RESOLUTE リゾルト エイジング日記(仮) -vol.15-
2015.10.16
15回目。
「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」
少し違う気がする。
極論過ぎる。
世の中美人でもブスでもイケメンでもブサイクでもない、
「手頃な人」で溢れてる。
手頃は3日縛りは無い。
3日で飽きないし、慣れない。
そういう人ほど信じられない困難や劇的な事になっていたりする。
因みに今は絶対数の話しはしていない。
果たしてリゾルトは美人かブスかお手頃か。
シルエットは言うまでもなく美人であろう。
ならばエイジングを楽しむと言えば聞こえはいいが、
この面倒な作業はきっとブスだ。
ジーパンという着回しの良さはお手頃と言っていい。
値段は価値観によるところが大きいので横に置いておく。
こう考えるとスグに飽きるけどソレに慣れるし結構お手頃だよね、だ。
人の数だけ人生があるように、穿いた人の数だけジーパンの歴史がある。
色の落ち方もアタリもヒゲも伸び方も千差万別。
そう、いくら憧れたところで他人にはなれない。
私は私なのだから。
あの人のジーパン格好良いな。
俺もあんな風に穿きたいな。
憧れるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
いや、
だから、
それは無理。
人それぞれ違うのだから。
誰かをあまりに意識して生きるのはバカらしい。
サッカーが野球を意識するぐらいバカらしい。
しかし意識するなと言う方が無理なこともある。
目の前にいるミニスカートのお姉さんの足を
見るなと言われても無理ゲーだ。
私は今モーレツに嫉妬している。
私の目の前の席にはバイヤーの鈴木が座っている。
その鈴木が穿いているリゾルトのアタリやヒゲがなんか良い感じなのだ。
一体なんなのだ。
夏の暑さにも負けずリゾルトを穿き続けたのに。
いや、分かっている。
色落ちに目がくらみ、シンナーを吸ってトリップする
若者の様に洗濯を繰り返してきたのだから。
ノペっとしているお前はきっとブスだ。
慣れたはずなのに。
目の前にたまに美人を連れてこられるこの敗北感。
いや、分かっている。
お前は世界にたった１人の私だけの私の為の私のジーパンだ。
私は決して浮気性では無い。
タバコの銘柄だって20年変わらなかった。
好きな物も幼少の頃から変わっていない。
トナリノシバフハアオイ。
そうだそうに違いない。
一時の気の迷いだ。
ちょっと浮ついただけだ。
ごめんよハニー。
お前は運命のクラッシャー・バンバン・リゾルトさ。
地球がなんで丸いか知ってるかい？
例え僕らが離れ離れになったとしても、
再び巡り会うためなんだ。
意味が分からない？
意味なんて必要ないさ。
共に行こうぜベイビー。
そんな訳で洗う事だけがエイジングでは無いので、
しばらく洗濯を控えたいと思う。
今さらながらヒゲやアタリを付ける作業に入ります。
今週の経過報告。
[着用]：5日。基本的にはPCの前での座り仕事。1日約13時間ほど着用。
[洗濯]：1回。
[乾燥機]：天日干し1回。
あとがき
マッサージはほどほどに強い方がいい。
いかにもベテランなおばちゃんに限る。
そう思っているけど私が行く安いマッサージ屋は
人を選ぶシステムはない。
若い女の子が担当してくれたのだが、弱い。
お願いしても弱い。
猫か！って思うぐらい弱い。
私の背中をすげぇフニフニしてくる。
あぁ、そうか間違えて猫カフェ来たのか。
そういう事もあるよね。
猫アレルギーだけどッッッッッ！！！！
kojima
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