RESOLUTE リゾルト エイジング日記(仮) -vol.38-

2016.4.8

 

 

 

38回目。

 

 

 

 

 

20代のころただ1つのことに夢と銘打って、

東京にて全力で突っ走っていた。

 

 

 

先日、横の席にいるオオハシから聞いた。

スナックに飲みに行った際に、

そこの娘さんが私と同じ夢を持っている聞き、

私に会わせたいと言った。

 

 

 

じゃあ会いに行こう!

とは思わない。

 

 

 

誰かに話を聞いたから、夢に1歩近づくわけじゃない。

ましてや叶う訳でもない。

 

 

 

よく馬鹿にされているいい歳したバンドマンとか

中央線の居酒屋でくだ巻いてる売れない役者、芸人。

学生時代の不良。

 

 

 

彼らには彼らなりのルールがある。

誰でもなれるもんじゃない。

 

 

 

売れなくても続けることは誰でも実際できるものではない。

彼らの人生は必ずロマンチックだ。

私はそう思っている。

 

 

 

恐らくその娘さんに会うことはない。

顏も見たことないし、正直どうでもいい。

 

 

 

バイト先の上司に笑われ、仲間に泣かれ、

親類に怒鳴られてもそれを貫き通した。

漠然となりたいなぁと思いながら全てを断ち切れない

9割の人間よりも辞めるという才能があると信じてる。

 

 

 

東京にいた頃の仲間は結婚して子供が3人もいる。

そいつはまだ突っ走っている。

最高にロックだ。

 

 

 

学生時代からやりたかった職業に就いた若者が、

ただ1人の人間に潰され、その職場を辞める。

やりたかったはずの職業すら離れて全く別の道に進む。

今迄に何度も同じような話を聞き現場を目の当たりにした。

 

 

 

諦めた人間にこんなことを言われてもだが、

世界中を敵に回して生き残ってほしい。

心の底から頑張れと思う。

 

 

 

 

 

 

 

余談だが、(ここまでも余談だが)

東京最後の日に仲間が駅の近くまで送ってくれた。

別れも早々に電車に乗り込みアイポッドをシャッフルで流す。

聞こえてきたのは大好きな曲の1つ。

 

 

 

SUPER BUTTER DOGのサヨナラCOLOR。

 

 

そこから旅立つことは とても力がいるよ

波風たてられること きらう人ばかりで

 

でも君はそれでいいの? 楽がしたかっただけなの?

僕をだましてもいいけど 自分はもうだまさないで

 

サヨナラから はじまることがたくさんあるんだよ

本当のことが見えてるなら その思いを僕に見せて

 

 

 

 

 

夕日がさす中央線。

涙を堪えながら別れたばかりの仲間を想う。

 

 

 

ファッションヘルスの前でお互いの未来を称えあった。

最後まで自分らしくあれたと思う。

 

 

 

 

 

 

 

だから何だって話だけど、

改めてリゾルトのエイジングを頑張ろうと思えた。

 

 

 

 

 

それでは今週の経過報告です。

 

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あとがき

 

 

 

 

歩いてコンビニに行き、

帰り道に桜のある公園で少し休む。

 

横のベンチには犬の散歩途中のおじいさん。

犬にピノを食べさせようとしたが、犬は食べなかった。

立ち去った後にはピノだけが残った。

 

私もピノ食べたい。

そう思いながら老人化を着実に歩んでいることに気付いた。

 

 

 

 

kojima

 

 

 

 

 

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