【EAST HARBOUR SURPLUS イーストハーバーサープラス】3本針環縫い仕様のイタリア製ワークパンツ
2022.2.26こんにちは。鈴木です。
本題に入る前にお伝えしておきたい事が3点ございます。
1点目。
DC WHITEの紺ブレの4月中旬納品分は予約で完売致しました。次回は9月頭の秋冬分。ここで最終生産になるとのアナウンスがメーカー様よりございました。そうです、とうとうデッドストックの生地が終了になるとの事。入手できた方は安堵ですね。そうでない方は9月分をお見逃しなく。
2点目。
紺ブレと同じく「DC WHITE」のチノパンのベージュ、ネイビー共に44は完売しております。次回再生産分の入荷は5月予定。こちらもご予約可能ですので買い逃した方はお問い合わせ下さい。
3点目。
大変お待たせいたしましたがオールデンのカーフのローファー2色（981，984）がやっと再入荷しました。予約で既にサイズが欠けておりますが数足フリー在庫がございます。サイズ合う方はお見逃しなく。ご予約頂いた方は長らくお待たせしてしまい本当に申し訳ございませんでした。ようやくお客様にご案内できる事を嬉しく思います。何それって方は下記の過去ブログをご参照下さいませ。
2021.3.4 【ALDEN オールデン】定番だけど流通していないアメリカ本国仕様のペニーローファー
取り急ぎ、大事なご案内をさせて頂きました。
春夏の入荷もラッシュを迎え、日々楽しい入荷作業に追われております。
先週末にかけてバーバリアン別注、オールデン、インディビジュアライズドシャツ別注、ダブルアールエルとてんこ盛り入荷。
かなり楽しい店内になってきました。ただ、これだけの量が入荷するとオンラインへの新作アップにお時間頂きます。
気になる方は来店されるかメールや電話にてお問い合わせ下さい。
では本題に。
本日は先週お伝えした通り、「EAST HARBOUR SURPLUS – イーストハーバーサープラス」のパンツをご紹介いたします。
まだまだ知らない方が多いブランドだと思うのでブランド紹介もご一読下さい。
EAST HARBOUR SURPLUS – イーストハーバーサープラス
「MILITARY UNIFORM」「HARBOUR」をコンセプトとして掲げ、クオリティの高い素材と生産背景に拘ったメンズウェアブランド「EAST HARBOUR SURPLUS(イースト ハーバーサープラス)」。50年代～60年代のクラシックなメンズウェアを背景にした物作りは厳選されたイタリアの工場で行われ、使用する素材もイタリアや日本の上質な物を使用。単純に製品の完成度だけではなく、魅せ方まで含めてレベルの高い物作りをしている要注目のブランドです。2020年秋冬から日本に代理店ができて国内本格上陸。
早速。
入荷してから穿けば穿く程に不思議な魅力を持ったパンツだなと日々実感しております。
ワークパンツなんだけど5ポケットの要素も兼ね備えていて太くもないけど細くもなくて。
穿く前は凄く普通な印象なのに穿いてみると「なんかいいな、これって」。繰り返し、毎日のように穿きたくなる普通さ。
以前、同ブランドで意欲的に展開していた軍パンモチーフなモデルほどのファーストインパクトはないけどジワジワくる系です。
なんだかんだ普段のスタイリングで結果的に一番よく穿いて、後々買ってよかった～って思うタイプ。
買った時の満足感よりも買ってしばらく経った後の満足感の方が圧倒的に高いヤツだと確信しております。
前置き長くてすいません。
こちらです。
CECE WORK PANT WASHED COTTON LINEN CANVAS – WHITE 27,500円（税込）
CECE WORK PANT WASHED COTTON LINEN CANVAS – MILITARY GREEN 27,500円（税込）
CECE WORK PANT WASHED COTTON LINEN CANVAS – SAND 27,500円（税込）
こちらの3色はコットンリネン混紡のキャンバス織りの生地。
172センチ60キロで全て「44」を着用。シャツをインして少しウェストにゆとりがあります。
で、生地違いのデニム。
CECE WORK PANT WASHED 9oz DENIM – INDIGO 27,500円（税込）
こちらも44を着用しております。サイズ感はコットンリネンキャンバスとほぼ一緒です。
先週もお伝えした通り、見た目は割りと普通なんですがコレがジワジワきますっ。
基本的な縫製仕様はワークパンツ的な3本針環縫い仕様。
脇縫い、股ぐりも同様の3本針仕様。
バックヨークで切り替える仕様は５ポケットなのか、たまに見かける5ポケットの延長上にあるヨークありのペインターパンツなんかの意匠でしょうか。このヨークのお陰か平面的な作りが多いワークパンツにおいて立体的な腰回りに感じます。
ウェスト部分からヒップ部分にかけてのシルエットに無駄が無いように感じます。かつ、ヒップから腿にかけてのラインもキレイ。
ルーズ過ぎず、ピタピタ過ぎずといった印象です。
お尻優先でウェストの後ろ部分に余りが出たり、ウェスト優先でお尻周りがタイトかのどちらかのパターンってありますよね？
カーブを多用するトラウザー的な作り方なら別でしょうけど、直線的な作りが多いワークパンツでは上記どちらかの問題が出る事が多い気が・・・。
前述のような問題がしっかりと修正、アレンジされた「大人も穿きやすいワークパンツ」という印象です。
あくまで私の考察ですが、この「ヨークあり仕様」によるメリットはかなりあるのではないでしょうか？
作るのは1工程追加なので大変なんでしょうけど・・・。
もう一点、このパンツのオススメポイントは「生地」。
コットンリネン混紡素材なので夏まで穿けます。
大きなポイントですよね。特に夏でもショーツを穿かない、穿けない方には是非オススメしたい。
夏に穿ける長いパンツって思った以上にないですからね。
暖かくなってアウターを脱ぐ時期、シャツやカットソー、Tシャツ1枚になった時にこのパンツが本来の力を発揮します。
コットンだけでは出せないコットンリネンキャンバスのムラ糸の雰囲気や3本針縫製によるステッチのパッカリングがシンプルな装いになればなるほど存在感を発揮。
一見、普通なんですけどね～。ジワジワくるんですっ。
そんなこんなでおっさんが穿いてもラフ過ぎない「大人のワークパンツ」的な仕上がりな訳です。
なんにせよ、この手のワークパンツはアメリカブランドの得意とする所でヨーロッパブランドでは意外とありません。
実際、全くない訳ではないのですがその手のブランドって余計な事しちゃうんですよね。要らないモノ付けたり、やりすぎな加工感とか・・・・。
あくまで節度のある加工感とデザインでイタリアブランド得意の抜群のシルエットや作りこみの上手さがこのブランドの良さ、強みです。
見ただけではなかなか伝わらない部分だと思うので機会があれば（機会を作って？）是非穿いてみてください。
先週ご紹介した英国軍由来のミリタリージャケット、本日ご紹介のパンツに加えて、毎シーズン人気のベースボールキャップもございます。
下記からオンラインページをご覧頂けますのでご確認下さいませ。
【EAST HARBOUR SURPLUS – イーストハーバーサ－プラス】2022年春夏ラインナップ←クリック or タップ
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最近は日々の入荷が多くて物欲にまみれております。大分暖かくなるみたいですし春物探しには絶好のタイミングですよっ。
鈴木
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