【ARMOR LUX(アルモーリュクス)】糸から編み立て、縫製まで一貫した自社生産による仏製
2018.10.28
こんにちは。鈴木です。
朝晩は結構寒くなってきましたね。日中もようやく秋を感じる事ができるようになりました。
と言っているとあっという間に冬がくるんですよね。ここ数年、そんな感じかと。
一番気持ちいい季節は一瞬で通り過ぎてしまうんですよね。悲しい限りです。
それでは早速。秋を楽しむのに絶好のブランドを。ここ凄いんですよー。
春夏にもしっかりとご紹介させていただいたフランスのカットソー、ニットブランド「ARMOR LUX」。
ご存知ない方も多いと思いますのでまずはブランドのご紹介から。
ARMOR LUX / アルモーリュックス , アルモアリュックス
Armor Lux は1938年にフランスはブルターニュ地方のカンペールにて創業したブランドです。 伝統のバスクシャツをはじめとしたマリンウエアー、カットソーを得意としています。 そして生地の編み立て、染色、裁断、縫製に至るまで一貫して自社生産。 全工程をカンペールの自社工場にて一元管理する事を製品の特徴のひとつとして掲げています。 またフランス郵便局、フランス国営鉄道、パリの国際空港(シャルルドゴール、オルリー)の制服を生産・支給。 その歴史と確かな実績、製品の品質においてフランス国内外で高い評価を受けているブランド。
春夏の入荷の際にも、ブログでご紹介させて頂きましたので宜しければそちらもご参照ください。
2018.4.22 【ARMOR LUX】 – 編み立てから縫製まで一貫して自社生産 ←クリック or タップ
2018.5.13 【ARMOR LUX】 -「コットンリネンの抜群の風合い」&「ヘビーウェイトでソフト」←クリック or タップ
上記の過去ブログでもご案内はさせて頂いておりますがここのブランドの強みはやはり「一貫した自社生産」。
糸から生地への編み立て、染色、カット、縫製に至るまで全て一貫して自社で行っております。
それによるメリットは他社製品との生地の差別化、編み立てから縫製まで自社で行う事によるプライスです。
当然の事ですが、自社で生地の編み立てができなければ生地屋から仕入れる必要があります。
自社で縫製工場を持っていなければ当たり前ですが他社の縫製工場に縫製を依頼する事になります。
他社から仕入れをしたり、他社へ縫製を依頼したりするとその分のコストが上乗せされます。
ARMOR LUXは上記のようなコストを全てカットできる環境にある為、フランス製でこのプライスを実現しています。
普通に考えてフランスメイドでこのプライスは安いですからね。
それに加え、郵便局、国営鉄道や空港など国がらみの仕事を請け負っているように品質の高さも認められています。
クオリティとプライスの双方を兼ね備えた素晴らしいブランドです。唯一残念なのは日本での知名度の低さ。
もっと有名になってもいいと思うんですけどね。
それでは早速ご紹介させて頂きます。
まずはすぐにでも欲しい厚手のしっかりとしたコットンのクルーネック。3色展開でございます。
生地はバンドールやセントジェームスでもよく使われる厚手のコットン素材を更に厚手に編み立てた生地。
よくあるバスクシャツの生地よりも太い糸を使って似たような組織で編み立てたのではないかと思います。
凄くしっかりとした生地感と随所でヴィンテージスウェットのようなフラットシームでの縫製と首元のガセット。
オールドのスウェットシャツをイメージした一枚です。
スウェットのような起毛感がないのでロンTよりも厚手だけどスウェットよりはライトな着心地を味わえます。
生地だけで考えても一番使えるヤツです。
サイズ感もいい意味で普通。多少身幅にゆとりがある程度。ボトムとのバランスを考えなくてもいいベーシックなサイズ感です。
お次はARMOR LUXのフレンチマリンなイメージが強く打ち出されたフィッシャーマンスモックタイプ。こちらは2色展開。
ユーズドのユーロワークモノが好きな方であれば見たことあるデザインだと思います。
ベースは作業着としてのスモックのデザイン。
オリジナルの作業着としてのフィッシャーマンスモックはデザインと雰囲気は最高ですがサイズバランスがネック。
その辺りのウィークポイントはしっかりと考えられているので抜群のサイズ感とシルエット。
普通はカットソーの生地(編地)ではなくシャツやカバーオールで使われる「織り生地」で作られる事が多いです。
そこは流石の同ブランド。得意のカットソー生地(編地)に落とし込み。伸縮性もあって着易いのがいいです。
生地は「フレンチテリー」(裏起毛されていないスウェット地)。
本来は「裏側」になる面を表にしています。
そのため、独特の素材感がありそれがデザインにマッチしています。
独特の首周りのデザインですが普通にシャツの上に着ても全然違和感はありません。
インナーにボーダーのTシャツやタートルやモックネックを合わせたオールドのワークスタイルもオススメです。
何故か洒落てるんですよね。ヨーロッパのワークウェアのスタイルって。そこはUSモノとの大きな違い。
お次は度詰めのコットンジャージーの長袖ボーダーTシャツ。2色展開。
普通のロンTの生地がしっかりとしたものとご認識頂ければ大丈夫です。
細めの糸を度詰めで編み立てたイメージ。生地自体はそこまで厚手ではありませんがしっかりとしたハリのある生地感。
今回展開している中では一番薄手の生地なんですが高密度だからか独特のハリと光沢感があります。
その生地感がシルエットと相まってシンプルなんですが不思議と存在感のある雰囲気に仕上がっています。
1枚でめっちゃ使えるヤツですね。
2色展開なのですが未掲載のカラーに関しては、早々にマイサイズが完売してしまったので着用は撮っておりません。
もう一色がどんなコンビネーションのボーダーかは店頭にお越しいただくか、オンラインのアップをお待ち下さい。
私、Sサイズ着用しておりますが結構ゆとりのあるサイズ感でした。生地の雰囲気と相まってバランスはよかったですが。
気分的にちょっとゆったり目に着たいという方にはぴったりのサイズ感だと思われます。
お次は今シーズンの展開では唯一のウール混のニットソー。
ウールとアクリルが50%づつの混紡素材。何がすごいって編地でボーダーになっています。
過去展開しているアイテムでもあった同ブランドがよくやる手法。ジャガードで編地を切り返して同色でボーダーに。
生地からオリジナルで編み立てる事ができる同社ならではの拘りの生地ですね。
生地に立体感が出る為、のっぺりとした印象にならないのが特徴です。
シンプルだけど「拘ってます的」なヤツ。ウールアクリルの混紡なのでガシガシ着ても耐久性も期待できます。
アクリル混なのでウールのチクチク感も緩和でき洗い方さえ気を付ければ家庭での洗濯にも対応できます。
洗濯表記はドライなので家庭での洗濯に関しては自己責任でお願いします。
私、Sサイズを着用しておりますが袖が少し長いので折って着用しています。
袖口の幅が広めなので袖丈が短めになるように曲げていただくとオールドのセーターのような雰囲気にも着れます。
1枚でざっくりと着てカッコイイ雰囲気ですね。
18秋冬、同ブランドで私がセレクトしたウェアは以上です。
今回はフレンチマリンなブランドのイメージを損なわない程度に着易いコットンをベースにセレクトしました。
定番的にずっと着れるけど満足感の高いアイテム。
それでいて他ブランドとはデザインや生地、シルエットで少し差がつけれるもの。
どれもかなり重宝するアイテムだと思いますので是非手に取ってお試しいただきたいですね。
本日ご紹介しておりませんがニットキャップもございます。
浅めで形もいいですし、何よりもワッペンがカワイイ。ユニセックスなので男女兼用。
プレゼントにもいいですね。
ラムウールの表記があったのですがラムとは思えない肌触りでした。
主観にはなりますが、ラムの毛足のある雰囲気はそのままに肌触りはメリノと言っても過言ではないかと。
本日ご紹介した「ARMOR LUX」は天白のエクスプローラーのみの取り扱いとなります。
ワークスには御座いませんのでお気を付け下さい。
ウェブのアップは明後日の火曜日を予定しております。
事前のお問い合わせなどは下記からお願いします。
お近くの方は是非店頭まで。
お待ちしております。
鈴木
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