RESOLUTE×KOJIMA CROSSOVER AND OVER BLOG -vol.45-
2016.5.27
45回目。
リゾルトのエイジングを始めてから1年が経過した。
昨年の5月末に購入したと思っていたが、ブログを読み返したところ
購入は5月10日とのこと、なので正確には1年とちょっとだ。
あっという間だったのか、長かったのか。
長かった、実に長かったように思う。
今思えば、3回目ぐらいまでしかまともに書いていない。
残り42回は蛇足だ。
そして43回目の蛇足を投下。
何はともあれ蛇足のテロリズム、ご賞味あれ。
何度も何度も心が折れそうだった。
ド底辺でお先真っ暗な気持ちになっていたところの私。
それでも奮い立たせて履き続けていたところの私。
書いていた内容はほとんどがしょうもないけど、
思えば最高に輝いていたと思う。
無意識で顔を洗い、歯を磨く。
同じようにリゾルトに足を滑らせる。
乾燥機にかけた後は、いつも少し窮屈さを感じる。
それは程よい混み具合と似ていて、ガラガラよりもホッとする。
毎日毎日、デジャヴのように繰り返される行動。
ループしているかのような日々。
車に乗り家をでる。
いつものコンビニでいつもの店員にタバコを間違えられる。
出る間際にすれ違う黄色い車。
ブックオフを横目に駐車場へ向かう。
外で見るリゾルトはなんだか違って見える。
頑張れば報われるという信仰が蔓延する世界で、
頑張っても微動だにしないブスを噛み締めていた。
努力すれば夢は叶うのか？
それは肉じゃがは作れるか？と一緒だ。
手順を踏めば必ず近いものに辿り着くと思う。
もし、手順通りうまくできても、失敗だったとしても、
問題はそれを誰と味わうかだ。
何から手をつければ肉じゃがができるのかも見当もつかなかった1年前の私。
性懲りもなく毎日穿いては洗う。
ギリギリの状態から抜け出せずに鴻の巣でリゾルトを履き続ける。
気付けば私のもとにはブスがいた。
そうして週1回、ブスとの生活をブログに綴る。
プライベートを削りクソを捻り出す。
面倒なことと面白いことは同じだ。
リゾルトエイジング日記は現実から一時的に乖離できる
シェルターだったのかもしれない。
これは愛と勇気とロマンがどうとかの話ではない。
1980年生まれの36歳になるおっさんの戯言だ。
ジーパンが特別でもなければ、最低でもない。
ただ面白そうと思った結果。
「denim actually is all around」
そういうことだ。
あとがき
ジム・ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」から
ヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」に流れ着き、
最終的に辿り着いたのは小津安次郎の「東京物語」。
意図せず逆輸入された。
どの作品にも独特の「間」がある。
それが私にはとても心地がいい。
なによりいい映画を観た後は、街の見え方が変わる。
因みにジム・ジャームッシュの「ゴースト・ドッグ」で
主人公が着ている「すべて熟知」という謎のTシャツ。
ずっと探してます！！
kojima
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