FW16 私的オススメアイテム Vol.03 「KEATON CHASE USAのCONE MILLS KNIT DENIM」
2016.10.23おはようございます。スズキです。3回目のブログ更新でございます。
ようやく涼しくなってきましたね。やっと秋モノが活躍しそうです。
それでは早速3回目のオススメアイテムを発表します。即戦力です。
KEATON CHASE U.S.A.(キートンチェイスUSA)のジャージーのデニム素材のシャツ。
KEATON CHASE USA – KNIT DENIM BD SHIRT ¥23,760(tax in.)←商品ページへ
まずはブランドのご説明から。
当店でシャツをご購入頂いているお客様ではあれば聞いた事はあるかもしれないブランド。
アメリカのボストン郊外でドレスシャツを縫うファクトリーブランド。クラシックな縫製を
踏襲しつつもフィッティングはスリムフィットで着丈も短めです。アメリカのボタンダウンと言えば
数年前までは着丈は長い、身幅、腕は太いとお世辞にも日本人の体型にあうとは言い難い
シャツであった事は言うまでもありません。そんな市場に彗星のように現れたブランド。
縫製の特徴としては「シングルニードルテーラーリング」。なんのこっちゃ?という声も
聞こえてきそうなキーワード。キートンUSAのシャツをお持ちの方は襟元をご覧頂ければ
ブランドのタグの上に控えめについている横長のタグに記載されております。
お伝えするのを忘れておりましたが台襟部分にジグザグに入るステッチもポイントなんです。
アイクベーハーがこのデザインでは有名ですね。
簡単にいえば昔ながらのシャツの縫い方です。一本針のミシンで全て縫ってますよーという事です。
特に脇部分から袖口までの縫い方に違いがあります。現在は2本針のミシンで脇の裾部分から袖口まで
一回で縫ってしまうのが一般的です。
シングルニードルテーラーリングとはその部分を1本針のミシン(シングルニードル)で縫うために同じ箇所を
3回縫います。ミシンを変えれば1回で済むところをわざわざ3回も縫う訳です。
正しくは昔は縫わざるを得ない状況だったと言った方がいいかもしれませんね。当時はそんな便利な
ミシンなかったでしょうし・・・。かといって切った生地の端をそのままの処理のままって訳にもいかないですし。
縫い合わせて巻き込んで縫って、それでもう一回縫ってという具合です。
なんて非効率。合理化の国アメリカでは今では信じられない縫い方でしょうね。
有名な所ではインディビジュアライズドシャツもこの縫い方です。しかもかなりの細巻きで縫っています。
キートンチェイスUSAはインディビほど細い巻き縫いではないですが同様の縫い方で縫われております。
この縫い方で縫っているアメリカ製のシャツブランドが今どれだけ現存するのかは分かりませんが
かなり希少である事には間違いないです。気にしない方にはどうでもいいことだとは思いますが。
縫い方は伝統を守っているのですがフィッティングは相反するモノがあります。
肩周りはコンパクトで身幅はそこまで細くなく着丈が短い分パンツにインしなくても
着易いという所が特徴です。アメリカのシャツって基本的に着丈長いんですよね。
あまりパンツインせずに着る文化がないのでそのような仕様が多いです。ここ数年タックイン
しないスタイルもアメリカで一般的になっているので全てのシャツが長いわけではないんですが。
勿論、着る方の身長や体系にもよるので全ての方が感動するシルエットや着心地ではないのですが
私位の身長低くてガタイもよくない体型には救世主のようなシャツである事に間違いはありません。
肩周りがしっかりとしている方だと1サイズアップで着て頂く方も多いです。店頭で接客させて
頂いているとそのパターンが多いですね。普通のシャツで1サイズ上げると着丈長くなりすぎる
んですが元々短めなので程よい長さで着て頂けます。
私が着ても着丈はこれぐらい。身長172センチほど。170センチだと思い込んでいたのですが最近の健康診断で
172センチある事が判明。なんだか得した気分。
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と、ここまでがブランドとシャツのディテールなどをご紹介させて頂きました。
知って頂きたい事が多すぎて説明が長くなっております。既にキートンチェイスジャンキーな方には
周知の内容となっておりますがご了承ください。
という訳でお待たせしました。いよいよ生地の部分へ突入です。
昨今伸びるデニム自体はそこまで珍しくもありませんよね。ストレッチ入りのデニムは当たり前
ですしいわゆるジャージー(ニット)仕立てのデニムもここ数年で大分一般的になっています。
織り組織ではなく編み組織のヤツです。ストレッチ性が高いので着ていてもストレスフリー。
着ていて「ビヨーン」っていう効果音が適しているかと思います。めっちゃ楽です。
どこに惹かれたかって言いますと、この生地かの有名な「コーンミルズ社」の生地。デニム好きならご存じのアメリカの
デニム生地で有名な会社。ただ、私のイメージでは今でも耳付きのデニムを生産する質実剛健系の
会社だと認識しておりました。そこが作る先進的なニットデニム。このギャップが堪らない。
リーバイスとの蜜月関係で有名な生地屋。その辺りを詳しく知りたい方はググってください。
最近の流れだとこういう生地は日本の生地を使っているパターンが多いんですけどね~。
そこに「コーンミルズ」というワードが出たので驚いた訳でございます。
それでは着用した感じです。
完全な自分の好みで着る場合はこんな感じです。冬に穿く白ボトムが好きです。デニムシャツとの合わせは鉄板。
最近はシャツをパンツインする事も増えました。歳のせいですかね。昔は似合わないと思い考えられなかったんですが・・・。
あえてボトムをデニムで。デニムオンデニムですがトーンが違えば全然問題ありません。
シャツ生地がゴリゴリのデニム感が少ない為、違和感なくハマります。
小奇麗に着る場合はこんな感じです。
当店のパンツブランドの代表格「Grown&Sewn」のINDEPENDENTのウールに合わせて。
勿論ウールパンツの王道の「インコテックス」もいいですがカジュアル感を出したい方はグロウンやエンパイア
にしてもらって裾を直す際にミシンのタタキ仕上げにすると表にステッチが出るのでカジュアル感出せます。
この辺りのパンツは元々がその仕上げなので特に意識しなくても問題はないです。
裾からステッチが入る箇所まで2センチ以上あるのでよりカジュアルな雰囲気になっています。
鉄板の軍パンコーデもいいですね。今なら太目のチノでもいいと思います。
KEATON CHASE USA – KNIT DENIM BD SHIRT ¥23,760(tax in.)←商品ページへ
とこんな感じで色々なボトムに合わせていただけます。ボトムにデニムを持ってくる時だけトーンを同じに
しない事だけ意識して頂ければデニムオンデニムでも問題なくいけます。
ブランドの背景もしっかりしていてシルエットもよし、生地にも拘っているシャツはなかなか簡単には見つかりません。
KEATON CHASE USAのシャツはそういうシャツをお探しのお客様にはぴったりのシャツです。
ご紹介したデニム素材以外にもアメトラ定番のオックスフォードもありますし、秋冬にはコットンフランネル春夏には
マドラスなどシーズンで色々な生地を展開。色々とチェックしてみてくださいね。襟型もボタンダウン以外もありますので。
しかも今ならオックスフォードのボタンダウンを購入するともれなくチーフがもらえるキャンペーン中。
オックスのBDの白シャツ買うなら今がチャンス!お見逃しなく!!
KEATON CHASE USAの白オックスのボタンダウンシャツページへ
という訳で3回目終了でございます。次回はそろそろヘヴィーアウター系をご紹介できればと。
それではまた来週。
suzuki
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