RESOLUTE リゾルト エイジング日記(仮) -vol.29-
2016.1.29
29回目。
まったくもってしょうがないのだけれど、
見た目で判断されることが未だに苦手だ。
肩幅があるガッチリ体型なだけでよく食べると思われる。
小食を告白するとガッカリされる。
ヒゲ面にガタイもあいまってお酒強いと思われる。
すぐ真っ赤になるのを見て、ガッカリした顔で以外と言われる。
ゴリゴリのインドア派なのにアウトドア派だと思われガッカリされる。
アレルギー体質だと言うと「えぇぇぇぇ」とまたガッカリされる。
少し真面目な顔しただけで「怒ってる?」と聞かれる。
言い出したらキリが無いが、理不尽だ。
持って生まれたものが多くを占める中で、どうにもならない事が多い。
よく人間中身だよとは言うが、中身を見てもらえるまでのハードルの
高さは容姿によってまったく違う。
もしも私が長澤まさみだったら中身も一瞬で変わると思う。
少なくとも外見と中身はシンクロしていると思っている。
先日、久しぶりにリゾルトを洗った。
モモの辺りが少し色落ちしてきたのだ。
あれだけ文句をを垂れていたが、
ここに来て彼に向ける態度が随分と好意的になった。
改めて問う。
内面を見なければならないというパラダイムでもあるというのか?
否、そうあって欲しいだけだ。
私のリゾルトはついにゲシュタルト崩壊をおこし、
長澤まさみへと再形成されついにパラダイムシフトが起きたのだ。
ついに私は私の望むβ世界線の入口に来た。
何度タイムリープしようとも越えられない1%の壁を越えられるかもしれない。
海馬に強烈に残ったのっぺりとしたリゾルトの記憶を忘却するのだ。
長く辛い日々。
しかし、時間は人の意識によって長くなったり短くなったりする。
相対性理論とはとてもスバラシイものだ。
勝利のときは近い。
あらゆる陰謀にも屈せず、己の信念を貫き、ついに最終聖戦を迎える。
この勝利のため、我が手足となってなって洗ってくれた洗濯機に感謝を。
犠牲となったすべての思いに感謝・・・。
訪れるのは、私が望んだ世界。
リゾルトは再構成される。
己の欠点を省みることができる人間は、いずれ強くなる。
お前もいずれ立派なジーパンになれるだろう。
今はまだ若いだけだ。
まだ始まったばかり。
だが、今回の洗濯で私は小さな希望を手に入れた。
経過報告。
[着用]:6日。基本的にはPCの前での座り仕事。1日約13時間ほど着用。
[洗濯]:1回。
[乾燥機]:1回。
あとがき
居酒屋のカウンターで飲んでいた。
隣の方にやたらマイノリティを連発された話を永遠され、
ほとんど頭に入ってこなかった。
後の座敷では3歳ぐらいの子供が、
小さな声で
「あれから?ぼくたちは?なにかを信じてこれたかなあ…」
ってとこだけなんども歌ってて、妙にグサグサきた。
kojima
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