RESOLUTE リゾルト エイジング日記(仮) -vol.7-
2015.8.217回目。
お盆休み、実家に帰って昔買った501XXを掘り出してきた。
クローゼットの中から汗だくになりながら必死に探した。
奥の方で丸まっていたソレはまるで長い間主人を待ちわびていたハチ公。
待たせたな。
抱き寄せた瞬間。 私は酷い目まいと頭痛に襲われ反射的にハチ公を部屋の壁に叩き付けた。
「くっせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええ」
いやいや、素手で持つのも憚れる位に臭い。
慢性鼻炎の私の鼻を簡単に貫通するソレは最早「核兵器」。
「はっ!?はぁ!?なにこれ!?」
「えっ?なに??どういうこと??」
「はぁ!?やばくない!?なに!?なんなのこれ!?」
普段温厚で怒る事を知らず、周りから仏の小島さんと呼ばれているはずの
私でも流石に荒ぶってしまった。
マスクと軍手を装備して、取り出しながら思う。
何故あの頃しっかりと洗濯しなかったのか。
以下、思い出。
(ジーパンは洗ったら駄目なんだよ。分かる?)※当時の彼女に息巻く私。
(お前洗ったの?ダッセー。そのジーパンもう価値無いね。)※友達にイキる私。
(洗ったの!?なに勝手に洗ってんだよ!)※母にキレる私。
何故だ、何故洗わなかった。 若気の至りとは言え、何たるダサさ。
ドクにデロリアンを改造してもらい、過去に戻ったならばこの気持ちを伝えよう。
「ジーパンは洗った方が良いんだよ。弱くなるし、何よりも臭くなるからね。」
「いいかい?服は洗わなければダメなんだ。絶対。」
「人の理を犯してはいけないんだ。」
話しを戻すが、取り出した501XXを洗濯して消臭剤をふりかけ、 1日中外に放置したが臭いは取れぬまま。
このままにして人類を核の危険にさらしてしまう前に土に埋めようか検討中。
そんな中、こんな記事を見つけた。
臭いジーパンは洗濯するのではなく、冷凍庫で冷やすといいらしい。
ウ・ソ・だ・ろ・?
試そうか否か。
真空パックして冷凍庫に入れるらしい。
しかし記事では結果に触れていない。
何故だ・・・。
1人暮らしの我が家の小さな冷凍庫に入れるには勇気が足りん。
こうして青春の501XXが服としての使命を終わらせようとしている。
7万も8万も出してヴィンテージは買えぬ今、改めて思う。
レプリカジーンズがあって良かった。
リゾルトがあって良かった。
しっかり洗って大事に育てよう。
そしていつか自分の子供に教えよう。
「ジーパンは洗えよ。大人になったら分かるから。」
いや、その頃にはもっと画期的なデニムや生地や洗濯機があるかもしれない。
もっと別な道具があるかもしれない。
たかだか35年の人生でも色んな事において劇的に変化を遂げている現在。
服のあり方もまったく変わっているかもしれない。
もしかしたら近い将来、日本はヌーディストカントリーになっているかもしれん。
そうなったら私はパーティーピーポーとなり一晩中気が触れたように踊り狂うのだ。
ではでは2週間分の報告を。
[着用]:10日。基本的にはPCの前での座り仕事。1日約13時間ほど着用。 お盆休みはほぼ穿いていない。
[洗濯]:2回 [乾燥]:0回(2回共にベランダにて裏返して干しました。)
何故なんだ。
いや変わってるのか??
あとがき
掘り出している最中に懐かしい物を見つけた。
私は中学生の頃パンクスという人種であった。
そのころに使用していたラジカセ(←死語だろうか)。
中二病的な落書きとおびただしい数の鋲が付けられていた。
これは恥ずかしい。
これもいつか子供に見せてやろう。
kojima
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ALDEN–53511 BLACK CORDOVAN PLAIN TOE
2015.8.21ALDEN — 53511 MODIFIED LAST PLAIN TOE OXFORD
ここ1~2年で市場から姿を消したオールデンのコードバンプレーントゥ。
勿論、生産はされているのですが、需要に対して全く供給が追い付いておらず、
なかなか市場に並ばないという事態が続いてます。
そんな中、かなり久し振りにブラックコードバンのプレーントゥが入荷しました。
今回入荷したのは、モディファイドラストのプレーントゥ。
一番の定番であるバリーラストの9901とはまた違ったフォルムが魅力のモデル。
今回は8H~9Hと、比較的大きめのサイズでの入荷です。
特にプレーントゥは革の取り都合の関係もあって、キャップトゥやVチップに比べて圧倒的に入荷が不安定。
見つけた時がタイミングです。是非!!
そしてこちら、本日から開催です。
オールデンついでにジャケットのオーダー如何でしょうか(笑)
お待ちしてます!
Shimizu
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King Of King “White’s Boot”
2015.8.21今日は前置きナシ。
イキます。
1年振りにこのブランドが帰ってきました。
White’s Boot
世界からKing Of Bootsと称されるホワイツ。
足に吸い付く様なフィットが得られるインソールの作りと無骨な作り。
それでいてどこかエロく、大人の色気すら感じるブーツ。
今までにそんなブーツがあっただろうか。。。
当店がオーダーしたのはもちろんこの形。
White’s-Semi Dress 3 Speed Hook
すっかりお馴染みになったセミドレス。
ホワイツの中でも唯一5インチハイトという特殊な高さを持つ特別なアイテム。
正直もう展開できないかと思っていたのでホッとしております。。。
一番のポイントはこの3つのスピードフック。
通常は2フックか全ハトメなのですが、3つにする事により履きやすさが向上。
これだけでだいぶ違います♪
そしてヒールはお馴染みの削り取られたかのようなラウンドヒール。
横から見ると足の形に沿ったヒールなのがよくわかりますね♪
レザーはセミドレスのオリジナルレザー、ブラックドレスとブラウンドレス。
華美なレザーは使わず、使い易いように仕様を変更する。
これが本当の意味での別注だと思っています。
相変わらず抜群のフィット感は健在。
土踏まずにしっかりサポートがあり重い靴ではありますが、
そのストレスを感じない驚きの作り。
アイレットが多くないのにフィットがしっかりあるシューズは本当に少ないです。
上の写真はブラックドレス。
ブラウンのエッジとのコントラストがまた渋いです◎
正直夏はあまり出番がありませんが、
秋冬始めで最初に足入れする時に毎回履き心地に感動できる。
本当に毎回感じられるアイテムも少ないと思います。
最強の相棒と言っても過言ではありません。
履き込めば履き込むほど自分の顔になり愛着も倍増。
綺麗に履くかガンガン履くかも選べる楽しさ。
どちらも選べるセミドレスを直訳すれば「準ドレス靴」。
可能性を広げてくれる当店の王様。
1年振りの凱旋です♪
是非お試しを◎
それでは。
miura’s Instagram@mos0
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