RESOLUTE リゾルト エイジング日記(仮) -vol.36-
2016.3.25
36回目。
博愛主義(はくあいしゅぎ)
人種・宗教・風習などの違いをこえて、
人間愛に基づいて全人類が平等に
相愛協力すべきであるという考え方。
博愛ってのは、結局、
誰のことも好きじゃないのと同じではないか。
公平と平等は、愛ではあっても恋ではない。
かけがえのない誰か1人を選ぶことは、
言ってしまえば差別なのだから。
「あなたは私の味方じゃないの？」
なんてご都合主義な台詞なんだ。
味方とかではない、中立だ。
強いて言うなら物の見方って話だ。
お前にはお前の見方があり、
私には私の見方がある。
そして第3者には、どちらが正しいかなんてわからない。
いや、正しさなんて最初からない。
あるのは正しさじゃなくて都合だ。
「そうやって逃げるのか？」
逃げの何が悪い？
この世にあるほとんどの問題は、
逃げることで解決するじゃないか。
逃げて先送りにしているうちに、
問題は問題でなくなってしまう。
「今」解決しようと思うから苦労するのだ。
「好きじゃないの？」
好きな奴がお前のことを
好きになってくれるとは限らないのと同様、
嫌いな奴がお前のことを嫌いになってくれるとは限らない。
そして嫌われてくれるとさえ限らない。
「やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい？」
そんなものは負け犬の遠吠えだ。
やらずに後悔した方がいいに決まっている。
やって後悔する方がいいなんてことをいうのは、
やってしまった後悔の味を知らない、無責任な第3者の台詞だ。
一番いいのは、やって後悔しないことだ。
「結果、何も手に入らなくてもいい？」
手に入るかどうかはともかくとして、
自分が何を願う奴なのかってことは、
知っておいたほうがいい。
何を欲しいと思い、どうなりたいと思う、どんな奴なのか。
それを知っておかないとあっさり道に迷ってしまう。
「この変態野郎！」
いいか、言っておくぞ。
私はスカートを穿いた女性を見れば、
それだけでドキドキしてしまうが、
必ずしもその中身を見たいわけではない。
むしろスカートの揺れ具合、
風になびくスカートを見るだけで十分満足だ。
スカートに比べれば中身なんておまけだ！
・・・・・・。
こんな禅問答を繰り返しながら、
私は購入を決断した。
LEVI’S VINTAGE CLOTHING 501JEAN – 1933
またしても浮気相手を作ってしまった。
3本を同時に相手するなんて果たして出来るのかしら。
リゾルトのエイジングはまだ完成していない。
66の加工は１つも手を付けていない。
ここにきての33。
ワイドなシルエットに程良い薄さ。
夏にもってこいじゃないか。
そもそもあれだ、
こんな魅力的な物を仕入れるヤツが悪いのだ。
なんだ？
ん？
私は客か？
はぁー、エイジングって大変。
経過報告。
[着用]：5日。基本的にはPCの前での座り仕事。1日約13時間ほど着用。
[洗濯]：0回。
[乾燥機]：0回。
あとがき
先日の休み、私も洩れなくWorksへ遊びにいった。
その帰りの地下鉄でのこと。
電車内でイチャイチャしてたカップルの男が先に降りた。
後に1人電車に取り残された彼女。
恐らく真顔選手権東海地区第1位と思われる彼女。
さっきまでのフニャ顔から一転してゴルゴ顔。
スマホに何らかを打ち込んでいた。
きっと「任務終了」だったと思う。
kojima
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