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【WORKERS ワーカーズ】シーズンレスで重宝する便利アイテム「Gジャン」

2023.2.11

 

こんにちは。スズキです。

 

来週末に迫ってきた下記イベントもご予約絶賛受付中です!

 

スーツ、ジャケットのオーダー以外にもD.C.WHITE(ディーシーホワイト)の春夏の新作のお披露目も兼ねております!

 

新素材の紺ブレや昨年も好評だったアイリッシュリネンのトラウザーや同型の新素材のトラウザーなどなど。

 

両日はディーシーホワイトのディレクター石原氏から直接モノづくりに対する詳細なコダワリを聞けるチャンス。

 

イベントの詳細は下記をご確認ください。

 

【第13回 オーダージャケット&オーダースーツの受注会 by D.C.WHITE】開催のお知らせ

 

お見逃しなく~。

 

 

 

それでは本日のブログの本題へ。

 

本日は「デニムジャケット」。親しみをこめて以下「Gジャン」でご案内させて頂きます。

 

 

 

 

 

WORKERS(ワーカーズ)←クリック or タップでブランドの商品一覧へ

岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアブランド。ヴィンテージのオリジナルを参考にデザイナー自身で型紙を引き、岡山、広島の近隣の工場で製造されています。デザイナーであり代表の舘野氏が「洋服を自分で縫えるようになった上で型紙も引いて企画販売したい!」という思いで岡山に移った事からスタートしています。古着独特の雰囲気を好む舘野氏は古着を研究し、その製品が作られていたファクトリーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。「それはどんなミシンで作られていたか?」「どんな金具を使っていたか?」「どんなカーブならこの縫い方が出来るのか?」など、そんな技術的な事を考えながらのモノづくり。丈夫で長持ちする事も重視しています。様々なヴィンテージや古着などを収集、時には解体し研究。機能や作りを理解・分析し、現代の洋服に落とし込んでいるブランド。

 

 

といった感じである意味「変態的なモノ作り」をしているデザイナーさん。ルーツを大事にしつつもそれだけではないアレンジ力が魅力です。ただただ、旧いものをコピーすればいい的な作り方でないところが好きです。

 

 

 

それでは早速。

 

 

 

某「リーバイス」の1stよりも前のモデル「213」という品番を基にしたデザイン。

WORKERS (ワーカーズ) DENIM JACKET BUCKLE BACK - 10.5oz RIGHT HAND DENIM

 

 

 

 

 

まずは詳細から。

「某リーバイスの1stよりも古いモデル」云々の前に面白いなと思った襟付け。襟の縫い付け部分。ここがセルビッチ(耳)仕様になっているのが非常に興味深い。実際オリジナルはこの仕様らしいです。

 

デニムの耳部分を使うという事はそこは生地が真っ直ぐな訳です。襟ぐりって普通カーブしているじゃないですか。Tシャツやシャツをイメージしても真っ直ぐではないですよね。

聞いてみた所、当時はそこまで厚い生地を縫えるミシンが無かったからこの仕様なのではないかと。なるほど。確かにミミ部分を使えば解れる心配はないので生地を折り返す必要はないですし。そうすれば縫う箇所の厚みが抑えれます。「1st」が生産されていたのが1950年前後のはずですからその前のモデルを参考にしているとなると、かなり昔の仕様。今見るとかなり新鮮。当時はこれしか縫えなかったからこの仕様なんでしょうけど・・・。

 

胸ポケットはフラップ付きの左胸片ポケ仕様。

フラップの裏側もコダワリの別布仕様。

 

 

カフの仕様。

リベットによる補強がされた仕様。リベットの突起部分に小さい丸い点のような凹みがありますよね?リベットを潰した跡が点のように残るタイプのリベットを使っています。コレもデザイナーさんのコダワリ。言わなきゃ誰も気づかない。。。

 

 

背面はサイドで2か所プリーツをとり、裾部分で針シンチで調整する仕様。これにより可動域が確保されているので凄く着易いです。

内側は前立て裏、裾部分にセルヴィッチを使った仕様。

背面のシンチ。このリアルに「針形状」のシンチも今ではどこも使わないですからね。生地を打ちぬいてしまうと着用したまま座った時に椅子やソファーを傷つけかねないのでお気を付けください。

 

 

 

最近のブログではあまり各ディテールの詳しい説明を書いていなかったので久しぶりに書いてみました。

 

蘊蓄お好きな方(私は大好きなんですが)には喜んで頂けますかね???

 

いやいや蘊蓄なんてどうでもいいよ、着た感じはどんなんだ?という方もいらっしゃるでしょう。

 

 

 

こちらです。

172センチ60キロで「36」を着用。

オックスフォード生地のシャツの上に着ています。まだ中に着込める余裕があります。

 

 

 

 

 

まだ今ぐらいの時期(2月上旬)だと現実的には「Gジャン」をインナーとして使って更に上に重ね着するのがよろしいかと。

Gジャンの上にショールカラーカーディガン

 

 

 

Gジャンの上にジャングルファティーグタイプのジャケット

 

 

 

Gジャンの上にカバーオール

 

全てインナーとして「Gジャン」を着てみました。

 

 

 

 

 

 

もう少し暖かくなれば一番上のアウターとして着用。

インナーはカリフォークスのスウェットパーカーにボタンダウンシャツのタイドアップ

 

 

インナーはフランネルのボタンダウンシャツの上にボアフリースのハイネックベスト。

 

 

インナーはギットマンのキャンディーストライプオックスにEGのカモ柄のカーディガンジャケット

 

 

インナーはバーバリアンのラグジャー、EGのリップストップのフーデッドブルゾン。

 

 

インナーはギットマンのキャンディーストライプにタイドアップ。

 

 

身幅、アームホールにゆとりがある作りなので前述の通りインナーに結構着れちゃいます。

 

その為、Gジャンが一番上でもそれなりの防寒対策が可能です。

 

 

 

 

最後はデニムonデニムで。

「デニムオンデニム」。苦手意識ありましたが着てみると意外と着れるものですね。

 

同生地セットアップじゃないと成立しづらいかと思っていましたが別ブランドのデニムパンツ(ダブルアールエル)とも問題なく。

 

上下で濃淡をはっきりと分けた方が着易いと思い込んでいましたが、上下別ブランドの「濃い×濃い」でもよかったです。

 

私の好み的に「カジュアル&ラギッド」になりすぎないように足元やインナーを少し工夫。

 

似合う方にはインナースウェットで足元アイリッシュセッターなんかのドアメカジな雰囲気もよろしいかと。

 

 

 

 

 

それぞれ何パターンかアウター使い、インナー使いで着てみましたが「着まわし力」が抜群過ぎませんか?????

 

ちなみにこのGジャン、今シーズンのメーカーさんのラインナップでは2種類の生地の厚みがありました。

 

「13.75オンス」と「10.5オンス」のデニム。当店で展開しているのは薄い方の「10.5オンス」。

 

こちらの方が重ね着も含めて年間通して着易いと思ったのでこちらにしています。

 

 

 

 

 

 

 

重ね着という観点でも凄く使えるアイテム「Gジャン」。

 

ワーカーズのソレはまんまの昔の復刻ではなく程よくアレンジもされています。

 

まんまの復刻でなく色々ミックスなところが逆に着易かったりもします。

 

このアレンジがミソ。やり過ぎるとダメですし、やらなさすぎると昔のまんまになりますし。

 

この塩梅が良いのです。

 

既に「Gジャン」をお持ちの方もお持ちでない方もオススメですので是非お試しください。

 

 

 

 

 

下記からオンラインショップをご覧頂けます。

 

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インディビジュアライズドシャツの別注シリーズ第一弾が入荷!私の好みズバリの一枚。職権乱用と言われても仕方ないレベルで。近い嗜好の方はお楽しみに。来週のブログでご紹介しますっ!

鈴木

 

 

 

 

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