、トラディショナルシューズを快適で履き心地の良いものにすることに大いに貢献しています。 なかでも革の宝石とも呼ばれる馬革のコードバン素材を使用したレザーシューズには定評があり、世界最高峰のシューズブランドです。
こちらっ!
・Style #N6807H – 型番 N6807H
・Chromexcel Leather – クロムエクセルレザー
・Black – ブラック
・379X Military Last – ミリタリーラスト
・Plantation Crepe Sole – プランテーションクレープソール
・Width:D – Dウィズ
・Flat Cord-Hyde Lace – ロウ引き平紐
・107,800円(税込)
・展開サイズ US6-US10
詳細な全容はこちらっ!
木型は「379X」、通称ミリタリーラストです。
1940年代の第二次世界大戦時に開発。実際にアメリカ軍の将校や一般兵士にドレスユニフォーム用として支給された靴に使われていました。
軍靴用の木型で、長時間履いて歩き回っても疲れないよう設計されています。また、様々な足の形にあうように設計された万能な木型。
クセのないすっきりとしたフォルムで汎用性も高く履きやすい木型です。
何よりも軍用靴がルーツと聞くだけで男心がくすぐられます。
アッパーのレザーは別注モデルで久しぶりに「クロムエクセルレザー」を使いました。
何故かって?
最初から履きやすくメンテも楽だから。ブーツに最適。
足馴染みのいいレザーなので履き始めから楽に履けます。加えて、加温で柔らかくなる印象もあり玄関での履き始めよりも日中や帰宅時の方が柔らかく感じます。
特に冬場の朝の履き始めと日中の違いは顕著に感じますね。ストレスフリーな履き心地。
柔らかく、伸びやすいのもありタイト目サイズを選んで頂いてもインソールの沈みと相まって結構楽に履けるようになります。
この辺りは着用感のお好みもあると思うのでサイズ選びの参考にしてください。
ブーツなので無理にタイトに履く必要はないと思いますが。
クロムエクセルレザーは細かいキズは付きやすいのですがブラッシングである程度解消できます。
最初から細かい傷みたいのはありますからね。その辺りもクロムエクセルレザーの特徴として捉えて頂ければと。
オイルの含有量が多い為、ブラッシングだけでそこそこの傷は対応可能。
ブラッシングで取れない場合はオイルを入れてあげると解消する事もあります。
表面ががっつり削れてしまっている場合は別ですけどね・・・。
オイルの含有量が多い分、水に強いのも特徴。これは有難い。
そしてビンテージ好きな方には嬉しい経年変化がございます。
丘染めという手法(表面だけを染める)で染められているので経年で革の茶色の部分が現れ、「茶芯」の雰囲気を楽しめます。
本当に不思議な魅力を持った革なんです。他ブランドでもよく使われている事が信頼を証明していますね。
そんな特徴からレザーシューズ全般に言える馴染むまでの期間が短くメンテも簡単。
履き込むほどにアジ(茶芯)が出てカッコイイという「大人のワークブーツ」には最適なレザーと言えます。
もっとガチな本気のワークブーツもカッコイイんですが一度オールデンの6インチブーツを履いてしまうと後戻りは不可能。
履き心地の良さからブーツ気分の日は自然と体がオールデンのブーツを選んでしまう。。。
また、このプランテーションクレープソールのクッション性の良さと柔らかい履き心地が最高なんですよねっ。
私もそのお陰でブーツはオールデンしか履かなくなってしまいました。
短靴はかろうじて他ブランドもたまに履くのですがブーツはオールデン一択になってしまいましたね。
360度、どこから見てもカッコイイんですよねっ!この土踏まず部分のくびれっぷりも最高。モディファイドラストに次いでくびれてます。
そして今回の別注の一番のポイント。
それは「ウェルトのカラー」。
通常はアッパーのカラーがブラックやダークブラウンの場合はウェルトも濃い色を選ぶ事が多いんですが今回はライトタン(アンティークエッジと言ったりもします)という少し明るめのブラウンをセレクト。
・濃いウェルトカラーの「マホガニー」(私物のミリタリーラストの#8カラーのコードバンブーツ)
・明るめブラウンのウェルトカラー「ライトタン」(今回の別注ブーツ)
アッパーのレザーとソールの間のパーツ(ウェルト)の色が違うのが分かりますか?
このウェルトカラーによって黒のブーツだと重く、ハードになりすぎるところを軽い印象でカジュアルにしてくれます。
私、このアッパーレザーがブラックでウェルトカラーがライトタンの組み合わせが大好きでして・・・。
結構ウチの別注オールデンでブーツ以外でも過去にこの仕様で展開してます。
言われないと気づかないレベルの違いかもしれませんが実は見た目の印象を決定づける大事なポイントですっ!
気を付けて世の中のオールデンを見てみると意外とないんですよね~。ほとんど濃い色のアッパーには濃いウェルトカラーなんです。
アッパーがブラウンやそれ以上に明るいカラーの場合か、もう一段階薄いナチュラルウェルトのパターン(インディーブーツなど)はあるんですが・・・。
黒いアッパーにライトタンウェルト、カッコよくないですか?
お陰で気負わず軽い雰囲気、印象で履きやすいです。
定番ボトムのデニム、軍パン、チノパンで合わせてみます。
まずは大好きなラギッドアイビーな雰囲気をデニムで。
ハマれば一番カッコイイかもしれないスウェット、軍パンのシンプルスタイルに。
往年のアメリカンカジュアルスタイルを意識して太目のチノに。
パンツの裾から覗くブーツのシャフト部分がカッコ良すぎて椅子バージョンでも撮ってみました。
やっぱり短靴にはない造形美と言いますか、ブーツにしか出せないかっこよさがありますね~。
即戦力としては勿論ですが、先を見越した「ブーツ」の事前準備もアリかと。
業界人や感度の高いショップさんが2021年秋冬でブーツを仕掛けておりましたがこの流れが本格化するのは間違いなく今年の秋冬以降。
故に早めに抑えておきたいですね。
アイテム単価が低くなる春夏シーズンに靴などの高額品を準備しておくのはオススメの買い物術でもあります。
気になった方はお見逃しなく!
今回は別注という事もあり小さいサイズ(US6)から大きいサイズ(US10)まで幅広いサイズレンジで展開。
普段小さいサイズや大きいサイズがなくて困っている方は必見です。お見逃しなく。
サイズ選びが不安だというお客様も多いと思います。
店頭であればオールデン推奨のブランノックデバイスを用いた計測、私含めオールデン大好きなスタッフによる経験からオススメサイズをご案内させて頂きます。
2月中であれば店頭にフルサイズのサイズサンプルをご用意しております。お近くにお住まいの方は是非店頭まで。
遠方の方のサイズのお問い合わせはお電話、メールでもお気軽にどうぞ。
オンラインで靴を買うリスクを可能な限り軽減できるよう誠意対応させて頂きます。
オールデンの「大人が履ける無骨な別注ワークブーツ」は本日より予約スタートとさせて頂きます。
オンラインの予約ページもご用意しておりますので遠方の方は下記のオンラインページから是非ご予約くださいませ。
予約【ALDEN オールデン】大人が履ける無骨な別注ワークブーツ←クリック or タップ
3月1日からの販売になります。オンラインでご予約頂いたお客様は1日以降に順次出荷させて頂きます。
下のオールデンが22年前に購入した私のファーストオールデン。現役バリバリです。今回はこれをイメージした別注。
レザーの種類は違いますがウェルトの色は同じなので履きこめばこんな感じにエイジングしますよっ!
履き込み後のイメージ膨らませるのにご活用ください。
鈴木
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