RESOLUTE リゾルト エイジング日記(仮) -vol.5.5-
2015.7.31
5.5回目
~事実は小説よりも奇なり篇~
イレギュラーな事態が起きた。
結論から言うと、ここ数日リゾルトを穿いていない。
いや、正確には穿けない。
先日、店の定休日に撮影の準備をしていた時の事。
いつも通りの作業だった。
椅子の上に立ち、自動ドアから入る光を遮断する為に布で目張りをする。
普段ならものの2、3分で終わる簡単な作業だ。
いつも通りなら。
朝、車に乗ってから靴のチョイスを間違えたと思ったり。
普段は絶対に忘れないはずの煙草を忘れたり。
いつもと違うコンビニに寄ってコーヒーが売り切れていたり。
朝からどこか気が抜けていたのか、今思えばいつも通りではなっかたのかもしれない。
決定的だったのは2つある椅子の内、普段使わない方の椅子を使って作業したこと。
その椅子は木製で丸みを帯びた少し不安定な足をしている。
普段であれば鉄でできた少し背の高い椅子を使うのに、その日に限って木製の椅子を使った。
普段からなるべく同じルーティーンで過ごすようにしている。
その方がテンションを保ち易いからだ。
張り切り過ぎたりして上手くいかない事が無い様に。
いつも通り過ごすことを心掛けている。
そうすることで毎日を円滑に進めようとしているのだ。
それなのに何故その椅子を使ったのかはよく分からない。
ただその日は木製の椅子を使って作業したのだ。
ガムテープを使って目張りをするのだが、椅子を登ったり下りたりするのが億劫で、
なるべく遠くまで手を伸ばして作業をしていた。
次の瞬間、椅子が傾くと同時に私の身体は宙で傾いていた。
やはり気が抜けていたのだろう。
こういった状況の時にスローモーションに思えるのは何故なのか。
傍にあった観葉植物や灰皿をなぎ倒しながら、そのままコンクリートの床に転げ落ちた。
何年ぶりに転んだだろうか。
痛い。
私によってなぎ倒された観葉植物や灰皿を横目にしばらく転んだ状態で寝そべっていると、
スタッフが駆け寄ってきて心配しながら散らばった物を方付けてくれた。
その優しさに漏らしそうになっていると、手のひらと膝に痛みが走る。
とても痛い。
特に目立った外傷はなかったので、程無くして起き上がり作業を続けた。
それからしばらくすると今度は腰に嫌な感覚が。
腰を痛めた事がある方はご存知だろうが、腰を痛めた時はそれ独特の嫌な感覚がある。
その日は湿布を張り眠りについたが、朝になっても痛みが引かない・・・。
いつも通りリゾルトを穿いてみたが、ここにきてまさかの事態。
このジーパンのフィット感が裏目に出る。
腰が圧迫されて痛いのだ。
普段あれだけ良いと思っていたものが、こんなにも憎く思えるとは。
あれだけ愛していたのにこの仕打ちは何なのだ。
「どうしたんだ急に?」
「分からないの?自分の胸に聞いてみなさいよ!」
「・・・まさか、あの子はただの同僚だよ。」
「どうだか。私知ってるんだからね!あの子はあなたに気があるのよ!」
「だったらどうしろって言うんだ、俺達は血が繋がって・・・はっ!」
「えっ!?・・・どういう・・・こと・・・?」
朝っぱらから昼ドラみたいな愛憎劇を脳内にて繰り広げながら思った。
うん、こりゃしばらく穿けんな。
エイジング日記を書けない鬱憤から、ただ椅子から落ちて腰を痛めた話しを
だらだら長文で書いてみただけである。
事実は小説よりもクソもない、ただ転んだだけなのだ。
だが、これもいい機会。
木を見て森を見ず。
色落ちに拘るあまりに大切な何かを見失っていたかもしれない。
(エイジング日記だから当たり前な訳だが)
初心に立ち返り思考を巡らす。
最初にお伝えしたのはサイズ選びだったかと。
キツキツで本当に大丈夫なの?と思っている方もまだ沢山いると思う。
そこで今回はこんな写真を撮ってみた。
いかがだろうか?同じ30インチ。
随分伸びているのが分かって頂けると思う。
これを見てサイズ選びの参考になれば幸いである。
あとがき
という訳でタイトルにもある様に今回はvol5.5とさせて頂いた次第。
来週はいつも通り報告が出来るようしかっりと療養したいと思う。
kojima
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