【D.C.WHITE ディーシーホワイト】ラフに穿ける「ゴクアツ」なウールパンツ
2023.12.2
こんにちはこんばんは。鈴木です。
本日は個人的にどっぷりとハマッているウールパンツのご紹介。
昨年も展開していましたが手が回らず買いそびれていたので今年は迷わずゲットしました!
これ、他のウールパンツにはない特徴があるんですよっ。
まずは見て頂くのが一番だと思いますのでこちらっ。
WOOL MELTON TAPERED PANTS – MEDIUM GREY 26,400円(税込)
写真では伝わりづらいと思いますが、このウールパンツ「ゴクアツ(極厚)」なんです。
一般的にイメージするウールパンツでは想像できないレベルで「厚い」。
実は生地が「メルトンウール」。PコートやCPOシャツ、ダッフルコートをイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。
目の詰まった厚手のウール。太番手の紡毛糸で織った後に縮絨を行い、ハリと厚みを出した高密度素材。
厚みは約600g/㎡前後。分かりづらいですがオンス換算で18オンス程度。
冬物のスーツに使うウールで約350-400g/㎡位が一般的だと考えるとこのパンツがいかに「ゴクアツ」かが分かっていただけるかと。
そりゃそうですよね。コートなどに使う位の生地ですからね。
そんじょそこらの軟弱なウールパンツと一緒にしてもらったら困ります笑。
質実剛健、無骨というキーワードがピッタリ。他ではなかなかないでしょう。
昨年ご紹介した時に調べたところ、フィルソン位でしたね。これ位の厚い生地のウールのパンツがあったのは。フィルソンは更に上をいく24オンスでしたけど・・・。
市場でウールパンツを探してみると、イタリアのトラウザー専業ブランド系の流通が多いですね。
そうなるとラグジュアリーで柔らかいウールを使う提案が多いんですよね。
このディーシーホワイトのゴクアツウールパンツはその手のウールパンツとは真逆なアプローチ。
一言でいえば、カジュアルにガシガシ穿きやすいウールパンツ。
このアプローチのウールパンツってホントにないんですよっ。
生地が「ゴクアツ」によるメリットとしては、
・目が詰まっていて厚みがある事によって風を通しにくく保温力に優れている。
縮絨する事で生地の目が詰まるので風を通しづらい。コートなどに使われる事が多いのも納得ですね。
・生地にハリがあるのでストンと落ちてシルエットがキレイに出る。
曲線を多用して体にフィットさせるイタリア的なシルエットというよりは直線的なアメリカンタイプのシルエット。そのシルエットがこの生地によって存分に活かされています。このシルエットで生地が柔らかすぎると野暮ったい雰囲気になってしまう可能性が高いですね。
・ウールパンツにしては耐久性も高い。
生地が厚い分、一般的なウールパンツよりは耐久性も高い。生地が厚くてしっかりしているので屈伸による膝部分の伸びも最低限に。臆せずガシガシ穿けて、且つ膝も出にくいのは嬉しいですよね。従来のウールパンツの概念からは考えられないかと。
懸念点が全くない訳ではありません。
がっしりとした厚手のメルトンウール故、肌触りが柔らかいかと言えばそうでもなく。チクチクするんじゃないか?という懸念も。
参考までに私、ウールのチクチクが苦手な方ですがさほど気になりません。
勿論、対策もされています。化繊の裏地が前側のみ膝下まで付いています。
個人差はあると思いますが想像しているよりは大丈夫ではないかという印象。
私には上記以外の特筆すべき懸念点やデメリットは思い付きませんでした。
では実際に穿いてみます。
まずはド直球にアメトラなスタイリング。
アメリカ東海岸の雰囲気を提案するディーシーホワイトらしくド直球にしてみました。
このどっしりとしたパンツの存在感がアメリカントラッドな雰囲気にばっちりハマります。
そのままのイメージを踏襲しつつ「ヘビアイ」なアウターをプラス。
この手のスタイルにシエラのロクヨンのマウンパは鉄板ですね。
間違いないヤツです。
もう一発クラシック目なスタイリング。
スウェットのショールカラーカーディガン。このヘチマ襟がいいんすよっ。
これの上に何か着るならこんな感じですかね。
先日追加生産分が入荷したエンパイアアンドサンズのジャングルファティーグタイプのジャケット。
アメリカンクラシックなメンズスタイルがお好きな方にはこんな感じのスタイリングがオススメ。
ニットを合わせても良いんですよね~。折角なので入荷したての「アンデルセンアンデルセン」で。
昨年展開したのとは別型のハーフジップに、
こちらは初展開のアンデルセンアンデルセンのハイゲージのクルーネック
このハイゲージクルーがメチャいいんすよ。ハーフジップと共に来週のブログで紹介します。
何気にバブアーに手が伸びて・・・。
鉄板です。
個人的にウールパンツはカジュアルなアイテム、特にスウェットやスニーカーと合わせるのが好き。
このフェルコのスウェットタートルはお肌ヨワヨワな私にタートルネックを着る楽しさを再認識させてくれました。
ローテクスニーカーにウールパンツの組み合わせ、昔から好きです。
上にはデニムジャケット(Gジャン)や、
ベストがオススメですっ。
クルーネックスウェットも間違いなし。
BBキャップをプラスした為、スニーカーだとカジュアル過ぎるかなと感じて足元で調整。この辺りはどちらでも。個人の好みのレベルです。
今シーズン別注して好評だったハーフジップスウェットも。
ちなみにこの別注ハーフジップスウェットですが次の春夏で再生産をする事に決まりました。完売してから問い合わせを非常に多く(特にヘザーグレー)頂きまして。生地と仕様をマイナーチェンジして春夏に登場します。サンプルが出来たらご報告しますね。買い逃した方はお楽しみに!
スウェット以外だとこんなナイロンブルゾンもいいですよっ。
ディーシーホワイトのアイビーリーガーズトレーニングトップの新色。この「サックスブルー」最高っす。新色は「オリーブ」もありますっ。後日改めてご紹介します。
こんな感じで王道のアメトラスタイルからカジュアルなスタイル、ニットなどを合わせた少しキレイ目なスタイルにもばっちり。
特にトップスにスウェットを着る事が多い方はこのウールパンツがあると凄くスタイリングの幅が広がると思います。
普段デニムやチノや軍パンを合わせるところをこのウールパンツに変えて頂くだけでかなり印象変わりますからねっ!
このウールパンツのもう一つの特徴。
ノープリーツのベルトループなしで
両サイドのボタンでウェストの調整可能。左右で調整すると2インチ(5センチ)程度調整できますのでべルトループなしでも安心感があります。
このすっきりとしたウェスト周りの仕様が凄くイイっす。
潔く無駄のないディテールは飽きずに長く愛用する上で大切なポイントでもあります。
あえてイマドキなプリーツ仕様にしていないトコも最高っす。
寒くなってきて冬用のパンツをお探しの方も多いと思います。
選ぶ基準は色々とあるんでしょうけど、やっぱり他にはない、持っていない素材感とシルエットが一番のポイント。
恐らくこのアプローチのウールパンツはお持ちではないと思いますし、一般的なウールパンツを敬遠していた方にもオススメできます。
更にはウールパンツはもう食傷気味だった方にも新鮮に感じて頂ける逸品かと。
ラフに穿ける「ゴクアツ」なウールパンツ、是非一度お試しください!
オンラインは下記からどうぞ。
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私はダブルで直しましたが、「シングル」やミシンでステッチを入れる「タタキ」仕上げもいいですよっ。
その辺りは迷ったらご相談下さいませ。
メールやお電話での通販も可能です。メールや電話での通販御希望の方、サイズの問い合わせなど不明点は下記からどうぞ。
お気軽にお問合せ下さい。
途中でご案内した通り、来週はデンマークのニットブランド「アンデルセンアンデルセン」を紹介します。ヘビーウェイトのがっしりずっしりなイメージが強いと思うのですが、「ウチはローゲージだけじゃないんだよっ!」とアピールするようなアイテムをご紹介しますのでお楽しみにっ。
鈴木
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