【KEATON CHASE USA-キートンチェイスUSA】待望の再始動。USメイドのシングルニードルのボタンダウンシャツ
2019.2.24
こんにちは。鈴木です。
最近物欲に溺れています。欲しいものがありすぎて悶々とする毎日。
一回暖かい日が訪れた事により春夏スイッチが入ってしまいました。
入荷も増えて洋服好きにとっては最高に楽しい時期です。
あーでもない、こーでもないと悩んでいる時間が最高に楽しいんですよね。
さて、本日は待望の入荷ともいえるボタンダウンシャツをご紹介。
当店では欠かす事のできないブランド「KEATON CHASE U.S.A.(キートンチェイスUSA)」のボタンダウンシャツ。
しかも今回入荷したのは「USメイド」の本家本元。約1年振りの入荷になります。
沢山ご心配お掛けしました。満を持して完全復活。
ご存知ない方のためにブランド紹介。
アメリカはボストン郊外に建つ老舗のシャツファクトリーで生産されるKEATON CHASE U.S.A.。 旧き良きのアメリカのシャツの象徴的なディテールともいえる シングルニードルのボタンダウンシャツが同メーカーの代表的なアイテムとなります。 全てが合理化に向く時代にアメリカでシングルニードルでシャツを縫っている数少ないファクトリーブランドです。 一枚一枚丁寧に縫われるそのシャツはUSメイドに拘るその誇りと共に、時代を超えて愛される本物。 毎シーズン様々な生地で提供されるアイテムは勿論、定番のオックスフォードやシャンブレーのシャツは 非常に人気が高く様々な世代に愛されいます。
以前のブログでもお伝えした通り、約1年前ボストン郊外のファクトリーの老朽化により水道管が破裂。
それによって工場が水浸しになり生産ラインがストップ。
復旧までに半年以上かかり、しばらく納品がなくなっていました。
一時期は廃業するかもしれないとも。
余計なお世話だと思いますが半年以上生産が止まるという事は従業員の雇用の問題などもあるでしょうし。
最悪は廃業というのも現実的にありえるのかと心配しておりました。
工場再開の連絡が届いたのは昨年の9月頃。このタイミングでは秋冬物も間に合わない状態。
結果、19年春夏から本格的に復活という流れになっておりました。
そして今シーズン、満を持しての再始動。
ブツが入ってきてこの目で見るまでは確信できませんでしたが、休業前と比べて全く変わらないクオリティ。
そしてあの病みつきのフィッティング。完璧な状態でカムバックしてくれました。
1年振りの復活のタイミングのこのシーズンは定番的な生地をメインに展開しました。
オックスフォード、オックスフォードのストライプ、ギンガムチェック、ストライプ、グラフチェック。
定番中の定番の生地をセレクトしました。そろそろ買い換えたいというお客様も多いのではないかと。
それぐらい、ここのシャツにハマッてしまうとコレ以外着れないというお客様も存在する程。
それでは早速19年春夏のコレクションをご紹介。
まずは定番中の定番。オックスフォードのブルー。
KEATON CHASE USA (キートンチェイスUSA) L/S BD OXFORD SHIRT – BLUE←クリック or タップ
白オックスは常に在庫を切らさないようにしておりますがブルーは久しぶりの入荷。
定番中の定番でアメトラスタイルには欠かせないのですがあえてカジュアルに崩したスタイリングにしてみました。
お次は同じオックスフォード生地なんですがストライプ。通称キャンディーストライプです。
KEATON CHASE USA (キートンチェイスUSA)L/S STANDARD BD CANDY STRIPE OXFORD SHIRT – BLUE_WHITE←クリック or タップ
遠目にはほとんど無地に見えちゃいますね。カジュアルでもタイドアップでも使える便利な一枚。
秋冬にはジャケットのインナーなどに使いやすいですね。特にツイードジャケットの中でも負けない存在感。
定番好きなら一枚は持っていたい生地。
お次はストライプ。太目のストライプと細目のストライプと両方展開。
若干カジュアル目な雰囲気に見える太目のタイプ。
ベタですが軍パンタイプにニューバランス。誰もがイメージするカジュアルスタイリング。
こちらは細目のストライプ。
こちらもベタベタにチノパンにコンバースのオールスター。いつの時代も変わらない定番スタイル。
こちらのスタイリングのみシャツのサイズは15を着用しております。
お次はギンガムチェック。こちらも大きめギンガムと小さめギンガムをご用意。
若干カジュアル感強めの大き目ギンガムチェック。持っていれば必ず使える必携の一枚。
デニムでもチノでも軍パンでも何でも使えます。
そして小さめのギンガムチェック。
こちらはあえてのタイドアップ。カジュアルなジャケパンなどのスタイリングにも。
これも間違いのない一枚ですね。
そしてお次は英語では「エンドオンエンド」。日本語では「刷毛目(はけめ)」と呼ばれる生地。
KEATON CHASE USA (キートンチェイスUSA)L/S STANDARD BD END ON END SHIRT LIGHT LINING – BLUE←クリック or タップ
薄手の生地なので春夏には絶対に持っていたいですね。夏でもシャツ着たい方は必携。
洗うとシワ感と共にカジュアルな雰囲気が出てカッコイイですよ。
最後はグラフチェック。格子状のチェックです。
遠目の写真だと分かりづらいですがチェック柄です。
オンでもオフでも使える控えめですが便利な柄。ジャケットのインナーにも使いやすいです。
単体でもイイので主張のないタイプの柄がお好きな方にオススメ。
駆け足でご紹介いたしましたが以上が19年春夏のキートンチェイスUSAの「USメイド」のラインナップ。
ベタベタなベーシックなコレクション。「ブルー」を基調にセレクトしています。
USメイドのシャツは1年納品がなかったのもありそろそろ定番を買い替えたいお客様が多いのでは?
という思いも込めてセレクトしました。
私は172センチ58キロでサイズは14ハーフを着用。細目のストライプのみ15を着ています。
普段は春夏に緩く着る場合は「15」、秋冬メインでインナー使いが多いと「14ハーフ」を選んでいます。
私と同体型の方でも肩幅が広い方は15をお選び頂いたほうがベターです。
もともと着丈が長くないのでワンサイズ上をお選びいただいてもバランスよく着れますので。
本当にバランスいいんですよね。それでいて襟のロール具合も素晴らしい。ボタンダウンの命ですからね。
カジュアルシャツメーカーだとなかなかこの襟のバランスが再現できないんですよね~。
ドレスシャツメーカーならではの仕事です。
久しぶりにご紹介するのでお伝えしたい事が沢山あるのですが長くなってしまうので要点のみ。
1.アメリカ製で「シングルニードル」で縫製している数少ないシャツ。
シングルニードルってなんぞや?という方がほとんどだと思いますので過去ブログをご参照ください。
2016.10.23 FW16 私的オススメアイテム Vol.03 「KEATON CHASE USAのCONE MILLS KNIT DENIM」←クリック or タップ
2.着丈のバランスが秀逸で裾を出して着たときもバランスが最高。故にカジュアル使いしやすい。
3.ネクタイもできるしっかりとした台襟と襟のロールの美しさ。ボタンダウンを売りにするブランドのポイントです。
あくまでアメリカのドレスシャツメーカーなのですがシルエットやバランスからカジュアル使いしやすいシャツ。
いまだ手間のかかるシングルニードルでの縫製を貫きボストン郊外の工場で一貫生産。
一時期はプライスももう少し高くなってしまいましたが今はなんとかカツカツで2万切ってます。
他のUSメイドのドレスシャツメーカーと比べればいかに頑張っているかお分かりいただけるかと・・・。
本当に工場が再開してくれてよかったです。なくなってしまったら本当に困りますからね。
1年納品のない間も気長にお待ちいただいた皆様。本当にお待たせいたしました。
オックスフォードは17800円(税抜き)、その他の生地は18500円(税抜き)です。
オンラインのページは現在準備中です。3月1日にオンラインへアップ予定です。
店頭での動きも早いので気になる方は下記からお気軽にお問い合わせください。
下記はスタートに際して2010年に訪れたファクトリー。
水道管の破裂による浸水から復活した今もこの姿のままなのかなぁ。。。と想いを馳せながら。
いつの日か再訪したいですね。
本日ご紹介したKEATON CHASE USA(キートンチェイスUSA)はコレクティブ、ワークス共に取り扱いがございます。
それでは本日も店頭にて皆様のご来店を心よりお待ちしております。
鈴木
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