元祖ペニーローファー G.H.BASS
2019.2.13
ブログをご覧の皆様こんにちは。
Works のハマモトです。
本日は春夏始めにうってつけの靴をこちらのブランドからご紹介。
1876年にアメリカで創業した老舗のシューズブランド『G.H.BASS / ジーエイチバス』。
ということは今日ご紹介するアイテムはローファー。ペニーローファーです。
サドル部分にダイアモンドの切れ込みを持つペニーローファーをこの世に生み出したのがこのG.H.BASS 。
『ローファー』という名前はその脱ぎ履きし易さを表した『怠け者(loafer)』という意味ですが、
現在ローファーと呼ばれている靴の形は1936年に誕生したG.H.BASSの『WEEJUNS(ウィージャンス)』が発祥と言われています。
ジーンズがファッションアイテムとして浸透し始めた50年代、アメリカの大学生たちに同じく馴染んでいったローファー。
というのも、寝泊まりしているドミトリーとキャンバスを往復する時なんかに気軽につっかけて使えて便利だったから。
日本でいうところのサンダルや下駄みたいな感覚もあったようです。
シンプルかつコンパクトな作り。
ローファーだと伸びを考慮してサイズを下げて選ぶパターンもありますが、
バスのローファーは結構甲が低いので普段どおりのサイズで選んでもらって大丈夫だと思います。
むしろ甲高の人はハーフサイズ上げてもいいくらいかと。
『ペニーローファー』の愛称で呼ばれるきっかけとなった、お馴染みサドル部分のデザイン。
1960年代、この切れ込みに1セントコインを挟むのが学生の間で流行し、
コインローファーもしくはペニーローファーと呼ばれるようになった・・・というのは有名な話ですね。
アッパーはライニング無しの一枚革を使用。
レザーソールでヒールにはラバーが貼ってあります。
アッパー・インソール・アウトソールを一度に縫い付けるマッケイ製法を採用しており、
そのシンプルさから軽量で柔らかく、ソールの返りがいいのが特徴です。
なので靴の内側に縫い目が。面白いですね。
50年代、若者の間で同時期にカジュアルファッションのひとつとして受け入れられてきたジーンズとローファー。
コレが合わないわけがありませんね。王道中の王道です。
本格的に春めいてきたら靴下を短いもの、見えないものに履き替えて更に爽やかに。
のちに日本でも80年代にアメトラ旋風が巻き起こり、誰もがこぞって履いたローファー。
G.H.BASSはその頃からスタイルや構造、製法も長年殆ど変えていません。
高級靴ブランドでもローファーを展開していますが、そちらと比べるのは野暮ってもんです。
日本80年代の憧れの的、その頃と同じ顔つきで、今は金額的にも手軽に手に入る…
永遠の定番アイテムを王道のブランドから手に入れてみては。
ブランドのウェブショップページへはこちら⇒G.H.BASS / ジーエイチバス
商品のウェブショップページへはこちら⇒LOGAN / ローガン
hamamoto
取扱店舗:Explorer Works
tel 052-259-6572
e-mail:ex@explorer-out.co.jp
open:11:00-21:00